出版社:ネーション・エドゥテインメント
定価:85バーツ
発行日:不明(後述)
全234頁
この本は小学館コロコロ文庫より発売された「ドラえもん 恋愛編」を翻訳したもので、表紙がやたらどぎついピンク色なのも「恋愛」をイメージしたものと思われます。
出版元のネーション・エドゥテインメント(公式サイトHP)という会社も、
タイ国内で日本の漫画専門雑誌を出版していたりなどもする有名な会社のようで、日本のwikipediaにも個別記事のページがあったくらいです。
ちなみに定価の85バーツは日本円にすると大体270円。日本よりちょっと安い?
さて、このブログではこれまでにもイタリア語と中国語のドラえもんの本を取り扱ってきましたが、
イタリア語にはアルファベットが、中国語には漢字といった見慣れた文字が出てくるので読めないなりに何となく内容を理解することはできました。
しかし、タイ語はよくわからない文字が主体なので本格的に何を言ってるんだかわからなくなってきます。
「赤いくつの女の子」 より
初版発行日を確認するために奥付を見ても、よくわからない文字の羅列ばっかりで頭が混乱してきます。
というより、奥付を見てもいつ発売されたのかさっぱりわかりません。なんだこの言語は!
えっ?タイ語がわからないんだったら、タイ語のドラえもんを読んでもしょうがない?
いやいや、お待ちを!
タイ語が分からなくても、日本のドラえもんのセリフを覚えていれば大体の意味は理解できるってもんなんです。
「のび太の結婚前夜」より
こんな場末のドラえもんブログを見てくださるような方だったら、上のタイ語の文章でも何が書いてあるかだいたい分かると思います。
今日はせっかくなので、見聞を深めるためにドラえもんの名シーンからさまざまなタイ語を学んでいきましょう。
ミイちゃん「ボク オトコ ダヨ」
のび太「あ、あ、ありがとう!」
しずか「そばについててあげないと、あぶなくて見てられないから。」
しずかのパパ「あの青年は人に幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」
ジャーン!!(クルッ)
無理やりオチをつけようと思ってつい貼ってしまいました。ごめんなさい。
なのに、タイ語がわからなくても未来のスネ夫の嫁さんのインパクトは伝わるふしぎ!
あと、擬音もタイ語のものに変わっておりますね。芸が細かいぞ!(おわり)
【おまけ】タイ版ドラえもん巻末の広告一覧
イングリッシュコミックスシリーズのタイ語版・・・欲しい・・・・