SHIINBLOG

ドラえもん感想(天の川で星釣りを&ねがい星)

 

2018年7月6日放送分  ネタバレ注意!

 

 

●ドラドラまちがいさがし
今週は「夏だ!山だ!野比家のキャンプ」から出題。 ジャイアンゴリラ、まさかの再登場。

 

 

 

天の川で星釣りを(アニメオリジナル)
七夕祭りにやってきたのび太くんとしずかちゃん。
しずかちゃんのために「きれいなほし一つください」と短冊に願いを込めるのび太くんですが、
笹の中に潜んでいたジャイアンスネ夫から「星なんて手に入らないよ」とバカにされてしまう。

 

それにしても、あの2人はなんで笹の中に隠れていたんだろう?
当初は突然飛び出してのび太くんとしずかちゃんを脅かすつもりだったけど、
のび太くんがあまりにも突飛な願い事を書いていたので、思わず飛び出てしまったんだろうか?

 


そんなのび太くんの願い事を聞いたドラえもん
てっきりドラえもんのび太くんのことをバカにするのかと思いきや、「素敵じゃない!」「すごくロマンチックで夢のある願い事だ!」と力を貸してくれることになりました。

年に一度の七夕でご機嫌なのか、今日のドラえもんはいつもよりテンションが高いぞ!

 


というわけで、ドラえもん総指揮による星のプレゼント作戦がはじまった!

まずは言われるがままに、笹の葉で「笹船」をつくるのび太くん。


続いて、タケコプターで夜空に飛び出すと、
ドラえもんが手ごろな雲に『雲固めガス』を吹きかけて土台をつくります。
さらに『うき水ガス』で水辺をつくり、その中に『星釣りオイル』を注ぎ込めば、あら不思議。
『星釣りざお』で星を釣ることができる、立派な星釣りポイントが出来上がったのでした。

 


先ほど作った笹船をビッグライトで大きくして、雲の上で星を釣る。
見ているだけでもうらやましい、ムード満点で非常にロマンチックな光景である。

しずかちゃんもここに連れてきてあげれば、きっと喜んでくれたに違いないぞ。

 

 

この星釣りをするために使われた道具たちを、
ドラえもん『星釣りセット』という名前でひとまとめにして呼んでいた。

 

『雲固めガス』『浮き水ガス』の2つは前からある道具なので、
実は22世紀の世界だと、この「星釣り」が新たな夏のレジャーとして認知されており、
未来の世界では七夕のシーズンの時だけ、このようなセット商品を売っているのかもしれない。

うまい例えが思いつかないけど、水着パンツといっしょにゴーグルや水泳キャップも売ってたら便利、みたいな感じでしょうかね。

 

そもそも、「21エモン」で火星が人気の旅行地になっていたように、
本物の天の川だって、22世紀の世界では観光地として開拓されちゃってる可能性だって無くはない。

 

「天の川ランド(仮称)」では、

天の川ラーメンや天の川ソフトクリームが食べれたりとか、実際に天の川で泳げるプールがあったりとか、
織姫ロボットや彦星ロボットによる、例の七夕の話を再現するショーなんかが毎日行われていたりするのなら、是非一度行ってみたいぞ。

 

いやあ、アニオリのひみつ道具から未来の世界を妄想するのってホント楽しいですね!(結論)

 

 

気が済んだところで、話を元に戻しましょう。

「星の等級」や「土星の輪っかも実は小惑星で出来ている」などといった宇宙豆知識も取り上げつつ、星釣りざおで次々と星を釣りあげていくドラえもんのび太くん。


釣り上げた星は『四次元鑑賞ケース』に入れて、ゆっくりと鑑賞することもできます。

 

星が釣れると聞いていたので、てっきりクリスマスツリーのてっぺんにあるヤツみたいな星がたくさん釣れるのかと思ってたら、
『星釣りオイル』を注いだ池では、惑星そのものを小さくした形の、丸っこい星が釣れる様子だ。

 

しかも、この池は実際の宇宙と繋がっており、釣った星は実際の宇宙空間からも消滅してしまうというものすごく危なそうな効果までついていた。
もしもこの道具で、うっかり太陽とか地球を釣りあげてしまったらどうなるんだろう?

 


それに本編を見ていると、
のび太くんが彗星を釣り上げたことで溺れかけたり、突如あらわれたブラックホールに吸い込まれそうになったりなど、
「星釣り」はロマンチックな光景とは裏腹に、意外と死と隣り合わせなレジャーのようだ。
楽しいピクニック感覚で星釣りに臨んだら、終わるぞ!

 


そんなわけで、しずかちゃんにあげるプレゼントの星は『星引き網』で一網打尽にすることに。

 

それが原因なのかはわかりませんが、
池から飛び散った彗星が前述の七夕祭り会場を暴れまわったせいで、祭りを壊した犯人だと誤解されたジャイアンスネ夫が実行委員の人たちに追いかけ回されるというくだりがありましたが、

話の本筋とは特に関係ないのでその詳細ははぶきます。

 


約束通り、しずかちゃんにたくさんの星をプレゼントしてあげたのび太くん。
先ほど使っていたものよりもサイズが大きい、スノードーム型の『四次元鑑賞ケース』で星たちを鑑賞。
星の輝きによって生み出される幻想的な光景に、しずかちゃんも大満足なようでした。


ただ、ドラえもん達が『星引き網』で天の川の星をゴッソリ持っていってしまったせいで、
夜空には、星の一部分が完全に消滅した天の川がくっきりと浮かび上がっていた。

 

しかも、肉眼でもわかるほどのレベルで天の川の一部が消滅していたので、
今ごろ世界中の天文学会が大騒ぎになっていそうだ。どうすんだこれ。

 


この事態を知って、あわてて星を元に戻そうとするドラえもんのび太くんでしたが、
しずかちゃんからの「今日は七夕だから、織姫様と彦星様が会えるように今夜だけこのままにしてあげてほしいの」というお願いを聞き入れ、
ゆっくりと、夜空を見上げることにした2人。

七夕のような、実にロマンチックな余韻で終わるお話でした。

 

 

 

●ドラドラニュース●
・7月に入ったので「ドラガオじゃんけん」の商品もリニューアル。
 50ポイント以上で「ドラえもんひみつ道具マジック とりよせバッグ&バイバイン」を30名様に、
 100ポイント以上で「ドラえもん ステップアップパソコン」を20名様にプレゼント。

 

・「テレ朝夏祭り」で行われるARアトラクション「クジラと謎のパイプ島」の宣伝のため「ひみつ道具クイズ」はお休み。
 7月中はずっとコーナーお休みになりそうな予感が。

 

 


ねがい星(コミックス10巻収録)
1本目は星をプレゼントするお話だったけど、2本目は星がプレゼントをくれるお話だ!


ただし、プレゼントをくれる『ねがい星』はそそっかしいので、お望みどおりのものが貰えるかどうかは未知数。
連載初期のドラえもんの魅力であるドタバタ展開を楽しめる一本です。

 

 

『ねがい星』は本当にそそっかしく、
「タイ焼きが欲しい」と願ったら、「タイヤと木」が落っこちてきたり、
お菓子欲しさに「お菓子だ!」と願えば、「お頭!」と慕う忍者があらわれたり、


「あたらしいボールが欲しい」なら、あざらしポール(外国人)が出てきたり、
「あたらしいマイクが欲しい」と願えば、あざらしマイク(外国人)が出てくるなど、本当に間違えが多い。

 

こいつ、ワザとやっているんじゃないだろうな?

 

そりゃドラえもんもこの道具を捨てたくなるわけだ。
おそらく、ドラえもんも「どら焼き」を頼もうとしたら楽器のほうの銅鑼と、大木が頭上に落ちてきた恐怖を経験しているに違いない。


それにしても、ねがい星が間違えて出してきたダジャレを瞬時に理解するジャイアンスネ夫たちは地味にすごい。
おフランスのカバン」が「フラダンスをするカバさん」になってるのに気づけるって、けっこう難しいぞ。

 


この回が放送された当時は、九州北部豪雨で各地に被害が出ていた中だったので、
スネ夫のび太の部屋に雨を降らせようとしたら、雨が飴になってのび太たち大喜び」というオチにクレームがついてこないか心配だったけど、
よく考えたらスネ夫のママが欲しがった『香水』が『洪水』になる」というくだりのほうが、よっぽどヤバかった。

 

でも、そのくだりは、
今回のアニメだとスネ夫のママの『ストール』が『スコール(雨)』になる」と改変されていたので、まあ一安心でした。

 


あと、話のラストでねがい星がしゃべったのが一番びっくりした。
誰が「ねがい星」の声を演じたんだと思って、エンディングのスタッフロールを凝視してみたけど、詳細は書かれておらず。

うーん残念。

 

といったところで、今週のドラえもんはここまで。

 

 


●ドラドラニュース●
先週・先々週と視聴者からのイラスト紹介つきで流されていた「ドラえもんえかきうた」ですが、
今週は久しぶりにプレーンの状態で放送。

 

 


■次回予告■
来週7月13日は「マイナビオールスターゲーム 第1戦」中継のため、お休み。

 

次回の放送は7月20日
「いきものおりがみ」「きもだめしめがね」の2本をお送りします。

 

 

前回の感想:ドラえもん感想(録験機でたのしもう&アセッカキン) - 原子おはじき

ドラえもん野球盤

ドラえもん野球盤

 
天の川が消える日

天の川が消える日