少年エース3月号掲載の「ケロロ軍曹」「超ケロロ軍曹UC」最新話の感想です。
今月からFGOの新連載はじまったけど、自分がFGOやってないせいで内容がよくわからない・・・。
ケロロ軍曹 第281話 「猪突猛進大作戦!・・・の巻」
今月のケロロ軍曹は、毎年恒例の干支回!
クルル曹長の発明品の影響で夏美がイノシシになってしまうという、いたって単純明快・複雑怪奇・出前迅速・落書無用な回だ!
イノシシモードの夏美殿も、けっこうかわいい。
当初の目論見通り、軍曹が発明品の効果で目標へまっしぐらになっても、
けっきょくゲームやガンプラにまっしぐらになってしまい、侵略への道は程遠くなってしまうというオチがついてそうだ。
一方の「超ケロロ軍曹UC 激闘ケロロロボ大決戦!!」では、ドロロ兵長がようやく物語に本格参戦しそうな感じに。
自分が任務からハブられていることは、その場に偶然やってきた(?)ナムム元特務曹長に教えてもらったようです。
後から登場したクルルが「南極の遺跡」についてナムムに問い詰めるシーンがあったり、
ナムムもその遺跡のことを「南極に遺されたケロン軍の負の遺産」と呼んでいたりと、
ナムムが、このお話の何かしらのヒントを握っていることはほぼ確実だと思われる。
そして、その「負の遺産」っぽいものとして、
今回の最後のページになんかロボットっぽいものが描かれていた。
第2話の冒頭でクルル曹長が「だが あんなガラクタを使ってなにしようってんだぁ?」と言っていましたが、
その「ガラクタ」とやらが、あのロボットたちである可能性はかなり高い。
ヴァイパーたちは、ロボットで地球侵略をしようとしているんだろうか?
ロボットで地球人を1人ずつぶん殴って殲滅するつもりなら、かなりの時間と手間がかかりそうだ。
で、あのロボットのどれかが後の「ケロロロボUC」になったりして。
もともとは敵のものだったロボットが自分の主人公機になる展開はロボットアニメでもよくあることなので、この作品もその流れを踏襲するのかも。
ケロロ軍曹の本編でいまだに謎のままとなっている「GR計画」となにか関係あるかもしれないので、
次回語られるであろう「ケロン軍の負の遺産」についての詳細を、心待ちにしたいと思います。
その頃、ケロロ軍曹はその「南極の遺跡らしき場所」に降り立っていた。
ティファニーさん曰く、ここはアトランティスの超古代遺跡でもあり、ヴァイパーの基地もすぐ近くにあるらしい。
「南極の地下にアトランティスの遺跡がある」って異説は、『のび太の南極カチコチ大冒険』でもちょっとだけ触れられてましたね。
そこでケロロ軍曹は、古代アトランティス遺跡に住むアンケロム・モカナと出会う。
彼らは、アトランティスに住んでいたペコポン人(原文ママ)と古代にやってきたケロン人の混血である自分たちを代々「アンケロム」と呼んでいるらしい。
同じケロン人であるケロロ軍曹もかれらの事をまったく知らなかったそうですが、
アンケロムの使っている技術の「いくつかは見覚えがある」とのこと。
ケロン人の科学技術は、地球でいうところの古代アトランティスの時代にはすでにほぼ完成していたのだろうか?
でも、アトランティス帝国が滅んだのはだいたい9000年前とのことなので、
ケロン人の寿命基準で考えたら結構最近のことなのかもしれない。
アンケロムは、従来のケロン人と比べるとかなり短命な種族だったりして。
そんな新キャラ登場による説明セリフの数々に早くも飽き始めるケロロ軍曹でありましたが、
「儀式」という謎のワードとともに、水の中から勢いよく現れた謎の邪神のいけにえにされてしまうピンチに陥っていた!
これは、モカナが言っていた「天空より来たりし悪しき大ガエル」という、
もうひとつの謎のワードとだいぶ関係がありそうだ。
でも、ケロロ軍曹が「大ガエル」というには、大きさ的にちょっと無理がある気がする。
「悪しき」はちょっとわかるけど。
タコみたいな頭部やコウモリみたいな翼を見るに、あの謎の邪神はクトゥルフをモチーフにしているんだろうか?
「ケロロ軍曹」にクトゥルフ神話の要素まで絡めるなら、かなり壮大なお話になりそうだ。
お話が壮大になるのはいいことだけど、
壮大すぎて最終回までに話がちゃんとまとまらずに終わる可能性も大いにあるので、そのへんはちょっと心配だ。
士土幽太郎先生の、マンガ構成力に期待したい。
前回、ヴァイパーに捕らえられていたギロロ伍長も、
無事に冬樹・タママと合流することが出来たので、ドロロ兵長も含むケロロ小隊の全員集合も意外と近いのかもしれない。
この調子で、ケロロロボUCの早めの登場にも期待だ!
そして今月の目次コメント。
新年のあいさつと今年の目標。
次号の少年エース4月号は2月26日(火曜日)発売です。
お楽しみに。