少年シリウス2020年1月号掲載の
『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』第3話の感想です。
とはいえ、感想記事書くのが遅すぎて
今話は既にマガポケでも配信済みになっちゃったため、今回は内容をさっくりと語るだけにしたいと思います。
【前回の感想】
・【漫画感想】光永康則先生の新連載『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』が始まりました。
・【漫画感想】『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』 第2話「捜索停止」
というわけで、盗賊とダークエルフが仲間になりました。(さっくり)
人間を潰れたスイカのようにしてしまうほどの攻撃能力を持つゴーレムを操るダークエルフ・フューリィと、
移動の素早さと索敵能力に長ける盗賊・ニーニャが仲間に入ったことにより、ゲームクリアへの道がまたひとつ近づいた・・・?
ただ、タイムリミットまであと26時間を切った状態だというのに、
RPGゲームのセオリーを意識しすぎて、最初のクエストにありがちな「ゴブリン退治」を志願していたのがちょっと気がかりだ。
勇者セカイくんの目論見では、
ゲーム通りに難易度の低い順からクエストを攻略していけば、いずれステージボスまでたどり着けるという考えなんだと思うけど、
そこにたどり着くまえに制限時間がなくなってしまい、攻略途中で詰んでしまう可能性がじゅうぶんにある。
でも、セカイくんのいる世界がそのままゲームの世界なんだったら、
最初のクエストの場所に、なにか攻略へのヒントや重要なアイテムが残されているかもしれない。
とりあえず情報をもとめたいのなら、ゴブリン退治に行ってみる価値はありそうですね。
あと今回は、この国の王族であるクラウ・ベルツリーも初登場。
前回、洞窟でゴーレムに襲われていた重騎士・ウィルの兄妹であり、いわゆる姫騎士ってやつですね。
ちなみに前回の劇中のセリフによると、ウィル王子は第二王子らしいので、
もしかしたらこの先、第一王子がどこかで出てくるのかもしれない。期待しておきましょう。
で、そんな姫騎士さんであるが、勇者セカイの時間停止によってあっさりとやられていた。
さっきまで武装していた自分が一瞬で素っ裸にされたらものすごく怖いと思うし、一番屈辱的な負け方かもしれない。
時間停止能力は、
相手へ肉体的ダメージのみならず、重大な精神的ダメージも与えられる、じつにおそろしい能力だ!
でも姫騎士が敵に負けて、恥辱をうけてしまう展開は、昨今の創作物ではトレンドといえるくらいによく見かける展開でもある。
『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』は、世間の流行も取り入れた作品だってことですね。(強引なまとめ)
そんなわけで、次回『時間停止勇者』第4話が掲載されるシリウス2月号は12月26日(木曜日)発売です。
記念すべき単行本第1巻も、来年1月9日(木曜日)発売ですよー。