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新装版「ウメ星デンカ」最終第3巻、新装版「新オバケのQ太郎」第1巻が発売されました。

 

4月27日(金曜日)に、新装版「ウメ星デンカ」第3巻が発売されました。

新装版はこれが最終巻となります。

 

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今巻は「ウメ星建設用地」から「ウメ星再建」までの全14話を収録。

第3巻はゴンスケメインの回が本当に多くなっているぞ。

 

 

「スッパラ祭り」は、現在藤子・F・不二雄ミュージアムでやっている短編作品の元ネタにもなっている回。

悪竜ヒョヒョロヒョンの話の「家は燃えたけど神が火災保険をかけていたので大丈夫だった」ってくだりが本当に好きです。

 

 

「月面着陸」は、いわゆる当時の時事ネタってやつですな。

時間を巻き戻せたからいいものの、月に降りたってすぐに自分の目の前に変な宇宙人がいた時のアームストロング船長の心境やいかに。

人類にとっては偉大な第一歩だけど、デンカたちにしてみれば「月はなにもないからつまらない」って確かにその通りだ。

 

 

そして「ウメ星再建」は、

デンカ達のウメ星再建への希望、ペーソス、そしてその全てを包み込むユーモアが合わさった、非常に素晴らしい回。

新たなる国の再建を夢見るウメ星人の姿に、思わず心を打たれてしまうのでした。

 

 

 

そして、この新装版「ウメ星デンカ」第3巻と同日発売! 

新装版「新オバケのQ太郎」第1巻も発売されました。これまでと同様に電子書籍では全4巻すべてが同日発売となっております。

 

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第1巻では「Qちゃん、また来たの」から「サンタはくろうする」の全16話を収録。

新装版ではすべての表紙の背景が実写になってるけど、これらの景色はいったいどこで撮ったやつなんだろう?

場所がわかり次第、全ての巻の場所を聖地巡礼してみたいですね。

 

 

「新オバQ」では、Qちゃんの弟・O次郎が出てくるのも見どころのひとつですが、

無印オバQから(作中では)5年の歳月を経ているので、ドロンパちょっとだけくだけた性格になっているところも個人的なおすすめポイントのひとつ。

回によっては、ツッコミ役に回っているところも好きです。

 

無印の頃の傍若無人なQちゃんもいいけど、弟ができて若干のお兄ちゃんらしさも出ている「新オバQ」のQちゃんもいい・・・。

 

 

バケラッタヤメラッタ」で「O次郎はまだ赤ちゃんだから『バケラッタ』しか喋れない」ってことになってたけど、

Qちゃんは卵から生まれた直後でも人間語が喋れていたからすごい。しかも当時の流行語まで交えていた。

弟と違って化ける能力はないけど、言語能力に関してはQちゃんのほうに軍配が上がるぞ。

 

 

「オバケ新聞社」のラスト、目の前にオバケがいるってことに疑問を抱かない新聞記者の人たちもすごいけど、

おそらく全国で発売されているであろう夕刊紙にオバケの写真が載ってるって、よく考えたらこっちもすごいことだと思う。

心霊写真なんてレベルじゃないぞ。

 

 

「サンタはくろうする」もいい話だ。

弟のことを思うQちゃんもいいオバケだし、それを知ったO次郎の行動もまた素晴らしい。

本当に優しい世界が広がっていました。

 

 

そんな新装版「新オバケのQ太郎」続く第2巻は、来月5月28日発売となっています。

お楽しみに。

 

ウメ星デンカ 3 (てんとう虫コミックス)

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新オバケのQ太郎 1 (てんとう虫コミックス)

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