本日3月10日は藤子不二雄Ⓐ先生の83回目のお誕生日です。本当におめでとうございます!
(参考:藤子不二雄A - Wikipedia)
近年は「PARマンの情熱的な日々」の連載を休まれたりなど、いろいろ体調面で心配なことも多かったりしたのですが、
昨年末に入ってからは再び姿を現すことも増え、つい先日の「まんが道大解剖」発売記念トークショーでも元気な姿を見せられていたご様子。お元気そうでなによりです。
あと1カ月ほどで「笑ゥせぇるすまんNEW」のアニメ放映もスタートしますし、これからもA先生のご健康とご活躍の程をお祈りしております。
この前の「ネオ・ユートピア上映会」でも藤子A先生へのお誕生日メッセージも書いたので、無事に藤子A先生の手元へ届けば嬉しいです。
というわけで、せっかくの藤子A先生の誕生日ですし、ここからは最近「パラソルヘンべえ」の単行本を買ったという他愛もない話をします。
中野ま○だらけで買ったもの。初版だったからか2500円もしたぞ!
自分は書籍として手元に置いておきたかったので買っただけですが、ただ単純にこの漫画を読みたいって人は、普通に電子書籍で読んだ方が値段も安いし手っ取り早いと思います。
ちゅうか、いくら藤子作品でもこれが2500円って高すぎないかね? ま○だらけに文句言うのもアレだが、もうちょっと安く買えると思ってたぞ。
まあ、もう買っちゃったんだし今更こんなこと言っててもしょうがないか。
さて、アニメでもお馴染みの「パラソルヘンべえ」は1989年に講談社の「ヒーローマガジン」という漫画雑誌で連載が始まりました。
藤子不二雄A先生の作品の歴史で言うと、おそらく映画「少年時代」の製作を始めた頃ぐらいでしょう。
なので、この漫画の主人公である内木メゲルくんの部屋にも映画「少年時代」のポスターが貼ってあったりします。
なかなかに渋い好みを持つ小学生だ。
自分も藤子A先生ファンですが、「少年時代」のポスターが手に入ったとしても、部屋に飾るかどうかはかなり悩むと思う。
でも、壁に貼ったら紫外線で劣化しちゃいそうだから、やっぱり押入れに永久保存のコースを選びそうだ。
で、「パラソルヘンべえ」の内容自体は、簡単に言ってしまえば「マボロシ変太夫」を子ども向けにしたような感じの作品です。途中ではトリ犬っぽい動物も出てくる。
こういう90年代入ってからの藤子A先生の描く子ども向け作品ってのもなかなか貴重ですな。他にも「プリンスデモキン」とかあるけど。
しかし、そんな子ども向け作品でも我慢できなくなって結局ゴルフさせちゃう藤子A先生はやっぱりすごい。
ちなみにこのお話は最終回3話前のお話。もう漫画も終わっちゃうから好きなこと描きたくなったんでしょうなあ。
掲載誌であるヒーローマガジンの休刊に伴い、この漫画も終わってしまいました。
この前神保町の某古書店に行ったら「講談社ヒーローマガジン全号揃いセット(価格:3万円)」なるものが売ってたけど、買っとけばよかったかな?
ちなみに、冒頭の藤子Ⓐ先生の画像はコミックスの著者近影から。
カワイイんだかカワイくないんだか、微妙に判断に困る安孫子ヘンべえが読者を迎えてくれるぞ!
おしまい。