SHIINBLOG

【ドラえもん本レビュー】ドラえもん ワンワンだいずかん

ドラえもん ワンワンだいずかん

f:id:genshiohajiki:20160218003348j:plain

出版社:小学館

発行日:2014年3月3日

定価:800円(税抜)

 

 

ドラえもん 新・のび太の大魔境」の劇場公開と同じ頃に発売された子ども向け絵本。

この映画の舞台となる犬の国「バウワンコ王国」にひっかけ、世界中のいろんな犬を紹介するという内容の本になっています。

こういうドラえもんの本でも、子ども向けの絵本のジャンルって語られることも少ないんですよね。

 

 

早速目に入る、子ども向け絵本にありがちなあやしい作画のドラえもん

f:id:genshiohajiki:20160218005322j:plain

何かが微妙に違う

 

f:id:genshiohajiki:20160218005444j:plain

明らかに身長の小さすぎるドラえもん

 

 

一応、奥付には「絵・シンエイ動画」との記載があるので、多分所属のアニメーターさんが描いたものだと思われますが、

やっぱりこの手の子ども向けの本にこそ手を抜かず、しっかりとした絵を入れてほしいものです。こういうのを見てブログの記事にしちゃう人とかもいるし。

 

後はだいたい40ページに渡って、さまざまな犬の写真や犬に関する豆知識などが載っています。犬かわいい。

f:id:genshiohajiki:20160218011614j:plain

こっち見んな

 

 

幕間では、犬に関係するひみつ道具を紹介するページも。

f:id:genshiohajiki:20160218011801j:plain

「ヒミツゲンシュ犬」「チューケンパー」「ゴーゴードッグ」「ばんけんちょきんばこ」など犬に関係するひみつ道具は意外と多いです。

実は藤子・F・不二雄先生は犬好きだったのでは?と思わせる数ですが、

同じく「カムカムキャット」「ネコあつめすず」などネコに関するひみつ道具も多いし、そもそもドラえもんはネコ型ロボット。多分違うんでしょうね。

 

 

ドラえもん好きな人でもあまり注目することのなさそうなこの本ですが、こうやって記事にすることで永遠にネット上に残り続ける。

今後もそういう本をたくさん紹介して、どんどんとネット上にドラえもん本の輪を広げていきたいです。

 

ドラえもん ワンワンだいずかん (テレビ超ひゃっか)

ドラえもん ワンワンだいずかん (テレビ超ひゃっか)