更新の間隔が開いてしまいましたが、旅行3日目の記録です。
現地で撮った写真多めで行ってみようと思います。
【過去記事】
・藤子不二雄先生の故郷・富山県に行ってきました日記(1日目:宇奈月温泉・魚津・滑川・海王丸パーク)
・藤子不二雄先生の故郷・富山県に行ってきました日記(2日目前半:高岡おとぎの森公園~定塚ギャラリー)
・藤子不二雄先生の故郷・富山県に行ってきました日記(2日目後半:藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー~高岡市内~高岡古城公園)
なお、この日(5月4日)は猛烈な突風が吹いており、
高岡駅にもこのような強風による電車の運休を伝える看板が立っておりました
強風で帰りの電車が止まらないか心配になりつつ、目的地へ。
こういう日だと、氷見港の遊覧船の運航が休止になったりするから嫌なんですよねえ。(実際この日も強風で運休となっていました。残念。)
ちなみに昨年の同じ時期に氷見に行った際は強風だった上に大雨が降っていました。
氷見ではお天気に恵まれないことが多いです。
昨年の氷見(大雨)
さて、到着した氷見駅でレンタサイクルを借りて一路氷見市街へ。
今回は電動自転車で海沿いの道を走ったのですが、
前回は大雨で見られなかった氷見のきれいな海の景色を堪能しながら向かうことが出来ました。
そして比美駅商店街に到着。
商店街では、ハットリ君のカラクリ時計を見に行ったり、
氷見のサカナ紳士録のオブジェや、ハットリくん壁画の写真を撮影して楽しみました。
完全に観光客のテンションである
そんな比美駅商店街から最初に向かったのは、藤子不二雄Ⓐ先生の生家である光禅寺。
普段本堂は一般開放されていませんが、山門の中にある忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造の石造はいつでも撮影OK。
さらに境内ではボランティアの観光案内の方がほぼ常駐していらっしゃるので、
その方にお願いすれば、自分のようなひとり旅の身でも簡単に猿谷猿丸とのツーショット写真が撮れるという有難いサービスだってあります。
このブログにも自分と猿丸のツーショット写真を貼ってやろうかと思ったのですが、
改めて写真を見返したら、写っている自分が何だか気持ち悪かったので完全公開は墓場まで持っていくことにします。ご了承ください。
これです。
そして、藤子不二雄Ⓐ先生のエッセイでもおなじみのうどん屋さん「海津屋」で昼食をとることに。
海津屋
藤子不二雄Ⓐ先生はこの店の鍋焼きうどんが好物なのだそうですが、
翌日も氷見に行く予定があったのと、気温が高かったこともあり氷見うどんは明日に取っておくことにして、ここではざるそばを注文。
自分は蕎麦っ喰いというわけでもないので、あまり蕎麦の味の良し悪しは語れませんが、
600円というお値段ながら量もボリュームがあり、非常においしいお蕎麦でした。
ただ、海津屋には蕎麦湯のシステムが無い事だけは要注意。
自分のようにこれを知らずに、通ぶって食後に蕎麦湯を頼んでしまうと、優しい店主さんに「ごめんなさい、うちは蕎麦湯無いのよ~」と謝られてしまい、ものすごく気まずい空気になります。ご注意を。
その後は腹ごなしに自転車で氷見港の方まで移動。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街でほたて貝やら生ガキやら氷見牛のコロッケやらを食べまくりました。藤子Ⓐ先生の聖地を巡るつもりがすっかりグルメ旅に!
ほたて pic.twitter.com/jJjRoNxqaL
— koukousei@スパムじゃないよ (@koukousei) 2016年5月4日
コイツ食ってばっかりいるな!
そして、氷見番屋街の足湯の近くに立っているのは「ひみぼうずくん」。
手に持っているのは寒ブリ
藤子不二雄Ⓐ先生デザインの氷見市公式キャラクターであり、こちらのひみぼうずくんの頭をなでると幸せが訪れるとの言い伝えがあります。
ひみ番屋街へお越しの際は、是非ともひみぼうずくんの頭をなでなでしてから帰りましょうね。
当然、私も頭をなでなでしてから帰りました。いいことあるかな?
そして今日の氷見旅行最大の目的、昨年8月にリニューアルオープンした「氷見市潮風ギャラリー」へ!
新しくなった展示スペース(※撮影禁止)では「忍者ハットリ君」や「怪物くん」第1話の複製原画が読めたり、
「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」「フータくん」「少年時代」などが網羅された詳細な作品紹介のボードもあったりして楽しめます。
さらに、展示スペース入ってすぐの藤子不二雄Ⓐ先生のメッセージも今回のリニューアルオープンで新しい内容のものに変わっていました。
以前のメッセージの内容もそんなに細かく覚えているわけではありませんが、
「北陸新幹線開業に伴い~」という文脈があったので、多分変わっていたと思います。(適当)
さらに2階へ上ると、お馴染み「まんが図書館」のコーナーも。
藤子Ⓐ先生のコミックスが自由に読める場所ということで、観光で氷見にやって来た多くの子供たちが藤子Ⓐ先生の漫画を読んでいました。
そして、自分もまだ持っていなかった「プロジェクトPOS」の単行本を見つけてしまい、子供達に混じってついつい読書・・・。
あまり長居するのもアレなので、読書は途中で切り上げて「藤子不二雄Aデジタルまんがスクリーン」の方へと向かいました。*1
今回のリニューアルの目玉である「藤子不二雄Aデジタルまんがスクリーン」は
スクリーンの前に立つと誰でも藤子不二雄Ⓐ先生のまんがの世界に入り込めてしまうという素敵な体験コーナーであり、自分もハットリくんや喪黒福造気分を味わってみました。
ネットに顔を晒す勇気はまだ持ち合わせていないのでこんな写真となりましたが、自分でも結構いい写真が撮れたと思います。
機会があれば、年賀状や暑中見舞いなどでぜひ使ってみたい写真が撮れました。
ただ、喪黒にドーンされた瞬間の場面を撮影すると、どうしてもカメラが写ってしまうためかなりマヌケな感じに見えます。
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンみたいに機械が自動で撮影して、後からその画像が写るみたいなシステムにしてくれたらいいのになぁ。
というわけで、氷見観光は今日のところはここでおしまい。
続きは明日の楽しみにとっておきます。
そして、せっかく富山にも来たので少し足を伸ばして4月に出来たばかりのPAワークスの新社屋にも行ってみました。
一応富山県を代表するアニメスタジオですからね。表敬訪問というやつです。
これが新社屋
普通なら城端駅から市内循環バスで東海北陸自動車道「城端SA」を目指すのが楽なのですが、
バスを待つ時間が勿体無くて、東海北陸自動車道を辿りながら徒歩で行ってみたら意外と遠くて、着くまでに2時間半かかってしまいました。
大変しんどかったです。
この地図と実際に歩いた道のりを見れば、自分がどれほどの距離を歩いたのかが分かると思います。
赤い線が実際に歩いた道のりを示しています
ちなみにこの城端という場所はアニメ「true tears」の舞台となった場所であり、
城端以外にも、高岡や氷見などといった藤子不二雄ファンの聖地にもいくつかモデルとなった場所があるそうです。藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーのある高岡市美術館の近くにあったやたら外装の目立つタコ焼き屋さんもモデルになってるとか。全く知りませんでした。
やっぱり富山に行く前に「true tears」見とけばよかったなあ。でも近所のビデオ屋さんに「true tears」を置いてあるところが無くて・・・。(言い訳)
先ほどの地図でいえば、この青いマルで囲んだ場所が城端でアニメの舞台になった主な場所だとか。うーん、見事にカブっていない。
なので、道中で撮影したここら辺の風景はアニメには一切出てきてないのだろうと推測します。残念。
国広付近
城端SA付近
ゴールデンウィークもアニメのお仕事やってるのかと思ったら普通にお休みだった
そんな苦労をして辿り着いたPAワークスの新社屋。
今となっては「新社屋って駅からあんな遠くに建っていたんだなあ」という印象しかありません。
これからPAワークスのアニメを見ても、「あんな駅から遠い場所でこのアニメを作ったのか・・・」と違う感動を覚えることでしょう。
もちろん駅から徒歩で行くという馬鹿な選択をしなければ、交通の便自体は新社屋の近くに東海北陸自動車道があるので車でラクラク行けますし、
車を使わなくても駅から市内循環バスで行けば17分くらいで着きます。
帰りのバスで運転手さんから聞いた話によると、実際にPAワークスに勤められているアニメーターさん達も循環バスで毎日会社まで通っているそうです。
そしてPAワークス新社屋を表敬訪問した後は、
近くにある「桜ヶ池クアガーデン」の温泉で長距離徒歩移動の疲れを癒し、前述の循環バスに乗って帰りました。
温泉に入ったからか、これまでの富山県旅行で一番旅らしい事したなぁという気分になれました。(3日目終わり)
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*1:後日談。翌日、再び潮風ギャラリーのまんが図書館へ行った所、子供連れのお父さんが熱心に「プロジェクトPOS」を読んでいたせいで自分は見られませんでした。ツイテナーイ!