コロコロアニキにて連載中!
のむらしんぼ先生の「コロコロ創刊伝説」第2巻が発売されています。
第2巻では高橋名人や「ファミコンロッキー」の成り立ちや、「超人キンタマン」に登場した伝説のキャラ・オガンダムの裏話などが収録!
こうして公式の場で「オガンダム」の話が出来るのも、サンライズとコロコロとの関係も良好になったって証なんでしょうなあ。
そしてコロコロの歴史を描いた作品なので、劇中の所々にコロコロコミック創刊の立役者であるドラえもんもチラホラと出てきます。
そういえば、のむらしんぼ先生も昔ドラえもんのパロディ漫画を描いていた過去があってですね・・・。
さらに!
第2巻では単行本だけの特別企画として「『とどろけ!一番』が受験漫画からボクシング漫画へ路線変更した決定的な回(反省コメント付き)」を特別収録!
「作品の内容が途中で受験漫画からボクシング漫画に変わった」というのは前々から知ってはいましたが、それに該当する回を読むのは今回がはじめて。
で、読んでみましたが、「実は主人公・轟一番は日本ボクシング界の名門の跡取り息子だった!これまで得てきた受験秘儀の数々もボクシングの鍛錬のための秘策であり、そことを教え続けてきた学習塾の塾長も実は父親の一番弟子であった!」というとんでもない路線変更っぷり!
しかも、この上記の説明をたった1話でやってるのがまたすごい。ぶっ飛んでいる。
そりゃ、こんな強引な路線変更したら受験漫画の読みたかった読者からの抗議もくるよなあ。
そして、単行本描き下ろし漫画として『「プラコン大作」伝説』なる漫画もこの本に載っております。
30年以上前、藤子先生の「ドラえもん」と自身の「プラコン大作」執筆の両立に励むたかや健二先生との思い出話が語られており、そこからたかや健二先生の通夜に参列する現在ののむらしんぼ先生へと繋がっていくストーリー。
これはねえ、あまりここで内容を語らず、実際に単行本買って読んでもらったほうがいいですね。
といったところで今日はここまで。
この単行本の続きは今週15日発売の「コロコロアニキ」で読むことが出来ますよ。
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