出版社:小学館
発行日:2020年1月27日
価格:800円(税抜)
全106頁
1月22日に発売された『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の学習ムック本。
恐竜の情報がいっぱい載っている本です。
本の内容をちょっとだけ。
『のび太の新恐竜発掘ブック』の冒頭では、映画に登場する恐竜たちの情報を取り上げております。
恐竜については、かなり詳しい内容となっていましたが、
ドラえもんの学習本にありがちな「このくだり、ドラえもんのイラストカットがなかったらドラえもんととくに関係ないのでは?」という状況が発生していたりも。
できることなら、
「アーケロンは『大むかし漂流記』の回にも出てきましたね!」みたいな感じに、テキストの中にさり気なくドラえもんネタを出してほしかったところはある。
でも、ドラえもん要素については、
本の後半にある「ドラえもん×恐竜 探偵団」で補っているので、まあ大丈夫なんじゃないかと。
「ドラえもん×恐竜 探偵団」は、
ドラえもんチャンネルの「てんコミ探偵団」の出張コーナーといえるくらいに充実の内容だったので、
恐竜の情報だけでなく『恐竜とドラえもん要素』についても、十分に満足できる一冊だと思います。
あと、冒頭の恐竜紹介コーナーは「映画に登場する恐竜を紹介!」といった内容だったので、
「もしかしたら映画のネタバレが含まれているのでは?」と不安になったのですが、
自分が見た限りでは、とくにネタバレだと感じる部分はなかったので安心しました。
でも、恐竜にくわしい人が読んだら、
「この恐竜が出るってことはこういうシーンがありそう!」と予想できたりするのかもしれません。
恐竜ガチ勢のみなさんがこの本を読んだ感想も聞いてみたいですね。
なお、恐竜に関するネタバレ自体はありませんでしたが、
この本の中で、まだ公表されていないハズの今年の映画に登場するキャラクターの名前が書かれていたりはしました。
それこそネタバレになってしまうので、あまり深くは触れられませんが、
「のび太の新恐竜 〇〇〇(このキャラの名前)」でググってみても、
某ニュースサイトの「キムタクが映画に出演!」「ミスチルが主題歌を担当!」といった情報しか出てこなかったので、
もしかしたら、あのキャラの名前を出したのは、この本が初めてだったりするのかも。
どのキャラの名前が出ているのか知りたい人は、各自でこの本をチェックしてみてください。
53ページのところに書いてあります。
恐竜情報のほかには、
ひじおか誠先生執筆の描きおろし漫画「のび太の恐竜発掘記」も掲載されております。
大昔の宝物を手に入れたいのび太くんが、なぜか恐竜発掘の手伝いをすることになってしまい・・・!?
この漫画では、今年の映画とコラボしている
「福井県立恐竜博物館」の存在もガッツリと描かれているので必見ですよ。
定例記者会見がありました。
— 杉本たつじ (@TatsujiS) 2020年1月22日
その中で、恐竜博物館とタイアップして3月6日に全国で封切られる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に関連して新たにムック本が発売されたと発表しました。
中には、フクイラプトルなどふくいの恐竜が登場し、博物館のイケメン柴田正輝主任研究員もマンガで大活躍ですよ❗ pic.twitter.com/gZ5xKe9p52
イケメン研究員も大活躍してるぞ!
「映画ドラえもん のび太の新恐竜発掘ブック」は『のび太の新恐竜』の副読本として、
読めば映画がより深く楽しめるであろう情報が盛りだくさんな内容となっておりました。
映画の内容についての過度なネタバレもないので、
『のび太の新恐竜』を見る前に読んでもいいですし、
映画を見終えた後に「補足」として、この本を読んでみるのもいいかもしれませんね。
来月にはもう一冊『のび太の新恐竜』関連の本が出るらしいので、
こちらもいずれ購入して、このブログで感想を書いておきたいと思います。
というわけで、今日は以上です。
ありがとうございました。