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ドラえもん感想(動物変身ビスケット&進化退化光線銃)

 

2018年4月13日放送分  ネタバレ注意!

 

 

●宝島クッキング●
前回から始まった新コーナー。
今週はドラえもんを模したカレーでした。(レシピはこちらから)

 

 


動物変身ビスケット(コミックス1巻収録)
何も知らず、家にやって来たお客さんに「動物変身ビスケット」を食べさせてしまったのび太くん。
のび太くんとドラえもんはママにバレないよう、なんとか誤魔化そうとするのですが・・・。


1本目は食べると動物の姿に変身してしまう「動物変身ビスケット」が出てくるお話。

 

5分ほどで元に戻れるとはいえ、
「食べると動物に変身してしまう」ということは、
あのビスケットには人間の遺伝子を動物の遺伝子に変えてしまう成分がそれなりに入っているということでしょう。恐い。

 

ドラえもんも「あんなもの勝手に食べるやつがあるか!」と怒鳴っていましたが、
そもそも、自分が「あんなもの」呼ばわりするような危険お菓子を部屋に放置していたほうにも問題があると思う。

 


のび太くんも原作よりいやしんぼ度が上がり、ネコの他にライオンのビスケットも食していたことが判明。
野球の誘いにやってきたジャイアンをおどろかせてしまった。

 

違う種類の動物変身ビスケットをいっぺんに食べてしまったら、
らんま1/2のパンスト太郎みたいなキメラ生物になってしまいそうだけど、ちゃんと食べた順に姿が変わっていたのは律儀というかなんというか。

 


お客さんが食べたビスケットは、ウマ、ニワトリ、フクロウ、サル、カエルの5つ。

のび太くんとドラえもんはお客さんが動物に変身しているのをママに気づかれないようにするため、
お客さんをトイレに閉じ込めたり、長電話を強要したりと、無理やり時間をつくります。

 

お客さんもお客さんでいやしんぼ度が上がっていたらしく、原作には無いフクロウのビスケットも追加で食べていた。

この時は部屋のカーテンを閉め、即席の暗闇をつくることで何とかママの目を欺くことに成功。


ただ、サルに変身した際は、テーブルの上で暴れるという力技で誤魔化してしまったので、とうとうママを怒らせてしまった!

 


しかし、そんなママもお客さんの残した動物変身ビスケットをつまみ食いしていたせいでウサギに変身。
ぐうぜんその姿のママと鉢合わせしたパパは、驚いてひっくり返ってしまうのでした。

 

終わり方は原作通りだけど、
ママの中の人が三石琴乃さんだからウサギになった、という解釈もできますね。というオチでした。

25周年おめでとうございます。

 

 


進化退化光線銃(コミックス8巻収録)
原作では「進化退化放射線源」という名前でしたが、いろいろあってこの名前に。
だいぶ前にアニメ化された時は「進化退化ビーム」という名前だったような気がするけど、気にしないこと。

まあ、人体に無害(?)とはいえ、さすがにゴールデンのアニメで人に放射線を浴びせるのはまずいですわな。


で、本題。
「パパは考え方が古い」と腹を立てるのび太くん。
進化退化ビームで未来人にして、考えを改めさせようと画策するのですが・・・。

 

どうものび太くんは、「ラジカセなんて聞こえればいい」という理由でパパが新しいラジカセを買ってくれないことに怒っているご様子。


今や音楽なんてスマホでも聞ける時代なのに、未だにカセットテープ付きラジオしか使わせてもらえないのは、流石に可哀想だ。
世代的に自分が子供の頃に買ってもらったたやつを、そのまま息子に譲り渡しただけって可能性もあるぞ。

 

 

というわけで、
パパに使ってみる前に、まずは進化退化光線銃で古いラジカセを進化させることにしましょう。
光線を浴びせることで、古いラジカセも最新型の腕時計型ラジオに変身だ!
最新型のラジオは歌っている人の姿も、立体映像で飛び出すぞ!

 

でも、ラジオや音楽ならスマホでも充分聞けるから、すごいっちゃあすごいけど、正直いらないっちゃあいらない。
立体映像も、多分4~5回使ったくらいで飽きそうな気がするし。


進化退化光線銃で家じゅうのものを進化させまくるのび太くん。
ドアも自動ドア、天井まるごとが照明になったり、階段がエスカレーターになったりとかなり便利になったけど、そのぶん電気代がすごいことになりそうだ。

 


気が済むまでモノを進化させたところで、いよいよパパの進化へ。
のび太くんは、パパを進化させれば「好きなものを何でも買ってくれる、スマートで理解のあるパパ」になると思っているようだ。

 

さらに、
サングラスをかけ、「P(パパ)」の文字の入った未来人っぽいスーツに身を包み、手には札束を持った「のび太くんの思う進化したパパ」のイメージ図も出てきた。
パパの考え方も古いかもしれないけど、のび太君の考える未来人のイメージもだいぶ古い!

 

そんなパパに早く変身させたいのび太君は、
ドラえもんの制止を振り切って一気に進化させようとしますが、
まちがえて退化のダイヤルにあわせてしまっていたため、パパが猿になってしまった。

 

Aパートでお客さんが変身してしまったサルよりもリアルな猿になってしまっているぞ!

 


やっぱりパパを進化させる前に段階が必要。
動物実験として持ってきたネズミをいたずら半分で退化させまくった結果、あっという間に恐竜みたいな姿に。

 

恐竜と化したネズミは家を飛び出し、街で大暴れをしはじめた!
すっかり自分の手に負えなくなってしまったのび太君でしたが、ここでネズミ取りを進化させて「未来のネズミ取り」にするアイデアを思いつく。

 

「未来の」とつくわりにはずいぶんアナログなデザインだった未来のネズミ取りでしたが、性能は確かなもの。
ダイソンもびっくりの吸引力によって、無事恐竜ネズミを捕獲することができたのでした。

恐竜ネズミをもっともっと退化させてアメーバにして無力化する対処法も思いついたけど、それは流石にネズミがかわいそうか。

 


こうして、街の騒動はひと段落しましたが、
のび太くんはまだパパの未来人化を諦めきれないようで、泣きの1回で進化退化光線銃を使わせてもらえることに。

 

そして、生まれたのが頭が巨大化し、手足が細くなり、鼻毛が伸び放題になった未来人パパの姿である。
文章で説明するよりも、実際にコミックスでその姿を確認してほしいくらいのインパクトを持つビジュアルだ!
なんとなく、去年の「映画クレヨンしんちゃん」に出てきた宇宙人シリリに似ている。
うーむ。未来の人たちが、みんなこんな姿だったら嫌だなあ。

 


このデカ頭未来人パパが物分りの良いパパになったかどうかはわかりませんが、

とりあえず人間が進化すると、声のトーンが若干高くなり、しゃがれ声になることがわかりました。


このデカ頭パパのために、パパ役の松本保典さんがそれなりの役作りをしてこのキャラクターを演じたと考えると何だか面白いぞ。

 

 


●ドララ~! 宝島探検隊●
今週からはじまったエンディングコーナー。
のび太の宝島」に出てくるひみつ道具をミニドラとドラえもんが紹介してくれます。

初回は海上トランポリンスプレー」「重力ペンキ」「蛍光方向クラゲ」の3つを紹介。
次回は「食べ物編」とのことです。

 

 

■次回予告■
次回の放送は4月20日。
「ぶんぶくドラ釜」「一生に一度は百点を・・・」の2本をお送りします。

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