9月28日(水曜日)に新装版「パーマン」第5巻が発売されました。
この第5巻からは1983年以降の「新作」パーマンの収録がスタート。
それを意識してか、帯にも「みんなでパワッチ!!!」という宣伝文句が入っております。
【過去記事】
・新装版「パーマン」第1巻・第2巻が発売!電子書籍ならいきなり全巻読めるぞ! - 原子おはじき
・新装版パーマン第3巻&アニメコミック版「新・のび太の日本誕生」が発売されました。 - 原子おはじき
・新装版パーマン4巻発売!&今週のビッグコミックで「パーマン」特集! - 原子おはじき
「ブル・ミサイル」「動物巨大化スモーク」「巨大ロボットの襲撃」など、新作からの登場となる魔土災炎や星野スミレが活躍する回の多いこの第5巻。
他にも、パーマン2号ごとブービーが違う意味で猿っぽくなる「タマより弱く」も収録されております。
新作パーマンは、既存・もしくは新しいキャラクターの掘り下げからうまくストーリーを作り上げて面白く仕上げているのが凄い。
とくにパーマン3号と星野スミレの関係性を上手に利用した話が多かったりとかして、やはりここらへんは藤子先生の演出力が光っています。
あと、みつ夫君はこの5巻でやたら「パーマン活動で忙しい」とか言ってるけど、本当はスミレちゃんのほうがずっとずっと忙しいんだからな。(謎の説教)
それと、先日「手塚治虫ぴあ」なる本を買いました。
手塚治虫先生の漫画家デビュー70周年を記念して発売されたムック本。
自分は「漫画家の人生を変えた1コマ」というインタビューコーナーに載っている藤子不二雄Ⓐ先生のコメント目当てでこの本を買ったのですが、
他にも、これまでの手塚治虫先生の偉業や功績などがまとめられていたり、先生の当時を知る関係者へのインタビューや
ファンによる手塚キャラクター人気ランキング発表など盛りだくさんの内容となっており、大変興味深く読まさせていただきました。
こうして没後20年以上経っても、多くの人に愛されているというのは凄いことです。
「三つ目がとおる」のスピンオフ作品『三つ目黙示録〜悪魔王子シャラク〜』なる連載が始まったりと、その人気は衰えることを知りません。
ちなみに上の画像が新連載の写楽くんです。「三つ目がとおる」はあまり読んでいないのでわかりませんが、写楽くんって原作でもこんなキャラだったっけ?
ちなみにこの写楽くんは、第1話から偶然発掘してしまった三ツ目族の発電装置を悪用しようと考えていた建設会社の人たちをいきなりぶっ殺したりしてます。
まあ、詳しい内容は本屋さんで売っている今月号のチャンピオンREDを買って自分の目で確かめてください。この漫画のヒロインである和登さんも出てきますよ。
あと、手塚治虫ぴあを読んでいたら何故か手塚治虫パロディでお馴染みの田中圭一先生の漫画も載っていました。
「アニメの現場で育ち続ける手塚治虫の小さな種」 作:田中圭一
虫プロの監視の目があるからか、下ネタも一切なしで手塚治虫先生のこれまでの功績を讃えるいたって普通の内容の漫画でした。
こちらもまだ本屋さんを探せばあると思うので、内容が気になる人は是非買ってみてください。オワリ。