十条の富士道踏切近くにある工務店のシャッターに描かれているドラえもん。
一目見るに、コミックス33巻「どこでもだれでもローラースケート」の表紙絵を真似したものと思われる。
ドラえもん達の背後から朝日っぽい物体が昇っているのもイイ。
昨年末に出た藤子不二雄トリビュートマガジン「パラレルソレイユ第7号」でこの十条ドラえもんが取り上げられていたのを見て、是非とも行ってみたかったんですよねえ。
で、この十条ドラえもん。
ネットでいろいろ調べてみたところ、けっこう歴史があるらしく、
1989年に撮影された埼京線の全面展望の動画(2:07あたり)にも映っていたりするので、少なくとも25年以上前からこのドラえもんシャッターは十条に根付いていたらしいです。
前述の「どこでもだれでもローラースケート」の載っているドラえもん単行本33巻が最初に出たのは1985年なので、おそらくその頃に描かれたものかと。
そして、もっと気になることも。
下の画像は、2015年12月頃に撮影されたと思われるドラえもんシャッターの様子。
(※戸田市に住むと楽しいな!さんから画像を転載)
そして、これが2016年2月11日に自分が撮影したドラえもんシャッターの様子です。
おわかりいただけただろうか。
どうやらこのドラえもんシャッター、最近塗りなおされたらしい。
塗る前と塗った後で比較させてみる。
何だか間違い探しみたいだ。
それに間違い探しらしく、塗る前と塗った後で違いが三カ所あったりするのもなんだか面白いです。(答えは記事の最後で)
果たしてこのドラえもんシャッターはいつ、誰が、何のために塗り直したのだろうか?
写真撮った時に近所の人に聞いておけばよかったなあ。
このドラえもんシャッターの由来や歴史をしっかりと調べたら、ちょっとした特集記事が作れそうだ。
【おまけ】
となると、隣の鬼太郎シャッターも同じ時期に塗り直されたということになります。
ぶっちゃけドラえもんの絵はそんなに似てないのに、鬼太郎絵はそっくりな点から見て、
おそらくこのシャッター絵を描いた人は、ドラえもんよりもゲゲゲの鬼太郎の方が好きなんだろうなあと思いました。おわり。
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