7月13日(土曜日)発売の
「コロコロアニキ2019夏号」の藤子不二雄先生情報と連載漫画全作品の感想です。
発売からだいぶ時間がたっちゃったので、
ヒマな人は該当のコロコロアニキを部屋の隅から引っ張りだし、
改めて読み返しながら、この記事を楽しんでください。
コロコロアニキ 2019年夏号 2019年 07 月号 [雑誌]: コロコロコミック 増刊
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/07/13
- メディア: コミック
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まずは今号の藤子不二雄要素。
特集記事でニンテンドースイッチのゲーム「のび太の牧場物語」が紹介されていました。
6月に発売されたものなのに、今となってはずいぶん昔の出来事のように感じますねえ。
あんまりゲームの悪い評判は聞かなかったのでよかったですが、
ネットの感想を見ると「ドレイもん」「のび太の強制労働」なるパワーワードが生まれてきててなんとも・・・。
あとは「コロコロ創刊伝説」の中に「ドラえもんひみつ道具コンテスト」の一部が掲載されてたとか。
よーく見ると「ブラックボールペンとホワイトボールペン」の名前もありました。
そんなわけで、今号のコロコロアニキ全作品の感想にうつりたいと思います。
・「コロコロ創刊伝説」(のむらしんぼ)
「ミニ四駆にライトが無いとダメ」という決まりは全く知りませんでした。
今号のコロコロアニキを見てみたら、たしかにすべてのミニ四駆にライトついてますね。
徳田ザウルス先生は、たかや健二先生や樫本学ヴ先生が描かれた漫画でも今回と同様に「豪快な人物」として描かれていたので、
本当にそういう方だったんでしょうねえ。
連載再開。ただし今回は「徳田ザウルスリスぺクト編」と題し、
徳田ザウルス先生のペンタッチを再現して「ハイパーダッシュ!四駆郎」の第1話をセルフリメイクするという特別編でした。
なお、今回の完コピ版は「レッドクリムゾン」の作画担当であるジェット草村先生が中心となって描いたそうです。こいつ本当に何者なんだ・・・。
気になる本編再開は次号からとのこと。とりあえず武井先生が元気になってよかった。
・「爆走兄弟レッツ&ゴー!! ReturnRacers!!」(こしたてつひろ)
烈くん回。そしてアメリカ娘のリディア・アスティアとミニ四バトルだ!
中学生編になってからだと烈主役回は初めてですね。
あと、こした先生はああいう女の子キャラを描きたくて今回のお話を描いたんだと思います。
新ソニックを作るところで今回は終わっていましたが、それだと大人編で烈が変わらずにブラストソニック使ってたことと話が繋がらなくなるのでは?
・「コロコロ時代」(徳井青空)
声優の徳井青空さんがミニ四駆との出会い、そして自らのミニ四駆愛を漫画で描く!
本職が漫画家さんではないのに「ジャパンカップ挑戦へのエッセイ漫画」として、しっかりと面白い作品になっていたのはすごいと思いました。
自分のマシンに『アバンテ "ネロ"』を選んでたのは、やっぱりミルキィホームズのあのキャラ繫がりなんだろうか?
・「メタルファイトベイブレード ソウルバースト」(足立たかふみ)
『メタルファイトベイブレード』がバースト仕様に復刻した記念として、漫画もコロコロアニキで復活。
アニキでやるにはまだ若い作品だと思ったけど、今のターゲット層はそれくらいなんでしょうかねえ。
キョウヤさんも変わっていませんでしたし、続編主人公がちょっとだけ描かれていたところもよかったです。
・「爆転シュート ベイブレード ライジング」(青木たかお)
『ガイアドラグーン』がバースト仕様に復刻した記念として、大地くん主人公回。
聖封士(セント・シールズ)のみなさんも出てきます。
タクシー故障したとしても、スマホを持っているならチームに連絡くらい入れといたほうがよかったのでは?
新装版発売記念で、あのゾイド漫画が奇跡の復活だ!
「ZOIDS」連載終了についてはいろいろあったらしいので、今回の復活は本当に「奇跡」といってもいいでしょう。
今回はポルトの港町におけるレイヴンとの戦いの後日談をお届け。
ゾイドならではの、こういったスケールの大きい話はやっぱりいいですね。
・「コロッケ! BLACK LABEL」(樫本学ヴ)
リゾット回。逃走するためだけに王国セイバーで壁をぶっ壊された安宿のオーナーがかわいそうだ。
シュラスコ一家も、祭りに参加させたくないならヤリを壊すよりピンチョス自身に暴行を加えたほうが手っ取り早かったんじゃなかろうか。
バンカーの貯金箱ってサイズの大きさによって、叶えられる願いのレベルも変わったりするんでしょうかね。
新連載。底辺漫画家の日常を描くのかと思いきや、実はユーチューバーとしての一面もあり・・・。
というわけで、今回は実質プレ新連載みたいな回でした。
次回からの新連載「40代漫画家 原稿料は月5万・・・副業のユーチューバーでの月収20万!!」にご期待ください。
シリーズ完結を記念して、最初で最後のコミカライズ企画をお届けだ!
萬屋不死身之介、鷹岬諒、あかつきごもく、F4U、タモリはタルといった作家陣が参加しているぞ。
コロコロでは第一章から「神羅万象チョコ」を特集してたそうだけど、コミカライズとかが一切皆無だったので、あんまり記憶に残ってない。
でも漫画化するの大変そうな世界観なので、あえてやらなかったのかも。
・「あるウィクロス初心者がブースターパックを買って出たカードから4コママンガを描く4コママンガ」(大川ぶくぶ)
ブースターパック「エクスプロード」を開封。
なんか今回は名前に元素記号がついてるキャラクターが多かったです。
・「星のカービィ デデデでプププなものがたり」(ひかわ博一)
アドレーヌ主役回。彼女は「イケメンな彼氏」がほしいらしいぞ。
周りがみんな変な生き物なのに、ひとりだけ人間がいるのって確かによく考えたらおかしなことだよなあ。
普段のごはんとかどうしてるんだろう。
・「切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使いつづける(原作:松本しげのぶ 漫画:コーヘー)
勝舞達が、今の子供たちのなりたい職業ナンバーワン・ユーチューバーに挑戦だ!
今号からはじまったピョコタン先生の新連載とちょいシンクロか。
動画が炎上したらスーツを着ての謝罪動画アップはYouTuberあるあるですね。
たしかに、ミミさんはメイク系の動画よりも瓦100枚割る動画のほうが見てみたいぞ。
・「劇画ガールズ&パンツァー」(小林源文)
「T-34/85」について。
BC自由学園が出てるってことは、源文先生もいちおう「ガルパン最終章」を見に行ったんだろうか?
飯塚高史回。
引退後まったく姿を見せないのは謎めいててなかなかカッコいいけど、プライベートで目撃されてたりしないのかな。
・「バンバンドリドリ」(ニャロメロン)
新曲作りの裏側について。
Poppin'Party以外の他のバンドもこんな感じで新曲を産み出してるんだろうか?
・「Yの箱船」(原作:天樹征丸 漫画:石蕗永地)
新たな死神案内人・ムゲンさんによる最初の試練だ!
キキさん、ダボダボのニットカーディガンが似合ってますね。
あと、相手をすっ転ばせて時間内に答えさせないようにするムゲンさんはかなりのセコイ奴と見ました。セコい奴です。
例によってエレベーター問題はさっぱりわかりませんでした。次号の解答編に期待。
ノムリャ監督の夢を叶えてあげようというお話。
なんだ、普通にいい話だったじゃないか。
・「死.tv」(カネダカズヤ)
天馬院さんは仲間になるわけでも無く、そのまま去っていった。
そして「ひとりの母親」として、デスバニー散る。
フォックス様だけ盛り上がってて、生配信見てる人はみんなドン引きしてそうな気もするんですが、どうなんでしょうかね。
はたして、次号の最終回でどんな結末を迎えるのか!?
・「装甲娘」(河本ひろし)
ゲーム再開に向け、漫画の設定もリニューアルして再始動だ!
でも、肝心のゲームが冬まで再延期になってしまい・・・。
詳しい内容については、こちらの記事で。
・「でんぢゃらすリーマン」(曽山一寿)
会社の後輩による『でんぢゃらすじーさん』の「がっつりダメ出し」はまだまだつづく。
今回指摘されたネタかぶりは、実際に誰かから指摘されちゃったヤツなんでしょうね。
でも、過去に描いたページの使いまわしもできたので、いつもより原稿が早めに完成していそうだ。
・「キミのアニキ愛を添削!美子ちゃんのアンケート講座」(服部昇大)
コロコロアニキの巻末アンケート漫画枠に、6代目・日ペンの美子ちゃんがまさかの降臨だ!
子供の頃読んでいたコロコロの思い出を語るとともに、
読者アンケートの宣伝を日ペンの宣伝と同じくらいの熱量でやっていくぞ!
感想は以上です。
次号のコロコロアニキは4か月後の11月15日(金曜日)発売です。
ちょっと発売のブランク長くない?と思ったけど、当初のコロコロアニキは4か月に1回くらいの刊行だったので、元に戻っただけですね。
2019年秋号を吹っ飛ばして、次号はいきなり冬号になるぞ!
コロコロコミックのひみつ 公式ファンブック: 小学生のミカタ
- 作者: コロコロコミック編集部,キクチ師範代,コロコロ公式ファンブック制作チーム
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/06/26
- メディア: 単行本
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