今週の少年チャンピオン掲載の『TVアニメ創作秘話 ~手塚治虫とアニメを作った若者たち~』は
当時の虫プロで「鉄腕アトム」のアニメーション制作進行を務めた石津嵐氏が登場しています。
なぜ、今回この話を取り上げたのかというと、
この石津氏が、
スタジオゼロが制作を担当した伝説の回「ミドロが沼の巻」の制作進行を担当していたからでありました。
詳しいことは上のリンクにすべて書いてありますが、とにかく各人のキャラクターが出すぎてしまい、
鉄腕アトムの絵が各シーンでバラバラになってしまう、とにかく悲しい状況になってしまったそうです。
一説では、これが日本アニメ初の作画崩壊だといわれているとか。
この時の鈴木伸一社長のお気持ち、お察しします。
まあ、手塚治虫のアニメの創作秘話を漫画化すると知った時から、絶対にこのエピソードはいじられるだろうな~とは思っていましたが、
まさか連載第2話目にして、早くもいじられてしまうとは思いませんでした。
このエピソード消費の速さから見るに、この作品は単行本1巻分の短期連載だったりするんでしょうかね。
そして現在、少年チャンピオンでは、
創刊50周年記念として過去のチャンピオン作品をリバイバル掲載&作者インタビューをする企画をやっている*1のですが、
この企画に「魔太郎がくる!」「ブラック商会変奇郎」を生み出した藤子不二雄A先生のインタビューも載るのでは、と思っています。
いや、確実に載るはずです。
そしてできれば、リバイバル掲載のほうも、
少年チャンピオンとともに今年で誕生50周年を迎える『狂人軍』を是非リバイバル掲載してもらいたいところなんですが・・・無理ですかね?
祝50周年のおめでたいムードで、
「狂人軍」を掲載しても怒られる可能性も低そうな今こそ、是非リバイバルを!
50年の時を経て、範馬刃牙や小野田坂道と誌面で共演するミスター狂人軍のナガヒマが見たい!!