2016年4月1日放送分 ネタバレ注意!
「春だ!映画だ!3時間アニメ祭り・第2弾」*1内で放送された今回。
7時半過ぎからは「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~」がテレビ初放映されました。
宇宙探検すごろく(コミックス20巻)
スター・ウォーズを彷彿とさせる宇宙での戦いから物語がスタート!
その戦闘の中にいた小型宇宙艇には「さすがナメラ様!宇宙一の破壊王」と発言するタコっぽい生物。
その隣には強そうな甲冑に身を包んだ男が操縦桿を握っておりました。どうやらこいつがナメラ様のようです。
ナメラ様の怪しげな笑い声と共に、物語の視点は大宇宙からのび太君の部屋へと移動。
のび太君の部屋では、いつもの5人が退屈そうに座っておりました。
何か全員で遊ぶ予定でもしていたのか、外が雨になったことで全員がヒマを持て余しているようです。
娯楽を求めて、スネ夫が持ってきたやたらドットの荒いスペースシューティング・ゲームの順番待ちをしている最中、
あまりに暇だったのか、のび太やジャイアンから「宇宙に行きたい」「宇宙人に会いたい」などの無茶なお願いがドラえもんに集中します。
しかし、そんな無理難題も何とかしてしまうのがドラえもんの凄いところ。
「宇宙人ねぇ・・・そうだ!」と呟くと、ポケットから「未知とのそうぐう機」を出してくれました。
「未知とのそうぐう機」は原作にてのび太君が特に用もないのに宇宙人を呼び出した結果、宇宙戦争になりかけたほどの危険な道具であり、取り扱いにも十分注意しなければならない道具なのですが、
アニメではけっこう登場頻度も高い上、「宇宙人に会いたい」という理由だけで軽く扱われていたりする道具でもあります。
今回も「宇宙人に会いたい」という理由で軽く扱われた上、スイッチを押したのにちっとも宇宙人が来る気配がなかったため、あっさりと「宇宙探検すごろく」に乗り換えられてしまいました。
こちらの「宇宙探検すごろく」というのはすごろくの中に入ってまるで宇宙探検さながらにすごろくが楽しめるという、まさに雨の日にお部屋で遊ぶにはもってこいのひみつ道具。
ジャイアン提案の「ビリになった奴はピーマン丸かじり」という地味に嫌な罰ゲームも定まったところでゲーム開始の準備は万端。
「宇宙探検すごろく」は、箱に手を近づけるだけで中に入れるというシロモノで、
宇宙一(一番最初にゴールに辿りついた人)になった人には大きなメダルが貰えるというご褒美のもと、
のび太、ジャイアン、スネ夫、そして何故かペアになったドラえもんと静香ちゃんの4チームで競い合います。
レーザーガンでサイコロを撃って出た目の数だけ進めるというルールで、まずはのび太君が「2」を出し、2マス前進。
続いて「2マスかよ、のろまだなあ」と言っていたスネ夫君は幸先よく「6」を出し、一気にのび太を追い抜かすことに成功!・・・したかに思えましたが、なんと止まった先のマスには沼が!
スネ夫は沼にハマって一回休みとなりました。
皆が楽しく宇宙探検すごろくを始めだしたその頃、のび太君の自宅の屋根にヘンな宇宙艇が着陸してきました。
そしてのび太君の部屋にやって来たのは、冒頭に出てきたあの強そうな宇宙人!(とタコ)
未知とのそうぐう機で宇宙のかなたからはるばる呼び出された上に、自分を呼びつけた奴がどこにもいないという扱いに、「強そうな宇宙人」ことナメラ様も相当お怒りのご様子。
身に着けていた甲冑を脱ぐナメラ様。姿かたちから見て相当屈強なお体の持ち主なのだろうと思っていたら、中から出てきたのはダルンダルンの巨大なめくじ。
つまり、ナメラ様はナメクジ星人だったわけですね。「火の鳥 未来編」のナメクジ文明をイメージしているのだろうか?
そばにいたタコ(一応「オクト」という名前がついています)も「こんな星サッサと爆破して帰りましょうよ」と憤慨していましたが、
部屋に置いてあった「宇宙探検すごろく」の箱が気になったナメラ様が中を覗こうと近づいたところ、見事に2人とも中に吸い込まれてしまいました。
すごろくの中に入り込んだナメラ様。すごろく参加中ののび太君達が口々に言う「宇宙一」というワードを「宇宙最強」と同じ意味だと勘違いしてしまい、すごろくへの参戦を決めてしまいました。
その場で暴れ倒せばすぐに勝てそうな気もしますが、あくまでも「相手のルールで勝ってやるまでだ」とすごろくへの律儀な態度を見せます。
「宇宙一は自分のもの」を自負しているナメラ様ですが、そこら辺の常識はしっかりと弁えているようです。
早速ルール通りにレーザーガンでサイコロを撃つナメラ様。出てきた数字は「6」。
先ほどのスネ夫と同じ出目です。
というわけで、先ほどのスネ夫君と同じ沼へドボン。一回休みとなりました。
一方すごろくを進めるのび太君は、星のマークの描かれたラッキーパネルマスへ到着。
ルーレットで当てたおやつが貰える「おやつルーレット」というイベントが催され、見事「ドーナツ」を当てたのび太君は体が埋もれる程の量のドーナツを獲得しました。
それを見て羨ましがったスネ夫も「!」が描かれたマスに到着。
おやつを期待してクチを開けていたスネ夫でしたが、待っていたのは頭上からの大岩直撃!
アナウンス曰く「落石に当たって一回休み」の演出らしいのですが、くせなおしガスの回でのび太君が出した巨大はなくそ並の大岩をモロに食らったスネ夫はかなり痛そうです。
いや、そもそも普通なら死んでるよ!
一方のナメラ様も大岩直撃マスに当たってしまいますが、こちらはレーザーガンで大岩を破壊することで一回休みのペナルティを回避しています。そんなやり方があったとは!
先を急ぐナメラ様。するとすぐ目の前にはナメクジ星人のことなど何も知らないジャイアンの姿が!
「宇宙一は一人で充分」とスラッグ爆弾でジャイアンを処理しようと企むナメラ様。
お付きのタコも「地球人ひとりにスラッグ爆弾は威力が強すぎますよ!」と忠告してしまうくらいの破壊力のようです。恐ろしい・・・!
ところで「スラッグ爆弾」ってなんだ? 検索しても「メタルスラッグ」しか出てこないのでさっぱりわからない。謎だ。
しかし、運よくジャイアンが「元気に歌をうたおう」というイベントマスに到着。
宇宙人にも伝わるレベルの音痴でナメラ様を悶絶させ、知らず知らずのうちに策略をかわすことに成功しました。
ちなみにこの時、ナメラ様がジャイアンの歌を避けるために触覚みたいな目を引っ込めたり出したりしているところが非常に可愛いです。
そしてここまで不調続きだったスネ夫ですが、ラッキーパネル「20マス進む」を引き当てたことで一気に前進!
さらに到着先の「?」マスでは、設置したマスに止まったプレイヤーを一回休みにすることが出来るアイテム「ビックリボム」を獲得。
ここに来てスネ夫君のすごろく運が上がってきました。
その一方でのび太くんのすごろく運がガタ落ち。
「このマスに誰かが来るまでお休み」というめんどくさいマスを当ててしまいぐずっていると、なんとそのマスにナメラ様が到着!
しかも「宇宙一」の座を頂くべく、銃でのび太君を撃つ気満々です。
万事休すか?と思われたその時、「ペアが出来たので仲良くダンスだ!」のアナウンスと共に音楽「糸巻きの歌」がスタート。
歌に合わせて仲良く踊るのび太君とナメラ様の姿は見ていて楽しくなりますが、ドラえもんのオールドファンの方だとどうしても映画「ブリキの迷宮」の例のシーンを思い出してしまい笑えなくなります。
たぶん、製作スタッフ側も狙ってやったんだと推測します。
そんなこんなで変なダンスを踊らされて激怒したナメラ様は、とうとうスラッグ爆弾を使用。
のび太君の乗り物にくっつけて大惨事を起こそうとしましたが、のび太君が都合よく沼に落っこちるコマを当てたおかげで爆弾がショート。不発に終わりました。
これにはナメラ様も「水に入って爆弾をショートさせるなんて小癪な!」と発言していましたが、沼に落ちた程度で使用不可になる爆弾ってどうなのよ?
さらにスネ夫が仕掛けたビックリボムを踏むという不運も重なり、ナメラ様も完全にお怒りになってしまわれました。
うおお、地球爆破の瞬間が近い!
さて、現在トップを走るスネ夫はここで「分かれ道ゾーン」に到着。
「とっても危険だけど近道のアステロイドコース」と「安全だけど回り道のコース」のどちらかを選ぶルート選択を迫られました。
藤子作品で「アステロイド」といえば、モジャ公の「アステロイド・ラリー」の回。
あれも相当危険なレースだったので、たぶんこの「アステロイドコース」もかなり危険なのでしょう。しかしスネ夫は「危険なんて気にしない!」と果敢にもアステロイドコースを選択!
続くのび太も近道であるアステロイドコースを選びます。その一方でドラえもん&しずかペアは安全策を取って回り道コースを選びました。
襲いかかる小惑星をかわしながら進むアステロイドコースはかなりリスクが高く、小惑星に衝突した場合は3回休みのペナルティが課せられるというハードなもの。
スネ夫も調子よく進んでいたのですが、「宇宙一」への雑念に集中を乱した結果小惑星に激突。トップ争いから離脱してしまいます。
そして、うまくアステロイドコースを抜けてトップに立つことに成功したのび太君。
これで宇宙一はのび太君のものか?と思った矢先、その行く手を阻むのはジャイアン!
ここまで虎視眈々とゲームを進め、ルートも回り道コースであえて無難に進んできたジャイアンがいよいよ本領を発揮。のび太君を一気に追い抜いてトップに立ちました。
見た目から愚鈍な印象を受けがちなジャイアンですが、原作の「けん銃王コンテスト」*2や「ぼうけんパラシュート」*3の回などではそのジャイアンの策士ぶりを思わせるシーンが多数見受けられます。
こういう勝負事では誰よりも本気で取り組むのがジャイアンなのです。
さらに追い抜いた先での「?」マスにて、ぶつけた相手をスタート地点に戻すことの出来るアイテム「ふりだしだま」を獲得。
このアイテムを使われた場合、のび太君は振り出しへ。そしてジャイアンが宇宙一になることはほぼ確定的に。
のび太君もピーマン丸かじりを覚悟したその時、ラッキーパネルでも引いたのかはるか後方からナメラ様がロケットに乗って登場!
ジャイアンを抜いて一躍トップに出るという終盤にして最大のデッドヒートが発生しています。
この突然の乱入者に対し、ジャイアンは先ほど入手したふりだしだまでスタート地点まで飛ばしてやろうとしますが、
ナメラ様のお付きのタコが口から繰り出した謎の水流攻撃にふりだしだまがはじき飛ばされあえなく自爆。
自分の投げたアイテムが自分に命中したおかげで、ジャイアンはスタート地点まで吹っ飛ばされてしまいました。
ちゅうか、タコならキャラクター的にタコスミを吐きなさいと言いたい。
こうしてジャイアンのピーマン丸かじりが確定したところで、
残すはのび太君とナメラ様の一騎打ち!(ドラ&しずペアは特に最後までトップ争いに絡んできません)
白熱の攻防を繰り広げていますが、ナメラ様はこのすごろくが終わり次第、すぐに地球を破壊するおつもりです。
仮にナメラ様が先にゴールに辿り着いて1位になった場合、その勢いで当然地球は破壊されるでしょう。
そして、先にのび太君がゴールしてしまった場合、「宇宙一」の称号を手に入れられなかった怒りで確実に地球は破壊されることでしょう。
つまり、将棋でいうところの詰みの状態です。
この絶望的な状況の中で、のび太君は何と「落とし穴に落っこちて一回休み」というマスを引いてしまう失態を犯します。
これによりサイコロで「5」を出し、ゴールまで残り1マスとなったナメラ様の勝利がほぼ確定的となってしまいました。地球はもうおしまいです。
そしてナメラ様が辿り着いたマスは先ほども登場した「おやつルーレット」のイベントマス。
ここで「ポテトチップス」を当て、地球のお菓子を食べながらウイニング・ランが出来ると喜ぶナメラ様でしたが、体が埋もれるほどのポテチを獲得したナメラ様の体に謎の異変が。
ポテトチップスは塩がたっぷり。そしてナメクジは塩をかけられると死んでしまいます。
そしてナメラ様はナメクジ星人・・・・・・・。
―――1回休みが明け、すごろくに復帰したのび太君。
もうとっくに相手のおばけナメクジはゴールしたものだと思い、気を落としつつもゴールへ向かうのび太君。
しかしナメラ様はゴールしておらず、残っているのは先ほどまでナメラ様が使っていた乗り物だけ。
そして、のび太君はそのままゴール。よくわからないまま宇宙一になってしまいました。
ナメラ様があれからどうなったのかの描写が描かれていないのが怖いです。
そしてすごろく終了後に、ようやくあのナメクジが本物の宇宙人だという事に気付いたのび太君達。
急いで宇宙探検すごろくのフタを開けて中を確認してみたところ、
そこには塩ポテチのおかげで通常サイズのナメクジの大きさにまで縮んでしまったナメラ様の姿がありましたとさ。おわり。
よかった、死んでなくて。
オチの内容としては「ナメラが弱体化して地球が破壊される心配がなくなってよかったね」という解釈になると思うのですが、
ナメラさん側から見れば、変な機械で宇宙のかなたからはるばる呼び出された挙句に変なゲームに参加した結果、塩ポテチで殺されかけるというけっこうひどいお話となっています。
そもそも、ドラえもんが未知とのそうぐう機を使わなければ、ナメラさんだって地球には来なかったわけだぞ。
こんなことされたらナメラさんだって地球破壊したくなるよなぁ。とりあえずもう「未知とのそうぐう機」を軽い気持ちで使うのはやめにしましょう。
☆
最強!オールマイティーパス(コミックス15巻)
2005年5月6日に放送されたもののリメイク版。約11年前。今のドラえもんが始まってまだ第3回目の頃。
さて、このタイトル通りオールマイティーパスは最強のひみつ道具です。
自分の行きたい場所には入れるし、乗り物だったら何にでもタダで乗れる。まさに万能のひみつ道具。
行きたければ銀行の金庫室だろうが首相官邸にも入れるというすさまじい道具です。
そんなひみつ道具の存在を有効期限が切れる5時間前(本日午後6時まで有効)まですっかり忘れていたドラえもん。うっかりとかそういうレベルを通り越しています。
そもそも、なんでそんなとんでもない道具をドラえもんは所有しているんだ?
それにこんなひみつ道具が流通していたら、未来の世界はドロボウだらけになるんじゃないのか?
いろいろと疑問は浮かびますが、話が先に進まないので一旦忘れます。
とにかく、オールマイティーパスを持っているわりに「本屋さんで漫画を堂々と読む」「スネ夫の家でおやつをご馳走になる」などの
しょぼい発想をし続けるドラえもんのスキを狙い、のび太君がオールマイティーパスを持って行ってしまいました。
さてどこへ行こうかとのび太君が悩んでいると、神成さんの前でひと悶着を起こしているジャイアンとスネ夫の姿が。
どうやらまた神成さんの家にボールを入れてしまったようです。
しかし、ここはオールマイティーパスの効き目を試すチャンス。おそるおそるのび太君が神成さんの家へ入っていくと、何故か植えこみの中から神成さんが登場!
お前はポケモンか?
しかし神成さんにパスを見せたところ、先ほどまでの怒りはどこへやら。仏のような笑顔でボールを返してくれました。
この一件でオールマイティーパスの力を実感したのび太君は、しずかちゃんを誘って遊びに行くことに。
しずかちゃんの前でオールマイティーパスをちらつかせながら「どこへでも連れて行ってあげるよ~」と語るのび太君!何かイヤです。
そんなことをしているうちに、本来のオールマイティーパスの持ち主・ドラえもんが登場!
逃げるのび太に追いかけるドラえもん。駅まで逃げてきたところで「オールマイティーパスは乗り物も無料になる」という情報を思い出したのび太君。
オールマイティーパスを自動改札にかざし、電車で逃げるという技を使ってドラえもんを「まく」事に何とか成功しました。
いやあ、オールマイティーパスは電子マネーにも対応しているんですね。
みんなが通勤でこれを使っていたら、JRや私鉄があっという間に破産しそうだ。
そして逃亡したのび太君が向かった先は遊園地!
オールマイティーパスがあれば入場料もタダですし、行列にも並ばないで済むのでオールマイティーパスの効果を発揮するには絶好の場所と言えるでしょう。
みんながこれを使っていたら、ディズニーランドなんてあっという間に破産しそうです。(二度目)
さらに、のび太君達は子供だけじゃ絶対に入れないような本格的な喫茶店にも潜入。
ここでのび太くんが飲む「おひや」がホント旨そうなんですよねえ。
あと、さすがのオールマイティーパスでもタダ食いはできないようです。そりゃそうか。
喫茶店の後は映画館へ。
オールマイティーパスがあるのをいいことに、星野スミレちゃんの映画を堂々とただ見するのび太君。
「僕、スミレちゃんのファンなんだ」と言いながら非常にだらしない顔。
隣に座っているしずかちゃんもいいかげんドン引きし始めています。
ただ、こうしてしずかちゃんと一緒なのに女性アイドルの好みを口に出してしまうあたり、この頃ののび太君はまだ、しずかちゃんに対して特別な恋愛感情を抱いていないんだなと暖かな気持ちになります。
そして、ここでのび太君が「そうだ!スミレちゃんに会いに行こう!」というオールマイティーパスを使った大胆な計画を思いつきました。
思いついたのは別にいいけど、だからって上映中に立ちあがって「そうだ!スミレちゃんに会いに行こう!」と叫ぶのはマナー違反だぞ。
さて、どうやってスミレちゃんの家まで行くのかというと、その方法はタクシー。
のび太君がオールマイティーパスをかざし「スミレちゃんの家まで!」
と行き先をコール。
そして何故か星野スミレの住所を知っていたタクシードライバーのおかげで無事星野スミレちゃんの家へたどり着くことが出来ました。
このあたりから「オールマイティーパスで家まで行くのは普通にストーカーなのでは?」という思いが湧きあがってきます。
スミレちゃんの自宅の厳重なセキュリティや怖いお手伝いさんの登場もオールマイティーパスのおかげでらくらくと突破。
その後もスミレちゃんの広い自宅のあちこちを巡り、偶然飛び込んだ部屋でようやくスミレちゃんを発見。
スミレちゃんはソファの上で本を読んでいたため来客の存在に気が付いていなかったようでしたが、もしもこの時にちょうどスミレちゃんが部屋でエッチなこととかしてたらどうなってたんだろうか?
そういう事態でもオールマイティーパスを見せればスミレちゃんは許してくれるかな?
妄想はさておき、そのまま時間が経つのを忘れるほどにスミレちゃんとの会話を楽しむのび太君としずかちゃんでしたが、
本当に時間を忘れてしまい、オールマイティーパスの有効期限が切れてしまう事態が発生!
そして、有効期限である午後6時になると同時に突然自分の部屋に現れた見知らぬ子供の存在にビビり倒すスミレちゃん!
結局家を追い出され、タクシーにも乗れなくなり、
車で30分かかる距離を徒歩で帰る羽目になったのび太君達。これにはさすがのしずかちゃんも怒っています。
それに対してのび太君もジョークのつもりなのか、「歩いていればそのうち家に着くよ」「車で30分のところを歩いたらどれくらいかかるのかなぁ」などと火に油を注ぐような無責任発言を連発。
例えオールマイティーパスを持っていても、女性の心まではパスできなかったようだね!というオチを思いつきましたが、特にうまくもないので言うのはやめておきます。
前半のお話でかなり時間を使ったせいか、上記の2005年の回と違って後半のこのお話は約5分ほどの短いお話にまとめられていました。
原作には無いドラえもんの乱入シーンなどがあったので、オチに何か一ひねりあるのかと思ってしまったばっかりに、原作通りの終わりかたをしたのが少し肩透かしに思えてしまいました。これに関しては自分が悪い。
それから、この回の感想記事を読み返してみて「オールマイティパス」って単語が出てきすぎだなとも思った。
●ドラドラニュース
●AパートとBパートの間で、2016年3月5日にテレビ朝日で行われた「新・日本誕生」イベントの様子が放送されました。
「ウンタカ!ドラドラ団」のメンバーとして棚橋弘至さん、真壁刀義さん、小島よしおさんが登場してのウンタカダンス対決。
一応この人たちは敵役のクラヤミ族という設定なので、全体的にヒール役を演じておられましたが、
ダンスバトルでは小島よしおさんが対戦相手の女の子に対して、わざと負ける接待プレイに徹していたり、
この記事によれば、このイベントの後にファンのみなさん達とのサインと握手会を行っていたそうです。
いい人たちだなぁ。
●「びっくりラッキーマンボ」の演出が「新・日本誕生」バージョンから通常版に戻りました。
☆次回予告
来週は「金曜☆ロンドンハーツ&アメトーーーーク!姉妹番組4時間SP!!」放送のためお休み。
次回放送は4月15日。『お箸はのびるよ、どこまでも』『チリつもらせ機』の2本となっております。