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ドラえもん感想(きもだめしめがね&いきものおりがみ)

 

2018年7月20日放送分  ネタバレ注意!

 

 

●ドラドラまちがいさがし
今週は「テレビ局をはじめたよ」からの出題。ドラミちゃん、緑色のリボン似合わないな~。

 

 


きもだめしめがねドラえもんプラス3巻収録)
2週間ぶりのドラえもんは、夏っぽいひみつ道具『きもだめしめがね』のお話からスタートだ!

 

このメガネをかけると周りの景色や人物がこわ~く見えてしまうという、肝試しにピッタリのひみつ道具である。
VR(バーチャルリアリティ)体験は今の時代にもありますが、この道具はその一歩先を行ってますね。

 


それにしても、パパが言っていた「もともと墓場があった場所に建てられたスーパー」って、どうなんだ?
何かたたりが起きそうだし、そんな場所のスーパーで買い物はあんまりしたくないぞ。

 

パパの回想を見るに、その墓場は子供3人で肝試しが出来るくらいには広い場所だったらしいので、
もしかしたらこの町は、スーパーどころか商店街建設のために広大な墓場を全てぶっ潰してしまったのかもしれない。
なんとも、バチ当たりな街だ!

 


ジャイアンスネ夫に『きもだめしめがね』のことを嗅ぎつけられてしまったのび太くんは、
この道具を使った肝試し大会に強制参加させられてしまう。

 

メガネをつけたまま町内を一周し、
もしも恐怖に耐えられずギブアップしてしまった時は「罰ゲームとしてみんなから笑い者にされる」という社会的制裁が待っているぞ!

 


メガネonメガネのスタイルできもだめしに臨むのび太くん。

怖いものが苦手なのび太くんはホラータウンと化した町内をおっかなびっくり進んでいきますが、
『かくれマント』で姿を隠したドラえもんのフォローもあり、なんとかクリアー。

 

 

道行く人たちをみんなオバケの姿に変えたり、赤い風船が火の玉に変わっていたりもしましたが、
『きもだめしめがね』が見せている映像の正体さえわかってしまえば、全てかわいいもんです。

 

ただ、向こうから走ってくる乗用車が恐竜に見えてしまうなど、安全面で心配になる場面もいくつか見受けられた。
屋内とか安全な場所でやるならいいけど、市街地でこの道具を使うのはちょっと危険そうだ。

何も気づかずにうっかり車道に飛び出して轢かれてしまい、気づいた頃には自分自身が本当のオバケになってました・・・なんてことになったら大変だぞ。

 


あと、スネ夫くんみたいに、
「本当は普通の人間なんだろ!」「目の前のオバケはみんな人間だ!」と去勢をはりながら歩いてしまうと、
事情を何も知らない人たちから、頭がどうかしている子だと勘違いされてしまう恐れもある。

 

自身のハゲをバカにされたことに怒り、初対面の子供をいきなりボコボコにしてしまうような奴と出会ってしまうこともあるので、
『きもだめしめがね』使用中は、あまり喋らないほうがよさそうだ。

 

オバケもこわいけど、相手のコンプレックスを即座に見ぬいて妖怪化してしまう『きもだめしめがね』が一番こわい!

 

 

そんな危険も伴うきもだめし大会のトリを務めるは、我らがジャイアン
言いだしっぺということもあり、オバケもこわがらずに突き進んでいきます。


しかし、「『きもだめしめがね』をつけた状態で怖いものを見たらどうなる?」というスネ夫くんの疑問を受け、
ドラえもん達が怪物マスクをつけてジャイアンの前に現れたところ、ジャイアンにはそれが母ちゃん(×3)に見えてしまい、驚いて遁走!

 

パニック状態になったジャイアンは、壁にぶつかってしまい、そのままのびてしまうのでした。

「『きもだめしめがね』でもともと怖いものを見たら、さらに怖いものが見える」ってことでいいんでしょうかね。
怪物マスク程度であのビビりようだったので、もしもジャイアンが『きもだめしめがね』で本物の母ちゃんを見たら、ショック死してしまいそうだ。

 


この道具さえあれば、家から出ずともテレビを見るだけでも面白くて怖い映像がたくさん見られそうなので、
日常生活のちょっとしたスパイスや、ヒマつぶし目的としても使えそうですな。

そんな感じで1本目のお話はおしまい。

 

 


いきものおりがみ(アニメオリジナル)
2本目は「折り紙」を題材にしたアニメオリジナル道具『いきものおりがみ』が登場だ。
折り紙をモチーフにしたアニオリひみつ道具は、大山ドラも含めたらもう過去に2~3回くらい出てきてるような気がするなあ。


『いきものおりがみ』で動物や昆虫を折ると、まるで本物の生き物のように動き出し
その動物の特性まで備えているという特徴をもっており、
付属の専用マーカーで顔を描けば、かわいらしい表情まで浮かべてくれるオマケまでついています。

 


ジャイアン達との虫取りで恥ずかしい思いをしたばっかりののび太くんは、しずかちゃんを誘って空き地で色んな生き物をつくって遊ぶことに。

『いきものおりがみ』でこういうのとか折ってみたら、一体どうなるんだろう?


ちなみにドラえもんもゴムマリみたいな手をしていますが、器用に折り紙を折ることが出来ます。
「鶴」だって簡単に折ってしまうぞ。なんかすごい。ペタリハンドすごい。

 


のび太くんも、折り紙で動物をつくろうとするのですが、

元来の不器用ゆえにうまく折ることが出来ず、せっかく出来た折り紙も、

バッタが「イモムシ」と判断されてしまったり、カブトムシが「ゴキブリ」に判断されてしまったりと、どうもうまくいきません。

 

折り紙をちゃんと折れないと、別の生きものとして認識されてしまうこともあるらしい。
この仕様だと、「蛾」と「蝶」を折り紙でそれぞれ作りたいってなった時は、かなりの折り紙スキルが要求されそうだ。

でも調べてみると、うまい人ならちゃんと「蛾」を折り紙で再現できていたりするからすごい。

このお話を通して、折り紙の奥深さをちょっとだけ知れたような気がします。

 


じゃあ自分は折り紙をつくれないからと、
のび太くんが専用マーカーでネコの顔を描くことにしても、常に寝てばっかりなぐうたら猫になってしまったりといろいろ残念な結果に。

ペットは飼い主に似るというけど、折り紙も作った人に似るのだろうか?

 

とにかく、のび太くんはこの道具との相性が非常に悪いようです。

 

 

そんなことをしているうちに、
ジャイアンスネ夫が『いきものおりがみ』を奪って、やりたい放題をしはじめてきた!

 

乗っ取り計画を進めるにあたり、まずは折り紙でネズミを作ってドラえもんを気絶させる王道パターンでこちら側の戦略的有利に持っていく2人。

なんか最近のアニメドラえもんは、ドラえもんがネズミでパニックになったり気絶したりするシーンが本当に多くなった気がする

お話をおもしろく展開させるのに、ドラえもんのネズミ嫌い設定は便利だからなんでしょうかね。

 


さらに、ジャイアン達は折り紙で猛犬をつくって他の動物たちを追い払おうとしますが、
ここでのび太くんが機転を利かせ、専用マーカーでぐうたら猫の顔をトラに変える好プレーを見せた!

 

いくら猛犬でも、猛獣相手ではとても敵いません。
ジャイアン達も逆にトラに追い払われる結果となってしまい、空き地にふたたび平和がもどってきたのでした。

 


ラストはのび太くんの作ったゴキブリっぽい生物が実はホタルだったというロマンチックなオチ。
折り紙が折れなくて不満げな表情を浮かべていたのび太くんも、しずかちゃんに誉められて実に嬉しそうだ。

 


そしてジャイアンスネ夫は、
折り紙ホタル達の中に紛れ込んでいたフンコロガシによって、空き地中を転がり回されるという謎のオチがついた。
なんか、オチのつけ方が少々強引な気がするのは気のせいか?

 

といったところで、今週はここまで。

 

 

 

●ドラドラニュース●
・本編後に流れた「テレ朝夏祭り」の宣伝から、9月7日放送予定の「クジラとまぼろしのパイプ島」の内容がちょっとだけ見えてきた。
 お話の内容がアトラクション通りなら、今年の誕生日SPは7000年前の不思議な島が舞台で、

 ひみつ道具も『うそつき鏡』や『スカンタコ』などが登場するらしい。
 あとゲストキャラとして、謎の男の子も出てくるようです。今後の続報を待ちましょう。

 

・今週からエンディングが「踊れ・どれ・ドラ・ドラえもん音頭2017」に変更。
 お祭りの格好で踊るドラえもんとのび太くんの新規アニメーションも追加されて、いい感じですねえ。

 

 

 

■次回予告■
次回の放送は7月28日。
「絶景!箱庭ソーメン流し」「半分の半分のまた半分・・・」の2本をお送りします。

 

前回の感想:ドラえもん感想(天の川で星釣りを&ねがい星)

 

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