小五名作コミックス(昭和56年小学五年生10月号ふろく)
出版社:小学館
昭和56年小学五年生10月号ふろく 全130頁
久しぶりの別冊ふろくシリーズ。
今回は、今から37年前の1981年10月号の小学五年生についてきたフロクのご紹介です。
古書店などで売られている、この手の学年誌の別冊ふろくの相場としては、
とくに何の変哲もないやつなら300円くらい、
その本に「ドラえもん」が収録されていたりすると、だいたい800円から1000円ほどの値段で売られていたりするのですが、
この本だけは、
なぜか 3000円 という驚きの値段で某古書店に並んでおりました。
何故、3000円でこの本が売られていたのか?
おそらく、コイツのせいです。
確かに『ジャングル黒べえ』は、つい最近まで「封印作品」として扱われ、
作品が収録された単行本や雑誌は、古書店でもかなりのプレミア価格で売られておりました。
しかし現在では、藤子・F・不二雄大全集の発売で、誰でも気軽に「ジャングル黒べえ」が読めるようになり、
長年の時を経てアニメがソフト化されたほどのメジャー作品となったのです。
もはや、「ジャングル黒べえ」はお金を出さないと読めないって作品ではないわけです。
だから、いい加減「ジャングル黒べえ」関連だからって、
やたらとプレミア価格をつけるのは、もうこれっきりにしたほうがいいんじゃないでしょうか?
何故「ジャングル黒べえ」に3000円とかバカげた価格をつけてしまうのか?
こんな価格でも買ってしまうヤツがいるから悪いんです。
3000円も使って、こんな本を買ってるヤツは誰なんだ!!
俺じゃねーか。
ごめんなさい!
はい。気の済むまで茶番が済んだところで、ここから先は収録内容の紹介です。
「文通相手は、どんな子?(現:虹谷ユメ子さん)」
「のび太の100点ピーアール(現:な、なんと!! のび太が百点とった!!)」
「ウラウラベッカンコ」
「黒べえ戦う」
「アフリからオーム虫」
「およめさんにはブタ5頭なのだ」
「(無題)」
「デジタルは・・・・・・」
「ねらえ!シャッターチャンス!」
「ユメの自画像」
「石さん100万円!」
「モシモシお月さんこんばんは」
・へんな子ちゃん(赤塚不二夫)
「(無題)」
裏表紙。なぞなぞ1515問。
次号のまんが別冊ふろくのお知らせ。
どうやら、スポーツ漫画特集のようです。
内容を知りたい人は、
今日から、1981年10月6日ごろに発売される小学五年生を楽しみに待ちましょう。以上!