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【祝季刊化】「コロコロアニキ2017夏号」感想!今月のコロコロアニキはMoo.念平に始まりMoo.念平に終わる!

 

6月15日(木曜日)に発売されたコロコロアニキ2017夏号の感想を書きたいと思います。

 【前号の感想】

 ・コロコロアニキ第8号感想まとめ他・その①(コロコロ創刊号連載まんがリスト)

 ・コロコロアニキ第8号感想まとめ他・その②(コロコロ40周年トリビュート祭参加漫画家・トリビュート作品リスト)

雑誌名が「コロコロアニキ第9号」ではなくコロコロアニキ2017夏号」になっていることでお察しの方もいるかと思いますが、

これまで4か月に1度の刊行だったコロコロアニキ今号から季刊雑誌へグレードアップ!

これからは3か月に1度のペースでコロコロアニキを読むことができるぞ!

そして、このブログのコロコロアニキ感想記事もこれからは3か月に1回のペースで書かなければいけないことになるわけですが、

コロコロアニキが1年に4回も読めるんだったら、その程度のこと苦ではないぞ!今のところはな!

 

 

さて、今回もコロコロアニキに載っている藤子不二雄関連の情報をお知らせ!・・・と行きたいところなのですが、

今号のコロコロアニキには、来月から藤子・F・不二雄ミュージアムで始まるコロコロ40周年展の既出情報くらいしか載っておりませんでした。

まあ、こういう時もありますわな。

 

 

しかし!

藤子不二雄情報がない代わりに、藤子不二雄愛に満ち溢れたあの男が「コロコロ創刊伝説」に登場しておりました。

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その男の名は、Moo.念平

ご存知「あまいぞ!男吾」の原作者であり、「レイトン教授シリーズ」の問題提供者としてもマルチに活動する偉大な漫画家である!

今回の「コロコロ創刊伝説」は、そんなMoo.念平先生がコロコロで漫画を描き始めるまでの経緯を描いた内容となっていた!

 

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見よ!このMoo.念平先生の熱き藤子不二雄愛を!

先生は、のちに藤子ファンクラブ会報誌「ネオ・ユートピア」にてMoo.念平がやってきた!!」という藤子不二雄作品を語るコラムを連載。

毎回手の込んだ描き下ろし藤子キャライラストと、毎回異常なほどの文字量で自分の愛する藤子作品を語るMoo.念平先生の姿に、当時のネオユー読者の心は鷲掴みになった!

 

さらに、今回の「コロコロ創刊伝説」では、

Moo.念平先生自らが語り手となってあまいぞ!男吾」の当時の制作裏話を振り返られていたりもするのであまいぞ!男吾ファンは要チェックだ!

 

・・・といっても、あまいぞ!男吾ファンは既にコロコロアニキ買ってるだろうから言われんでも既にチェックしてるわな。

余計なお世話でした。

 

 

そして、話題は今月のあまいぞ!男吾の感想へとスライド。

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今回はオデコこと委員長・早瀬英子回だ!

学校の近くのにあるオンボロ文房具屋を立て直そうとする男吾であったが・・・。

本編には何とも怪しげな生徒会長も登場。「ネズミ」こと関和美も1コマだけ登場しているぞ。

あと、宣伝目的なのか作中のあちらこちらに今度発売予定の男吾マスコットも出てきている。

漫画と同様に現実でも「オレ売れてねェ~っ」って状態になったらかわいそうなので、懐に余裕のある人は是非買ってあげてください。

 

で、上の画像にも書かれているが、現在の「あまいぞ!男吾」は平成元年(1989年)が舞台になっている。

29年前とはいえ、意外と最近の話である。

同じコロコロアニキでも、井上和郎「198Xメモリーズ」のほうが年代的に古い話ということになってしまうから、ちょっと不思議な気分だ。

そういうオトナの世界と関係なさそうな男吾世界だが、よーく探したら脱衣麻雀ゲームやHなアニメのビデオが置いてある場所も存在するのだろうか?

 

 

では、その他気になった漫画の感想をいろいろ書いておきます。

本当は「効率よく全部の連載漫画に感想を書きたい」と思っているので、もしかしたら次号の記事では画像なしの箇条書き形式での感想になってるかもしれません。

デジカメ接写とはいえ、本編の画像を貼るのも本来よくない事ですからね。

(※今号のカネダカズヤ「死.tv」は作者体調不良のためお休みとなっておりました。)

 

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樫本学ヴ学級王ヤマザキが完全新作として登場。

こんどの舞台はプール別荘の上を行く学校プール王国だ!

樫本先生が「当時の画風と雰囲気を完全再現した」と謳う様に、16年のブランクを全く感じさせない内容でありました。

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当時コロコロ誌面の物議を醸した「大人のちん〇ライト」も復活しているぞ!

ヤマザキ」は次号も掲載予定とのこと。

 

 

さらに、新連載も3本スタート!

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大川ぶくぶ「あるウィクロス初心者がブースターパックを買って出たカードから4コママンガを描く4コママンガ」(タイトル長い)は、

タイトルの通り、ブースターパックから出てきたカードのイラストだけで4コマ漫画を描くという大喜利要素の強めな内容。

なんか次々回あたりにネタに困って小学館ビルをぶっ壊す展開が待っていそうだ。

あのビル最近出来たばっかりだから、あんまり壊さないでもらいたいなあ。

 

 

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ニャロメロン「バンバンドリドリ」も新連載。

コロコロアニキでも特集記事を組んでいたメディアミックスプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」のコミカライズ作品だ。

この漫画の元となった作品を全く知らないので、自分はこの漫画で「バンドリ!」を学ぶ形になってしまうのがちょっと不安だ。

少なくとも、アニメ本編で香澄さんが山吹さんの頭を90度に折り曲げたりする展開はないハズだと思う。

それにしても、ニャロメロン先生ってこういう絵も描けるのね。

自分は「ベルリンは鐘」のニャロメロン先生しか知らなかったので、びっくりしてしまいました。

 

 

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そして、次号から始まるマキシマムザホルモン」の新連載プロローグ漫画も登場だ!

描くのは藤異秀明先生!元コミックボンボン作家だ!

入場料が「自慢の工作」のライブって完全に採算とれなさそうだけど、大丈夫だったのかな?

 

 

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今号の井上和郎「198Xメモリーズ」「エロ漫画」の思い出。

雑誌に名を連ねているあじましでお」「内山沙紀」「北一平」「手裏剣龍」「十之ナイフ」の元ネタ全員わかる人はかなりのオッサンだ!(自分は4人しかわかりませんでした)

作中に出てくる「月刊マガジン」や「コミックジャンボ」で連載を持っていた河本ひろし先生が、

今ではコロコロコミックで漫画書いてたりするから、ホントすごい話ですよねえ。

 

 

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「コロコロ時代」は2本立て。今号は森繁拓真先生とピョコタン先生。

ピョコタン先生は、自身のコロコロ連載のきっかけとなった「スチャダラ通信」の思い出を。

森繁先生は「コロコロは男らしさを鍛える指南書」だとして、「熱拳カンフークラブ」「あまいぞ!男吾」の2本を紹介。

森繁先生自身が描いた巴男吾も見れたりするので、気になる人はコロコロアニキを買ってみましょう!

・・・といっても、あまいぞ!男吾ファンは既にコロコロアニキ買ってるだろうかr(以下略)

 

 

次号の「コロコロアニキ2017秋号」は9月15日頃発売!

また3か月後に感想記事で会いましょう。おしまい。