ドラえもん全百科
初版発行日:昭和54年7月25日
出版社:小学館
価格:580円
全370頁
2016年2月4日から始まったドラえもん本レビュー記事も、今日でついに100記事目!
というわけで本日は、「100」という数字に因んで「ドラえもん全(オール)百科」をレビューしたいと思います。
連載100回達成したから百苦タイマーという名前の道具を出しちゃうのと同じノリだ!
とはいえ、この本に関しては持ってる人も多いと思うので、そんな気張らずに行きたいと思います。
ちなみに、自分が持っている「ドラえもん全百科」は、昭和55年1月25日発行のもの。
この奥付が正しいのであれば、ドラえもん全百科はわずか半年で13刷目に到達していたほどのすさまじい売り上げを記録していたということがわかります。
そりゃ、小学館も間髪入れずに「続ドラえもん全百科」を出版しちゃうわけだ!
そして、発売から約20年後の2000年3月には第50刷を達成。
表紙の絵も変わり、実はけっこう最近まで新品での入手が可能だったりしました。(現在は絶版になっているようです)
なお、発売から半年後の13刷の時点ではまだまだサウンドバカチョン表記のままです。
50刷の時点ではもう「サウンドカメラ」に変わっていたので、
いつごろ表記が変わったのかについては今後の研究課題にしたいと思います。
この「ドラえもん全百科」にはこれまでに出てきたひみつ道具が400個も紹介されていることがウリとなっております。
1600個のひみつ道具が掲載されている上に、何故かのび太君の0点の答案までひみつ道具扱いにしていた「最新版ドラえもんひみつ道具大事典」に比べるとかなり少ないですが、
当時出ていたひみつ道具がどんなラインナップだったのかを見るのも楽しいですし、「あのひみつ道具はいつ全百科シリーズに登場するのか?」という目線で後の全百科シリーズを探してみるのも面白そう。
まだテレビ朝日でアニメが始まっていない頃の初々しさ残るドラえもんの世界を、この本で堪能しよう!
言いたいことはもう無いので、
あとは旧版(第13版)と新版(第50版)の比較画像をいくつか置いて終わりにしたいと思います。
(左:旧版 右:新版)
(左:旧版 右:新版)
(左:旧版 右:新版)
【おまけ】
ひどい言われようをされるスネ夫。