絵本まんが はじめてのドラえもん
出版社:小学館
発行日:2019年12月1日
価格:1300円(税込)
全48頁
来年は「ドラえもん誕生50周年」ということで、それを記念した本が多数出版されます。
11月26日(火曜日)に発売された『絵本まんが はじめてのドラえもん』もそのひとつです。
<ためし読み>
この本には、「よいこ」「幼稚園」で発表された「ドラえもん」を9作品収録。
【収録作品】
ドラえもんがやってきた(『幼稚園』1970年1月号)
なんでもロープ(『よいこ』1971年2月号)
いま、なん時?(『よいこ』1971年3月号)
歯みがきで強くなろう(『幼稚園』1970年1月号)
ロボットえんぴつ(『幼稚園』1970年2月号)
絵の中で海水浴(『幼稚園』1970年8月号)
ふしぎな道具で魚つり(『幼稚園』1970年4月号)
ケーキを育てよう(『幼稚園』1970年3月号)
ロボット足(『幼稚園』1970年7月号)
小さいお子さんでも理解できるくらいにシンプルな内容ながら、
どのお話も「ドラえもんの魅力」はしっかりと伝わるお話ばかりだったので、やっぱり藤子F先生はすごい。
まだ文字も読めない小さなお子様でも楽しめる、まさに「はじめてのドラえもん」にうってつけな絵本だと思いました。
ドラえもん好きの親御さんが『はじめてのドラえもん』を買い与えて、
自分のお子さんを立派なドラえもん好きに育て上げるの、素敵な光景ですよね・・・。
価格はちょっとお高めですが、
さっきも言ったように、お母さんが自分のお子さんに読ませる目的で買うぶんにはいい本だと思います。
本のオマケとして「絵本1話分の読み聞かせ音声」がついているというのも、なかなかに新しいなと感じました。
自分が最近の絵本事情にうといだけで、今の絵本はこういうのが当たり前だったりするのかな?
なお、今回収録された「幼児誌掲載のドラえもん」は
藤子F全集の「ドラえもん」第18巻にもまとめられているので、今回をキッカケに興味を持たれた方はこちらも是非。
この本も、お値段が1700円(税抜)とかなり高めの本ですが、
「分かいドライバー」「ターザンパンツ(てれびくん版)」も同じ巻に載っているので、それなりにコストパフォーマンスの高い一冊ではあるぞ!
というわけで、今日は以上です。
ありがとうございました。ばりばり。
表紙に描かれてるこいつ、「自我に目覚めたハイチュウ」かと思ったらやっぱり違ってた。