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コミカライズ版『映画ドラえもん のび太の新恐竜』第6話(最終回)感想。このお話の続きは映画館で目撃してくれ!

 

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コロコロコミック3月号掲載の、コミカライズ版のび太の新恐竜』第6話の感想です。

本誌の連載は今月で最終回。物語の続きは映画館かコミックスで確かめてくれ!

 

 

 

【これまでの感想】

 ・コミカライズ版『映画ドラえもん のび太の新恐竜』第1話感想。キューとミューの名前の由来はなんだ!? 

 ・コミカライズ版『映画ドラえもん のび太の新恐竜』第2話感想。いよいよタイムマシンで恐竜時代へ! 

 ・コミカライズ版『映画ドラえもん のび太の新恐竜』第3話感想。あの道具が今後の伏線のような気がして・・・。

 ・コミカライズ版『映画ドラえもん のび太の新恐竜』第4話感想。特報第2弾に出てきたあのひみつ道具とあのサルが登場!? 

 ・コミカライズ版『映画ドラえもん のび太の新恐竜』第5話感想。あの気になるキャラクターが登場!?

 

 

 

 

 

(以下、ネタバレ注意)

 

 

 

 

前回ラストで海に落っこちたキューとのび太くん。

彼らを助けてくれたのは、やっぱり「あのキャラ」だったようです。

 

 

ここの「くだり」については、実際に映画を見てから語りたいので今は黙っておきますが、

このシーンが映画だとどうなっているのかはちょっと気になってます。

 

もしかしたらあの人がまた「あのキャラ」を演じたりするのかも。

 

 

 

それにしても、2ページ目の1ページぶち抜きで描かれている恐竜たちの絵がリアルでかっこいい。

むぎわら先生も、このシーンに対してはかなり力を入れて描かれたんじゃないかと思います。

 

 

 

 

そんな「あのキャラ」に助けられて洞窟から脱出したのび太くんとキュー、

ジルに捕らえられたジャイアンスネ夫、そして『ここどこバンダナ』で他のみんなを追いかけていたドラえもんとしずかちゃんは、とある島にたどり着く。

 

 

この島にはキューとミューの仲間たちと思われる新恐竜たちの姿もあり、

どうやらここが、ドラえもん達が探し求めていた場所のようであった。

 

 

 

モニターの前で談笑していたジルとナタリー(名前判明しました)によると、

この新恐竜たちは他の恐竜たちとの争いを避けるために海を渡り、この島で独自の繁栄を遂げてきたらしい。

 

 

 

「他の恐竜から空を飛んで逃げた」というエピソードは、

最近の学説で有力とされている「鳥の祖先は恐竜」という研究結果を彷彿とさせる。

 

 

ナタリーさんが「あの島は地球にとって決定的な場所・・・。」と語っているのをみるに、

あの新恐竜たちは、のちの人類の進化にもかかわってくる存在なのかもしれない。

 

 

おそらくこの新恐竜たちがさらに進化するとヒカリ族やクラヤミ族になったり、地底にもぐって恐竜人になったりするのでしょう。

ふたごの恐竜・キューとミューは、ドラえもん映画ゲストキャラの祖先でもあった・・・?

 

 

 

 

今年の映画の敵キャラっぽい雰囲気があるジルとナタリーのおふたりですが、

この島に「隕石」が落ちてくることを危惧していたりと、この回だけ見るとなんとなく善玉キャラ感が出てきていた。

 

 

「この2人、じつはタイムパトロールの一員説」というのを思いついたんですが、どうでしょうかね。

 

 

ジルがサルに扮していたのも、

のび太の日本誕生』でタイムパトロールがマンモスに扮していた理由といっしょだとしたら、なんとなくツジツマがあう気がする。

 

 

せっかくの50周年映画なんだから、

ドサクサにまぎれて「大人になったのび太くんが勤めているらしい」以外の情報すべてが謎のベールにつつまれている

環境保護局の自然調査員」が実はこの人たち・・・というアニメ独自の設定を再利用してみるのも面白いかもしれないぞ。

 

 

 

それにしても、この島。

島の全体図の画像を貼ると完全なネタバレになるので貼りませんが、第3話で自分が予想していた展開にそっくりである。

もしかしたらもうひと捻りあるかもしれませんが、本当にこの展開通りだったらどうしよう・・・。

 

 

 

 

他の恐竜たちから仲間外れにされたキューを勇気づけるため、自分もできない「逆上がり」に挑むのび太くん。

 

「逆上がり応援」のくだりはちゃおのほうの新恐竜でも描かれていたので、

たぶん映画の中で、このあたりがかなりの盛り上がりポイントになるんじゃないか?とニラんでいます。

 

 

そして、映画の終盤でキューが空を飛ぶことができて、ハッピーエンドにつながっていくはず。

 

おお、なんだか『翼の勇者たち』のグースケみたいでかっこいいぞ。

あの映画の鳥人間たちも、祖先をたどっていったら結局はキューとミューに繋がりそうな気がしますしね。

 

 

 

逆に、がんばったけどキューは最後まで飛べませんでした・・・な展開もある意味リアリティがあって面白そうではあるけど、

鑑賞後にものすごいモヤモヤ感に襲われそうなので、あんまり見たくはない展開である。

 

映画を見に来たお子さんたちにも深いトラウマが残りそうな気もするので、やっぱり映画ドラえもんでバッドエンドはやらないほうが良さそうです。

 

 

 

 

そして、気になるラストページ。

燃え盛りながら落下する隕石を目撃するキューとのび太くんの引きの絵で「おしまい」となりました。

この続きは、映画館で目撃せよ!

 

 

おそらく、ここから先もいろいろなことが起きるのでしょうが、漫画版ではここで一旦おしまい。

完全版は後日発売されるであろう、コミックスでお楽しみくださいってことで。

 

 

 

というわけで、

このコミカライズ版がどこまで映画の内容と近いのかはわかりませんが、

とりあえず3月公開の『のび太の新恐竜』を見て、その答え合わせをしたいと思います。

 

 

むぎわら先生の過去の映画コミカライズのパターンから見て、

映画と違うところも結構ありそうな気がするんですが、果たしてどうなるんでしょうかね・・・?

 

 

 

コロコロコミック 2020年 03 月号 [雑誌]

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/02/15
  • メディア: 雑誌