SHIINBLOG

ドラえもん感想(めいわくガリバー&のび太のなが~い家出)

 

2018年2月23日放送分  ネタバレ注意!

 

 

●ミニドラどーこだ!●
先週と少し場所をかえ、キャプテンドラえもん号のすぐ横で撮った一枚から出題。

あそこは乗船イベントに参加した人しか入れなかった場所なので、非常にうらやましい。

 


めいわくガリバー(コミックス36巻収録)
みんなから尊敬される存在になりたいのび太君が、小さい人しか住んでいない星へと旅立った!
果たして、のび太君は「ガリバー旅行記」のガリバーのような男になれるのか!?

 

他人から尊敬されたかったら、

それなりに努力して功績を残すなり、立派な人間になるなりしようと考えるのが普通の人の考えだけど、
のび太君は、なんの努力もせずに自分の周りの人間をすべて弱体化させることで、相対的に自分が良くなるように頑張るタイプだからすごい。


そんなわけで、小さい人しか住んでいない「小人星(仮称)」へたどり着いたのび太君とドラえもん
小人星といっても、意外と日本とかわらない都会である。何故か日本語も通じるぞ。


小人星の住人達の小さい声も、どんな小さい音でも拾ってくれる「マイクロ補聴器」があるのでコミュケーション対策も万全だ。

 

なお、この時ドラえもんは、ネコ型ロボットとして本来の耳があった場所にマイクロ補聴器を入れていた。
魔界大冒険」の時はネコ型ロボットなのに人間の耳のある場所に「耳バン」を貼ってしまったことで読者から総ツッコミを食らっているだけに、
今回はそこら辺の事情を汲み取ったようだ。

 

ただ、「骨伝導だからどこに貼っても音が聞こえるんだよ」という言い訳が通った耳バンと違い、
穴に差し込むタイプのマイクロ補聴器が使えるのは、また話が違ってくる。
ドラえもんの頭は、よーく見ると人間の耳の穴と同じサイズの穴が2つ開いている」ということなんだろうか?
そうじゃないと、補聴器が差し込めないぞ。
なんかそのイメージを想像したら、思いのほか不気味だった。こわい

 

ホント見る人によっては何気ないシーンだけど、
おそらくここのドラえもんの耳の描写で、アニメスタッフの人たちもそこそこモメたのでは?と勝手に思っております。

 

そんな設定上の問題も乗り越えたのに、
小人星の住人からは「怪獣だ!」「タヌキのゴジラだ!」とまさかのシュプレヒコール
挙句の果てには、駆け付けた自衛隊のみなさんによって威嚇攻撃まで食らってしまった。
そりゃ、いきなり海の向こうから巨人が現れたら、こんな反応になりますわな。

 

住宅街を練り歩き、自分たちが正義の巨人であることをアピールするのび太君とドラえもんでしたが、
道をふさいだことで大渋滞を起こしてしまったり、うっかり尻もちをついて小人星の住人を殺しかけたりと、あまり効果は出てこず。


さらに、のび太君が落とした0点の答案を小人星の住人たちに見られてしまい、自分の頭の悪さまでバレてしまった。

 

他人から尊敬されたくてはるばる小人の惑星までやって来たのに、
その小人たちにまでバカにされるんだったら、この星に来た意味が全く無くなってしまうぞ。

 

終いには、のび太君が海に立ちションをする蛮行を犯したせいで、小人星住人たちによる猛烈なデモが勃発。
住民たちの「帰れコール」に腹を立てたのび太君は、本当に地球へと帰ってしまうのでした。

 

まあ、とりあえず、出したのが大きい方じゃなくてよかった。
ゴールデンなので、立ちション描写ですら「お茶を入れる描写」で誤魔化されていたのでさすがにやらないだろうけど、
本当に「大」をやっていたら、どうなっていたんだろう?

 

地球に帰ってきたのび太君は、この経験をもとに「ガリバーが小さい国の人から迷惑がられる」新作童話を執筆。
ガリバー旅行記の本を貸してくれた女の子(何故かこの人が演じてました)に「何それ、つまんない!」と一蹴されてしまうのでした。


創作物は読者を楽しませてこそ。現実的な内容よりも「あざやかなウソ」をついてください。先週のサンデーステーション見ました

 

悲しいことに、巨人が活躍してチヤホヤされる時代は完全に終わってしまったようだ。
巨人が活躍できたのは、もしかしたら戦時中のあの頃がギリギリだったのかもしれない。
でも、あの巨人、巨人の世界ではチビ扱いされちゃう背丈らしいからなあ・・・。

 

 

●ドラドラニュース●
2月25日午前10時に放送される「のび太のひみつ道具博物館」の予告が。
見た感想はこちらで。→ドラえもん感想(2月25日放送「最新映画公開記念!映画ドラえもんのび太のひみつ道具博物館」)

とにかくカットが多かった印象があるし、いま予告を見返したら放送でカットされた「宇宙館」の映像もあったりと、なんともはや。

 

 

のび太のなが~い家出(コミックス25巻収録)
2本目は、光線を浴びた人は10分が1時間に感じてしまう「時間ナガナガ光線」を使ってのび太君が家出をするお話。

「やどり木」「昔はよかった」など、のび太君が家出をする回ってけっこう多いですよね。
のび太の日本誕生」ももともとは、のび太君達が7万年前の日本へ家出をしたところから物語が始まっていた。

 

そして、中には「家出をします」と書き置きをせず、のび太君が勢いで家出をしてしまう回もけっこう多い。

 

「家出」というのは、自分のお父さんやお母さんに自分の訴えを認めさせるための一種のストライキ的行動でもあるので、
何も告げずに姿をくらませてしまったら、

それはもはや家出ではなく、「蒸発」とか「失踪」などの言葉に変わってしまい、お父さんやお母さんにいらない迷惑をかけてしまうことになる。

 

さらに、警察に自分の失踪届けまで出されてしまった日には、
家族どころか近所のおまわりさんにまで迷惑をかけてしまうことになり、いろんな大人の人にたっぷりしぼられる、非常に残酷な未来を迎えてしまう。

 

みなさんも家出をする時は、テーブルの上に書き置きを残すなど、「今から家出しますアピール」を充分にやっておきましょう。


あと、この回に出てくる「時間ナガナガ光線」も個人的に原理がイマイチよくわかってないところがある。

 

同じく時間が遅くなる系の効果を持つ道具で、
時間の流れ自体をゆっくりにする「時門」や、自分の動き自体が早くなる「三倍時間ペタンコ」と違い、
この道具は「相手の時間の概念をくるわせることで、時間を遅く感じさせる」効果をもっているらしい。


時門を使った時とちがい、相手が「今日は時間の流れが遅くないか?」と疑問に思うことも無いようだ。

 

ドラえもん曰く「楽しいことを長く味わいたいときに使う道具」だと言っていたけど、

変わったのが「自分内の時間の概念だけ」だとしたら、
自分以外の人間や乗り物の動きが普段よりめちゃくちゃ遅く感じるんじゃないかと思うのは自分だけだろうか?
むしろ、自分の「腕を前に突き出すモーション」ですら、ちょっと遅く感じてしまうはずだ。

 

時間ナガナガ光線を浴びた状態で、普段なら1時間で目的地に着く新幹線などに乗ったら、
やはり到着まで6時間かかったように感じてしまうのかな?

でも、さすがに窓から見る景色の変化やスピードの実感でおかしいと気付きそうだけど。
窓の景色と、脳内時間の概念が一致しなくなってしまい、パニックになっちゃいそうだ。

現に、この文章を書いている今も、よくわかんなさすぎて頭の中がオーバーヒートしかかっている。

 

上の文章で自分の言いたかったこと、ちゃんと伝わってるかな?
まあ、何が言いたいのかよく分からないって人は、そのままスルーしてくださって結構です。はい。

 


無駄な文章ばっか書いてないで、いいかげん本編の感想のほうへ戻ります。

 

のび太君はこの「時間ナガナガ光線」をママに浴びさせた上で家出をしたのですが、
「ママが目も当てられないくらいに悲しがっている」とドラえもんから聞かされ、家出をやめることに。
家出したのび太君を自宅で匿ってくれたジャイアンも、さすがにお母さんの涙には敵わなかったようです。

 

そして、3時間ぶりの帰宅で無事に仲直り。
ママからしてみれば、18時間ぶりに我が子に会えたということになります。

 

18時間も家に帰ってこなかっただけで、泣きながら神さまに息子の無事を祈っていたママ。

 

「たった18時間」ってほどではないけど、
18時間でこの落ちこみようだったら、「家出するアピール」も無しでのび太君が10年間無人島から帰ってこなかった時とか、どうなってたんだろう?
漂流教室」のお母さんみたいになっていたりして。

 

あの時の大人のび太君も、10年後のママとの対面をためらっていたけど、なんか気持ちはわかる。
いざ対面して、ママが心労でめちゃくちゃに老けていたりでもしたら罪悪感がものすごいことになりそうだ。

 

やっぱり、家出はよくないですな。
お母さんは大切にしましょう。この話の感想おしまい。

 

 

■次回予告■
来週3月2日は「ドラえもん クレヨンしんちゃん 春だ!映画だ!3時間アニメ祭り」を放送。
その中で「のび太の南極カチコチ大冒険」がテレビ初放送されます。

ガリバーりょこうき (世界名作ファンタジー52)

ガリバーりょこうき (世界名作ファンタジー52)

 
ナガナガくん

ナガナガくん