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【ドラえもん本レビューその53】スーパーゲームコミック RPGドラえもん

スーパーゲームコミック RPGドラえもん

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出版社:小学館

発行日:1995年1月15日

価格:480円(税抜)

全182頁

作画・三谷幸広 脚本・小野寺伸

 

 

雑誌「ドラえもんクラブ」の連載を書籍化した作品。

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内容はドラえもんの世界を舞台にしたゲームブックとなっており、

読者がページに書かれた選択肢を選ぶことで、多様に変化するストーリーを楽しめる仕組みになっています。

 

選択肢を選ぶことでお話のオチが変わったり、

ゲームブックによくある「選択肢を間違えたら主人公が死ぬ」というようなことも無く、

この本ではどの選択肢を選んでもストーリーの流れで正しい選択肢に戻されてしまうため、最終的には全て同じ結末に辿り着きます。

どれを選んでも同じオチになるなら別に選択肢いらねえんじゃねえかと思ったりもしますが、漫画のストーリーの入れ替わりを楽しむものだと割り切れば、割と許せちゃうかもしれません。

 

 

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ドラえもんクラブ」掲載作品なので、作中に出てくるひみつ道具もマニアックなものがたくさん出てくるのもドラえもんファンにとっては嬉しいところ。

ひみつ道具解説のページも挿入されているので、あまりひみつ道具に詳しくない人でも安心して読めます。

 

 

さらに、忙しい人向けとしてお話の選択肢を1枚のイラストにまとめたコーナーも収録。

このイラストを見ればお話の選択肢も一目瞭然!

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でも、お話を読んでいない人がこれだけ見ても内容はまったく分からないでしょうなぁ。