今年はパーマン誕生50周年のメモリアルイヤー!
それを記念して、6月24日に小学館から新装版 「パーマン」の単行本第1巻・第2巻が同時発売されることが決定いたしました。
以下公式サイトより転載。
ぼくらのヒーローが帰って来た!
誕生50周年記念の新装版、全7巻の第1巻!
ある日突然、宇宙人からもらったマスクとマントで、パーマン1号になったみつ夫! おサルのパーマン2号と、なぞの女の子パーマン3号(パー子)も加わって大はりきり!!
1966年12月に連載が始まった藤子・F・不二雄の少年ヒーローまんが永遠の金字塔「パーマン」。何度もアニメ化され、「ドラえもん」に並ぶ人気を誇る名作の、今年は誕生50周年!!
この記念すべき年にあたり、カバーデザインを大胆にカッコよく一新!
1・2巻同時発売で、3巻以降11月まで毎月1冊ずつ刊行します!
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 全ページ新規製版で美しくなって新登場!
藤子・F・不二雄大全集のときに原稿に戻って再スキャンされたデータをもとに、てんとう虫コミックス仕様で網点を入れ直した、てんコミ史上最高に美しい製版でお届けします。(小学館公式サイトより)
http://www.shogakukan.co.jp/books/09142198
てんとう虫コミックスでパーマンの単行本が発売されるのは1979年、1995年(改訂版)、2003年(前の新装版)に続きこれで4回目。
収録作品や「全7巻」という情報を見るに、内容のほうは過去に発売された単行本と特に変わりはなさそうです。
同じレーベルで過去3回も発売したなら流石にもういいんじゃないかと思えてきますが、
過去の単行本やコロコロ文庫版パーマンはなかなか本屋さんで見かける機会が少ないですし、F全集版パーマンは子供が手を出すにはちょっと値段が高いという問題があるので、
「オバケのQ太郎」の時と同様にこうして安価な新装版を出すことによって、今の子供たちが「パーマン」という作品を知ってもらえる機会を増やしておくというのは非常にいいことだと思います。
あと、前の新装版「パーマン」が出たのがもう13年前という事実にも驚いた。そりゃ誕生50周年を期に新装版も出したくなるわな。
そして、前述の公式サイトの情報で気になるのが「全ページ新規製版で美しくなって新登場!」「カバーデザインを大胆にカッコよく一新!」という2点。
自分は製版に詳しくないので前者の印刷面についてはよくわかりませんが、「てんコミ史上最高に美しい製版」という宣伝文句には非常に惹かれるものがあります。
出版のプロである小学館がここまで言うのならきっと絵を見ただけでおしっこ漏らしちゃうぐらいの印刷になっているのでしょう。期待して待ちたいと思います。
そして後者のカバーデザインのほう。
新装版「オバケのQ太郎」の時はカバーデザインをあえてモノクロにするという発想で読者の意表を突きましたが、これに関しては全く予想がつきません。
1巻ごとにパーマンを1名ずつカッコよく描いた表紙にしたとしても、6巻と7巻の表紙が余っちゃうから無理だし・・・。
他にもセリフの改変や電子書籍版の有無などいろいろ気になる部分もありますが、とにかく今は来たるべき発売日まで楽しみに待ちたいと思います。おしまい。
↓早く書影が出てきますように。
てんとう虫コミックス版以外にも、虫プロ版やホームコミックス版、藤子不二雄ランド版などのパーマン単行本をすべて所有している藤子不二雄ファンがこの世の中にゴロゴロいるという事実!