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銀十字 カリギュラ編「CROSS5:同声異俗」感想 タカノとアンコの過去物語

真心一芭先生(@ippatu358)の「銀十字」カリギュラ編・第4話が2月24日に公開されました。

 

銀十字 inspired by 藤子不二雄(A)『シルバークロス』 13話 - eBigComic4

 

2017年3月23日までの公開なので、忘れないうちに読みましょう。

なお今回感想が少し遅くなってしまったのは自分が更新日を勘違いしていたからです。すいませんでした。

 

 

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銀十字 カリギュラ編「CROSS5:同声異俗」

 

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それでは感想の方へ移りましょう。

今回のお話の主役は銀十字の盲目のスナイパー・タカノ。そして・・・。

 

 

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その彼の目となる少女・アンコの過去を語るストーリーとなっております。

 

 

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かわいい。

 

 

なお、作者さんが自ら解説してくれていますが、タカノとアンコの原作での元ネタはこのお2人。

この2人、物語のかなり序盤のほうに出て来るので結構な重要人物なのかと思ってたらいつの間にかいなくなっちゃってたよなあ。

 

 

さて、タカノとアンコは何をしにきたのかと言うと、本日は総理暗殺を企てたとされる人物を暗殺するという傭兵としてのお仕事。

タカノは目こそ見えませんがスナイパーとしての腕は確かなようで、一番ターゲットを狙いやすいポイントを割り振ってもらえるなど、依頼主からも信頼を置かれている様子です。

しかし、こんな子連れ盲目スナイパーのバックアップに回されてしまった48番のおっさん(仮名)は納得がいきません。

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それにしても、48番のおっさん(仮名)のいかにもな噛ませキャラ感がすごいぞ!

 

 

で、この48番のおっさん(仮名)。2人にさまざまなイヤミを飛ばしてきますが徹底して無視を貫かれてしまいます。

しかし、さりげなく「(アンコを)人身売買(ブローカー)に売っぱらってやろうか」と言ってみたところ、これまで何の反応も示さなかったタカノから銃口を向けられてしまうという思わぬ事態に発展!

予想外の展開にたじろぐ48番のおっさん(仮名)を尻目に、タカノは「アンコは、ガキじゃねえ。俺の・・・」と語りだし、そのままタカノさんの過去回想が始まりました。

 

 

今を遡る事40年前。

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貧民街で産まれたタカノ(当時5歳)は売春で生計を立てていたお姉ちゃんの元で育ち、時にはお姉ちゃんに守られ生きていました。

あと、幼少時のタカノはお姉ちゃんから「ハリー」と呼ばれていたらしい。何が由来なんだろう、ハリーって。

 

幼少時の呼び名問題はさておき。タカノが15歳になった頃、病気がちになってしまった彼女の代わりに生計を立てるべく、自ら少年兵入りを志願。

日夜、危険な任務を熟すようになっていきます。

 

そんなある日。「謎の組織に属する人物の暗殺」という指令を受けたタカノ少年。

そのスコープに映っていた人物とは・・・。

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あ、知ってるぞこの人たち!

 

彼が暗殺をする相手は十字警察創始者のジャストメンでした。隣には若かりし頃のシシガミさんもいますね。筋肉もムキムキだ。

こうして暗殺指令が出ているってことは、約25年前から十字警察を目の敵にしていた人物がいるというわけですが、誰がこの暗殺を依頼したのかということについてはわかりませんでした。

まあ、あれだけのことをやっていれば世界中のいろんなところから恨みを買ってそうではある。

あと、シシガミさんはこの25年の間でものすごく老けたんですね。なにがあったんだろう。

 

 

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ジャストメンの暗殺は失敗に終わったどころか、瀕死の重傷を負うほどの返り討ちを受けてしまったタカノ。

原作「シルバークロス」の十字警察は不殺がモットーだったが、「銀十字」の十字警察は割とあっさり人を殺しにかかるからすごい。

しかし、彼の持つ暗殺センスを気に入ったジャストメンさん。彼に適切な治療を施した後に銀十字にヘッドハンティングすることを決めました。

QQQから持ち帰った技術ってのは、やっぱり強化改造手術のことなんでしょうかね。

 

そして、タカノの訴えで病に伏せていたお姉ちゃんも助けてもらえることに。

お姉ちゃんの病は「成長が止まってしまう病気」「体が若返ってしまう病気」など複数の病気を併発しているきわめて厄介な状態で、

診察をしたシシガミさん曰く「これは初めて聞く事例だ・・・」とのことらしく、その珍しい症例から「不死者(イモータル)」という名前がつけられました。

 

 

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こうして十字警察のメンバーとなり、お姉ちゃんを守る事も出来たタカノ。

自らの眼球を姉に提供したことで盲目となってしまいましたが、彼女と二人三脚「2人で1人のスナイパー」として生きる道を決めたようです。

あと、アンコのすぐ近くにまだ十字警察に入りたての頃らしきケン君がいますが、ケン君こんな幼かったっけ?

飛行機事故で親を亡くした時はもっと身長も大きかったような気が。思い違いかしら。

 

 

というわけで、アンコはタカノのお姉ちゃんでした。

正直な話、QQQ編で初めて相棒に幼い女の子を連れたスナイパー・タカノの姿を見た時はいろんな意味であぶない人なのかと勝手に思っていましたが、こういった深い過去があったわけです。

タカノさん、今まで誤解しててすみませんでした。

 

そして、当初の目的であるターゲットの暗殺も無事に遂行。

ついでに、起動戦団ビッグ5最後のひとりであるタランテラもやっつけました。やったね!

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他のビッグ5のメンバー達と比べてあっさり死んだような気もしますが、

このタランテラの元ネタになったと思われるキャラ・原作「シルバークロス」のタランチュラの死因も「雨で足を滑らせてビルから転落して死亡」だったりするので、仕方がないっちゃあ仕方がないのかもしれません。

 

 

 

一方その頃、前回ケン君を夜這いしたジークリントさんはもう子供を出産していました。早い!

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原作「シルバークロス」にも「ジークフリート」というキャラはいましたけど・・・どうなることやら。

 

 

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そして、ケン君もフランスの島から泳いで元銀十字メンバーのいる獅子神総合病院へとようやく帰還!

これで役者は揃った。いよいよ起動戦団ビッグ5の元締め・カリギュラ財閥を倒しに行くって流れになるのでしょうかね。

次回、いよいよクライマックスだ!!!!!

 

 

そんな次回の更新は3月24日(金曜日)予定。お楽しみに!!

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