「のび太の宝島」公開ですっかり記事にするタイミングを逃してしまいましたが、
2月28日に新装版「チンプイ」第4巻が発売されています。
第4巻では「わたしを科法で病気にして!!」から最終話となる「遠い思い出」までの15編を収録。
「チンプイ」は90年代まで続いていた作品ですが、ニューヨークからの通信手段が「テレックス」だったところにやっぱり時代を感じさせる。
チンプイの使う化法もこのへんあたりになってくると、忍者ハットリくんの忍法ばりに何でもありになってくるぞ。
そして、物語はこれにて完結となります。
単行本帯で「最後まで読めばエリちゃんの将来がわかるよ!」みたいな煽り方してるけど、
これにて完結です。
もしかしたら、何か新装版でラストに変化があるかも?と思ったけど、
新装版でもママに「なによこの大荷物は!」と怒られて物語は終わってました。旧版といっしょです。
1巻発売の時にも書いたけど、
今回初めて新装版でチンプイを読み始めたよって人の中には、「ここで終わりかよ!」と怒る人も出てきそうだ。
でも、オチを先に言うわけにもいかないし、
単行本帯に「この作品は作者逝去により・・・」みたいな但し書きされても、買うときにすごく気分が落ち込むだけになってしまいそうだし・・・。
ホント難しいところですね。
そして、新装版Fシリーズはまた新しい作品へバトンタッチされていきます。
「ウメ星デンカ」につづく。