かんたんかわいいキャラクターべんとう ポケモンと人気者たち
出版社:小学館
初版発行日:1998年4月10日
定価:950円(税抜)
全90頁
先日富山県に行った際に見つけた、お弁当のレシピ本。
今でいうところの「キャラ弁」のつくりかたが、たくさん紹介されています。
20年前の本ですが、お弁当のレシピ自体は使おうと思えば今でも使えるんじゃないかと。
そして自分は、
この本の表紙に写っているドラえもんが気になってしまったので、つい購入してしまいました。
弁当作る気は今のところ皆無。
この本では、表紙のドラえもん弁当以外にも、
ドラえもんをモチーフにしたさまざまな弁当のレシピが写真つきで紹介されているので、
あまり料理やらない人でも、それなりの見ごたえはあるかと思います。
みなさんは、どのドラえもん弁当を食べたいですか?
アニメ『ドラえもん』でも一時期、ドラえもんのキャラ弁の作り方を紹介する『宝島クッキング』という企画が放送されていたのですが、
ドラえもんの体の色を表現するために「青いふりかけ」なる謎の食材が使われていたことが強く印象に残っています。
この本のレシピの中に、この謎の食材を使っているお弁当はひとつもなかったので、
おそらく「青いふりかけ」というものは、ここ20年のうちに発明された新しい食材なんでしょう。
この20年でキャラ弁も進化しているんですねえ。
この本も、20年前のキャラ弁文化が知れる歴史的な資料といってもいいのかもしれませんな。
本の内容自体は、1998年当時大ブームを起こしていたポケモンのキャラ弁レシピが中心になっていましたが、
他にも、クレヨンしんちゃんやアンパンマンなどといった人気キャラクターのレシピも収録。
懐かしいところだと、
当時放送中だった『星獣戦隊ギンガマン』のキャラ弁レシピも載っていたりするところに時代を感じます。
これやってたのって、もう20年前の話なんですね。
当時モノとしては、ファンファンファーマシィーの姿も。
これも20年前ですか。やってたな~。
ぽぷりちゃん弁当。
これ30代前後の人にとっては、たまんないんじゃないですかね。
巻末には、キャラ弁づくりに使えるキャラクターの型紙もついていたのですが、
前の所有者の手によって、ステキな着色がほどこされていました。
塗り絵だと勘違いしたのかな?
でも、意外とうまい。
こわい