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光永康則『怪物王女ナイトメア』第1巻発売! 「怪物王女」読んだことのない人でも楽しめる一冊!

 

光永康則先生の最新作!

怪物王女ナイトメア』第1巻が、5月9日(水曜日)に発売されました。

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タイトルと表紙でわかるように、

2007年にアニメ化もされた作品怪物王女がこのたび新シリーズとして少年シリウスに帰ってきました!

 

 

今まで『怪物王女』を読んだことのない人でも、新しい作品として楽しめる内容になっていますし、

 

「『怪物王女』ならむかし読んでたよ」って人なら、

前シリーズとの描写の違いなどを確認しながら読むこともできるので、なお楽しめる!

 

 

怪物王女』未読者も既読者も、

とりあえずは試し読みから第1話を読んで、この作品の面白さを判断してみてください。

 

 

<試し読み>

akm.md-dc.jp

 

 

 


そんな記念すべきコミックス第1巻に収録されているのは、こちらの4話。

 

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第1話「回帰王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第2話「宿仮王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第3話「人形王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第4話「捕食王女」

 

各話の感想については、ネタバレ踏むの覚悟で上のリンクの記事をそれぞれ見てください。

 

 

 


さて、前シリーズ『怪物王女』の単行本のお楽しみと言えば、
ほぼ全巻の巻末に載っていた描き下ろし漫画「地獄に道連れ!ケルベロッテちゃん」が欠かせません。


もちろん、新シリーズ『怪物王女ナイトメア』の単行本にも彼女は登場しています。

よかったですね。

 

 

コンプライアンスうんぬんで騒がしい昨今ですが、ケルべロッテちゃんの時事ネタを雑にいじりまくるスタイルは今も健在だったので一安心。


単行本発売当時に世間で悪目立ちをしてしまった人間は、この描き下ろし漫画でネタにされてしまう運命が待っています。

みんなも、この漫画でネタにされちゃうようなことは決してやらないように。

 

ちなみに今回は、血のついたカラオケのデンモクが物語のキーアイテムになっていました。

なんの時事ネタなのかは内緒。

 

 


あと、以前もブログで書いたことなんですが


第3話で姫様が特徴的な月のことについて触れていたりとか、
新シリーズで新しくタイトルにくっついてきた単語である「ナイトメア」の意味を見るに、


自分はこの『怪物王女ナイトメア』と前シリーズ『怪物王女』が「そういう繋がり」なんじゃないか?と

勝手に思っていたわけですが、

 

この度のコミックス描き下ろしの中で「本編が『そういう繋がり』なのかどうかはわからない」的な発言が飛び出したので、また謎が深まってしまった。
(新しくタイトルにくっついてきた単語「ナイトメア」も、別に『そういう繋がり』を意味している物ではないんだとか)

 

 


この発言自体が読者を騙すためのハッタリという可能性もありますが、

とりあえずはそんなことを考えなくてもいいし、
前シリーズを読んでいない新規読者さんも安心して『怪物王女ナイトメア』を読んでほしい・・・みたいな事も書かれていました。

 

とにかく気楽に読んでくれ! ってことなんでしょうね。

 

 

まあ無いとは思うけど、これがもしも「とりあえず否定してみたけど、実はまだ何も考えてない」とかだったらどうしょう。

「原稿を描きながらストーリーを考える」藤子A先生スタイルで漫画を描くのは、かなりムズかしいことだぞ!

 

 


上記の描き下ろし漫画の内容については、

ネタバレ防止のためにかなりぼやかして書いたので、

 

「さっきから何言ってるのかさっぱりわかんねーよ!」って思った方は、自分でコミックスを買って、上の発言がどういうことなのかを確かめてみてくださいね。(宣伝)

 

 

 

とにかく、怪物王女ナイトメアは面白いので是非とも一度読んでみてください。

本編も超面白いけど、単行本描き下ろし漫画も超面白いから、コミックスもついでに買うといいぞ!

 

 

そんなわけで、以上です。

 

怪物王女ナイトメア(1) (シリウスKC)

怪物王女ナイトメア(1) (シリウスKC)