ここ最近ドラえもん関連の記事ばっかり更新しているせいか、自分の中でこのブログに対するモチベーションが下がっていると感じ始めてきました。
マンネリとは違うのですが、
何となく同じような内容の記事更新の繰り返しに少し飽きてきたかな、と。
なので、たまにはドラえもんと関係なく、気分転換として普通に好きな漫画の話でもさせてください。
というわけで、
今日は7月4日(火曜日)にコミックス第1巻が発売されたばかりの「Dr.STONE」(作:板垣理一郎、画:Boichi)について語っていきたいと思います。
「全世界の人類が石化する」という謎の現象に襲われてから実に3700年の月日が経った世界を舞台に、
体力が自慢の大樹と抜群の科学知識を持つ千空が、互いの才能を使って新たな文明世界を切り開き、人類を襲った石化現象の謎を追う・・・というストーリーなのですが、
第1話を読んだときの衝撃といい、「石の時代から近代文明までの200万年を一気に駆け上がって新しい文明を作る」という目標の壮大さといい、すっかり心を掴まれてしまいました。
とくに科学サイドの千空くんの熱さがいい。本当に少年漫画の主人公をしている。
そして、このブログを見ている人ならご存知のように、
科学担当の千空くんは大のドラえもん好きとしても知られています。(記事タイトル&冒頭の文章完全無視)
連載時もこの回は記事にしました。
自分の好きな漫画にドラえもんの話題が出てくると嬉しいですね。
第1話に出てくる「石化が解ける3200年の間、ずっと頭の中で暦をカウントしていた」という千空の常人離れっぷりを描いた名シーンも、
千空くんがドラえもん好きだとわかってからは、このシーンを見る目もだいぶ変わってきます。
いくら天才の千空くんでも、3200年の間ずっと暦のカウントを続けているだけではさすがにヒマでヒマでしょうがなかったはず。
意識に余裕が出てきたときは、
「映画ドラえもんのタイトルを『のび太の恐竜』から最新作まで順番に思い出してみる」
「映画ドラえもんの敵キャラを強そうな順に並べてみる」
「てんとう虫コミックス未収録のドラえもんが何故未収録になってしまったのか考える」
などの事を考え、暇つぶしを行っていたことでしょう。
同じくドラえもんファンである自分も仕事がヒマになったときに同じことを考えたりすることがあるので、彼の思っていることはよくわかる。
あと、「魔界大冒険のときの石化されたドラえもんってこういう気分だったんだろうなあ」ってことも100回くらい思っていそうだ。
こんな熱心なドラえもんファンがこれから先もほぼ毎回登場するんですし、「Dr.STONE」は実質ドラえもん作品として解釈してもいいと思う。(よくない)
まあ、「Dr.STONE」は別にドラえもんがうんたらとか考えなくても普通に楽しめる漫画なので、ぜひ読んでみてください。
ちなみに、この漫画の作画担当であるBoichi先生はヤングマガジンで「ORIGIN」という作品も連載していて、こちらもべらぼうに面白い。
この作品の主人公も実はロボットだったりするので、これも実質ドラえもん作品ってことに解釈できるのもいい。
みんなが認めてくれなくても、心の中ではそう思うことにします。
そして、「べるぜバブ」田村隆平先生の最新作「腹ペコのマリー」第1巻も同じ日に発売されています。(※冒頭試し読み)
この作品のドラえもんポイントは、第3話「おやつの時間」でマリーがおいしそうにどら焼きを食べるシーンがあるということです。
こんなかわいい笑顔を見せられたんだ。きっとドラえもんネタもあるに違いないぞと思って注視していたのですが、
その後の展開でまったくどら焼きのくだりが生かされることもないどころか、
ここ最近は掲載位置が「漫画ゴラクでいうところの「天牌」とか「江戸前の旬」が載っているあたりの位置」に甘んじることが多くなってしまい、かなり不安な状況である。
この作品も毎週楽しく読んでいるので、もう少し長い目で見てもらいたいところです。
というわけで、ドラえもんと関係ない「普通の漫画の感想」を書くつもりが、結局いつものドラえもん記事になってしまいました。
まあ、この2作品のちゃんとした感想なんて色んな漫画レビューブログを探せばいくらでもあると思うので、
「Dr.STONE」「腹ペコのマリー」のちゃんとしたレビューを見たい人はそっちを探した方がいいと思います。(ひどい)
気分転換は終わった。
明日からもドラえもん関連の記事を大量に更新していくので、楽しみに待っていてください!(おわり)