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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

コロコロコミック2017年11月号の「野球の星メットマン」感想。野球アメリカ代表・ロドリゲスさんの過去を見よ!

 

コロコロコミック11月号掲載分のむぎわらしんたろう「野球の星メットマン」の感想です。

 

コロコロコミック 2017年 11 月号 [雑誌]

コロコロコミック 2017年 11 月号 [雑誌]

 

 

 

【ここ最近のメットマン感想記事】

 ・コロコロコミック2017年1月号の「野球の星メットマン」感想。白鳳中はやっぱり強かったの巻

 ・コロコロコミック2017年2月号の「野球の星メットマン」感想。 禁断の魔球が虹ヶ丘ナインを襲う!

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 ・コロコロコミック2017年8月号の「野球の星メットマン」感想。 熱い男・松岡球造現る! ロドリゲスさんは煽り上手の巻

 ・コロコロコミック2017年9月号の「野球の星メットマン」感想。 野球U-15世界大会ついに開幕!アメリカ代表に日本の力を見せつけろ!

 ・コロコロコミック2017年10月号の「野球の星メットマン」感想。舐めプレイはいけないよの巻

 

 

 

野球世界大会「ワールドB」1次予選・日本×アメリカ。

自分たちのチームより格下であると思い込んで日本代表に「ハンデ」としてワザと4点を与える舐めプレイを行うも、

相手が意外と強かったことに今頃になって気づき、ガチで焦り始めたアメリカ代表・ロドリゲスさん。

このまま、日本相手にまさかの完封負けを喫してしまうのか?

 

これでアメリカ代表の舐めプレイが原因でチームが敗北したら、確実にアメリカの2ちゃんねるでロドリゲスさんが叩かれてしまうことは必至である。

いや、試合中に舐めプレイしてました宣言をしちゃった時から、既に現在進行形で叩かれていそうだ。

はたして試合後、ロドリゲスさんのインターネットでの評判はどうなってしまうのか?(ここまで前回のあらすじ)

 

 

今月のメットマンは、そんなロドリゲスさんがバットマンに出会った頃のお話から物語がはじまりました。

 

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遡ること3年前。

ロドリゲスさんはバット1本で車をスクラップにしてしまう最強のワル「バットマンとしてアメリカ・ニューヨークを暴れまわっていた。

 

彼の見せる走行中の車のボディを金属バットでまっぷたつに切り裂いてしまうバットスイングは、まさに驚異的。

仮にふつうの人が走行中の車をまっぷたつに切ろうと思っても、手持ちの武器が金属バットどころか切れ味の鋭い日本刀でも車をまっぷたつにすることはとても出来ないハズだ。

つまり、常人離れした彼のバットスイングは日本刀以上の切れ味を持っているということになる。

実に恐ろしい話である!

 

 

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しかも、その日本刀以上の切れ味のバットスイングで平気で人を打ち上げたりしてるから余計にタチが悪い。流石最強のワル。

 

コロコロ連載漫画なので一応ユーモラスに描かれているが、「じゃあゴルフで遊ぶか!」と言って人を金属バットで殴り飛ばす描写は「闇金ウシジマくん」とかで描かれていてもおかしくないシチュエーションだ。

機会があれば、真鍋昌平先生に是非このシチュエーションを描いていただきたい。

実にショッキングな絵が生まれそうだ。

 

 

で、何をやったのか知らんが、

ある日ロドリゲスは、パトカー10台を巻き込んだ大捕り物の主役になっていた。

 

普通の人なら観念して両手を上げているところですが、

最強のワルであるロドリゲスは「よぉし!開き直って、おもいっきり暴れてやるぜ!」まさかの全力フルスイングをし始めた!

コイツ、開き直ってお巡りさん達にも暴力を振るう気だ!

 

このまま金属バットが血に染まってしまうのか!?と思ったその時、現れたのが後のロドリゲスの相棒となるバットマンでした。

どうも彼は1万回バットをスイングされたら自我が芽生えるように設定されていたらしく、

 

 「車も切り裂くおまえのスイングなら・・・」

 「メジャーでアメリカンドリームを手にすることができる!!」

 

と、ロドリゲスに野球をするよう言い始めたのでした。

バットは人をぶん殴ったり車を破壊するために作られたものではない。ちゃんとした使い方でオレを使えと言いたいわけですな。

あと、これまであまり言葉を発していなかったので気づかなかったが、バットマンの喋りがかなりジジ臭い喋り方だった。

あんなシュッとしたフォルムなのに、一人称が「ワシ」だったの、結構意外だ。

 

 

さっそく近くでやっていた野球の試合で実力を試すことにしたロドリゲス。

しかし、町じゅうに最強のワルとして名が知れ渡っている彼をすんなりと試合に入れさせてもらうには少々難しそう。

そこでバットマンが考えたのは、顔にマスクを被って身元を隠すという実に古典的な方法でした。

ロドリゲスの部屋に転がっていた大量のアメコミからヒントを得たそうですが、実に目立つ格好である。

 

突然バッターボックスに現れたマスクマンの登場に、思わず笑いをこぼしてしまう観客たち。

完全アウェイの中、バットマン「気にするな!」「いつか、こいつらがおまえに大声援をおくる日がくるぜ!」「いつか・・・。」とロドリゲスに話しかけるのでした。

 

 

そして物語は現在へと戻り、試合は4回表のアメリカ代表の攻撃へ。

2アウトの状況で打席に立つは、チームの4番・B‐ロドリゲス。

あの時被り始めたマスクはすっかり彼のトレードマークとなり、観客たちはみなロドリゲスに声援を送っています。

自分がやらかした失態は自分の手で取り返す。バッターボックス上のロドリゲスは気迫でみなぎっているぞ!

 

そんな彼と対峙するピッチャー・空くん。

前回の対戦と同様にここは無得点で凌ぎたいところですが、コロの力はあと3回しか使えないため、

終盤での体力温存にと、あえてメットマンを使わない「ペンダコフォーク」で勝負を仕掛けてきました。

直角に落ちるフォークで、相手がバットを振ってしまうのを狙う作戦だ!

あとてっきり、この前改造された時に5回縛りも解消されたもののかと思ってたけど、違ったようだ。

 

 

ですが、そこはアメリカ代表。

一度地面に弾んだボールをタイミングよくすくい上げ、秘打「ギャラクシーショット」で何とか打ち上げた!

チームの勝利のためにプライドを捨てたロドリゲスは、足でランニングHRを狙うスモールベースボールで泥臭く1点を稼ぎにいく!

 

ロドリゲスは俊足も兼ね備えているようで、外野が捕球した頃にはもう既に三塁ベースを蹴っていた。

「ガハハ!そりゃ毎日、あれだけパトカーに追い回されていたら足も速くなるわい!」バットマン

 

最強のワル時代の経験が生きた形となったが、パトカーでロドリゲスを追いかけている時のお巡りさんの苦労はいっさい考えていない発言でもある。

でも、今はあの時に培った逃げ足がチーム勝利への可能性を握っているのだ!

 

 

「もう当時のオレにはもどりたくない・・・。」

「野球で勝つんだ!」

すさまじい勝利への執念でホームへ滑り込もうとするロドリゲス!

しかし、外野からバックホームした球も帰ってくる!

 

 

「オレは負けない!」

ホームへ飛び込むロドリゲスを、空くんがメットマンの力を使って止めようとする!

先に帰ってくるのはどっちだ!?

 

 

 

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どぐちゃっ

 

 

なんと、大地くんが自らの身を挺してロドリゲスのホームインを阻止した!

この時の衝撃でギルの左耳?が折れてしまうダメージも食らったが、まさに激闘だ!

 

自身が思いもしなかった行動に空くんは戸惑いますが、

そんな彼にむけて「き、きみは・・・チームに必要だ・・・。」と意味深な言葉を残す大地くん。

なんかセリフだけ聞いたら大地くんが急に空くんに対してイチャつき始めたように見えるけど、おそらくそんなことではないだろう。

果たして、大地くんが空をかばった理由とは? 気になる答えは次号明らかに!

 

というわけで今月はここまで。

次回のメットマンが載っているコロコロ12月号は11月15日発売予定です。

 

 

 

さて、ロドリゲスさんは前号まで漢字とカタカナのみで非常に文字起こしがめんどくさかったあの特徴的な外国人しゃべりをしていましたが、

なんと今月号では、普通のしゃべり方にかわっていた。

今回、過去回が描かれたことと何か関係でもあるのだろうか?

 

そして興味深いのが、

ニューヨークで最強のワルとして生きていた、バットマンと出会う前のロドリゲスは、

特徴的な外国人しゃべりとともに「HAHAHA~!!」とアメリカ人っぽい笑い声をあげていた先月号までのロドリゲスよりも、常識人っぽく見えたことである。

魔城中のミステリーくんもメットマンを被っていた時は大変アレな性格だったが、野球をしていない通常の時はいたって普通の人であった。

 

野球で活躍するには、ものすごいスピードで飛んでくるボールにも冷静に対応できる強い精神力が必要な気がする。

ロドリゲスもミステリーも、メットマンやバットマンを使ったことで、

その手の精神力を養うための性格の変化が出て、あんな感じのキャラになってしまったのだろうか?

 

普段弱気な人もメットマンを被れば、脳みその周辺とかいじくられて覚醒するかもしれないぞ。

失敗の許されないセンター試験や会社の入社面接の日には、是非ともメットマンを被って大胆にいこう!