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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

笑ゥせぇるすまんNEW「玄田哲章セレクション 特別リピート放送」の感想&アニメ全12話を振り返ってみての感想

アニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」は先週の放送で無事最終回を迎えましたが、

その翌週(BS11では6月27日放映)に同じ枠で玄田哲章セレクション 特別リピート放送!」というものが放送されました。

 

「喪黒福造役の玄田哲章さんがセレクトした回をもう一度お送りする」という体の放送で、内容は実質アニメ第7話の再放送。

堀江美都子さんの歌った挿入歌「ひとりごと」が聞ける回である。

この曲自体は先日発売された「笑ゥせぇるすまん」オリジナル・サウンド・トラックに収録されているので、興味のある方はぜひ買ってみよう。

そして、アニメのブルーレイ・DVD-BOXも10月25日に発売されることが決まったので、お金に余裕のある方はそちらのほうも買いましょうね。宣伝終了。

 

話の本題に戻るが、

このリピート放送は「玄田哲章さんが何故その回を選んだのか?」などの説明はないまま、普通に第7話が再放送されただけだったので、

個人的には「本当は製作が間に合わなくなった時用の穴埋め目的で『リピート放送』が作られたのでは?」とニラんでいる。

最近の深夜アニメによくある「ここまでの内容をまとめた総集編」と同じ扱いだ。

BS11では「笑ゥせぇるすまんNEW」と同じ日に放送されていた「アリスと蔵六」も途中で「ここまでの総集編」が放送されていた。

アニメ「SHIROBAKO」でいうところの、「万策尽きた」ってやつですな。

ただ、アニメのスケジュールに初めから総集編を組み込んだりするケースもあるらしいので、実際のところ制作に遅れがあったのかどうかはわかりません。

結局のところ、どうなんだろう?

 

先ほども触れた「SHIROBAKO」第11話では、「アニメーターが潤沢にいるアニメ会社の代表」としてシンエイ動画らしきものが出ていたりと、

自分の中でもシンエイ動画はそういったアニメ制作進行の遅れとは無縁の会社だと思っているので、

本当に前述の理由で今回のリピート放送が作られたのだとしたらちょっと心配だ。

次にシンエイ動画がやる深夜アニメに影響が出たらどうしよう。

 

 

そんなわけで、過去に感想を書いた回の感想をまた書いてもしょうがないので、

ここからは笑ゥせぇるすまんNEW」全12話を見終わった後の率直な感想を書いておくことにします。

 

作品自体は良くも悪くも原作・TBSアニメ版を意識した手堅い作りになっていたので、アニメは最後まで楽しく見ることができました。

原作回のAパートとオリジナル脚本のBパートという2部構成は、原作を知っている人も知らない人も楽しめるいい構成だったと思います。

オリジナル回だと「今夜は最高」「捨てちゃう女」「私はアイドル」が好きでした。

原作回も、漫画を読んだときは行き当たりばったりなオチに感じてしまった「弁当戦争」の回がしっかりとオチに繋がるように演出されていたりと、思わず感心する場面もあったり。

 

なので、是非アニメ2期も期待したいところなのですが、

少しだけ欲を言わせてもらうと、もうちょっとこのアニメがネット上で人気になってほしかったという思いがある。

このアニメがきっかけで、笑ゥせぇるすまんを知らない今の若い世代の人にも「笑ゥせぇるすまん面白い!藤子不二雄A先生はすごい!」と世間で更なる藤子A先生再評価の流れが来てくれたらいいなとか思っていたのですが、

自分の見ている限りでは、どうも予想よりも盛り上がらなかった感じになっているのが残念でならない。

 

あと、このアニメに出てくる女性キャラのほとんどがことごとく藤子Aタッチから逸脱していたのは何故なのか?

「白昼夢」のハルカちゃんや「夢に追われる男」の麻夢子、「ニッポン海外旅行」の島井ちか子の後ろでパフェ食ってた子など、

確かに可愛い子もいっぱいいたんですけど、やっぱり藤子A先生の画風を尊重してほしかった。

他の深夜アニメで「女性キャラのデザインが原作と全く違っている」なんてことが起きたら、確実に炎上してたような案件ですよ!?

これについては、アニメスタッフの方たちにキャラデザを変えた理由を聞きたいところです。

 

他にも、

「喪黒福造の恐怖を煽る演出が『喪黒が巨大化する』ばっかりでワンパターンだ」とか、

「何故『帰ッテキタせぇるすまん』の原作を1話も使わなかったのか?」とか「何故あの回を今回のアニメ化に選んだのか?」とか、

「『笑ゥNEW』に出てくるシンエイ動画が野球チームやタクシー会社、旅行代理店など多角経営しすぎだ」「けっきょく作中でちょくちょく出てきた『ヨツボシビール』とは何だったのか?」など、

いろいろ言いたいことはあるのですが、あまり言いすぎるのもアレなのでここらへんで終わり。

 

とにかく、アニメ2期を作ってくれ!

そして、アニメ第2期では「帰ッテキタせぇるすまん」からも作品をいくつか採用してください。

何の罪もない旅行者が喪黒そっくりのアボリジニにドーンされて自然の一部になってしまう回や、

アイアンメイデン(鉄の乙女)の中から喪黒が血まみれで出てくる回とかをアニメ化したら、「笑ゥNEW」の存在をスルーしていた人も確実に興味を持ってくれるはずだ! たぶん。

 

まあ、こうして久しぶりのアニメ化でしばらくの間は楽しい思いができたのでよかったです。

またこんな感じで、藤子不二雄作品の新作アニメが作られたらいいな!

おしまい。

 

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