伝説のサブカル雑誌「GON!」1996年8月号より。
「徹底解剖「ドラえもん」藤子不二雄A&F藤子不二雄完全分業リスト!!」という企画の1コマ。
ドラえもんの作画の違いに目をつけ、藤子A先生と藤子F先生とゴースト(アシスタントさんの作画)の描くドラえもんの見分け方について紹介しております。
「ひみつ道具を使って悲惨なオチになるのはだいたい藤子Aの回」というひどい理由で「ネズミとばくだん」「うそつきかがみ」「くせなおしガス」などの回が安孫子先生が描いた回だというジャッジになっていたりするのが面白いです。
そして圧巻なのがこの分業の全てをまとめた細かすぎるリスト一覧!
画像ではちょっとしか見せられませんが、ドラえもん全45巻分すべてを検証、リスト化、そしてこれくらいの細かい文字で全て掲載されています。よく調べたなぁ。
実際のドラえもんの作画はほぼ藤本先生とアシスタントの方たちがやっていて、安孫子先生はほとんどタッチしていないというのが真相ですが、ここまでやられたら間違っていたとしてもぐうの音も出ません。
当時のGON!はこの手の細かすぎるいい意味でくだらない検証コーナーが多数載っていて、読み物として本当に面白かったんですよ。
今でもサブカル雑誌はいろいろ出てますが、GON!より面白い雑誌は未だにありませんわ。