SHIINBLOG

漫画業界人必読! こんなところに「漫画単行本第1巻の売り上げを簡単に上げられるポイント」があった!?

今日は、漫画業界の方がのどから手が出るほどに知りたがっているであろう

「漫画単行本第1巻の売り上げを簡単に上げられるポイント」について書いておこうと思います。

実に簡単なやり方だと思いますので、当記事を読んだ出版業界の方達が「この方法」を実践していただければ幸いです。

 

 

さて、先日本屋さんを巡っていた際に「映像研に手を出すな!」という漫画を購入してしまいました。

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

 

 

f:id:genshiohajiki:20170210010903j:plain

月刊!スピリッツ」にて連載中のこの作品。

女子高生たちのアニメーションの自主制作を描きつつ、登場人物達の無限の想像力によって、何でもない部室も彼女たちの思い描いた世界へどんどんと広がっていく。

まだ第1巻しか出ていませんが、楽しく読むことが出来ました。(ためし読み)

 

そして、自分は「月刊!スピリッツ」を読んでいないので、本屋さんで単行本を手に取るまでこの作品の存在を全く知りませんでした。

では、何故その状況から、単行本を買うまでに至ったのか?

 

 

その答えは、この単行本の「とある部分」にありました。

この単行本の中に、自分が「この単行本を買いたい」と思った理由があったからです。

f:id:genshiohajiki:20170210010429j:plain

 

この上の画像を見れば、その理由もすぐに解ると思います。

皆さんは解りますでしょうか。

 

何故、私が内容を全く知らない「映像研には手を出すな!」の単行本を買ってしまったのか?

その理由とは・・・。

 

 

 

f:id:genshiohajiki:20170210012459j:plain

単行本の帯に「ドラえもん」って書いてあったからです。藤子不二雄ファンの視点)

 

 

だって、単行本の帯にドラえもん宮崎駿、そしてザリガニが好きな人、集まれ!!友達になろうよ。」って書いてあったら買いたくなるじゃないですかあ(しらねーよ)

f:id:genshiohajiki:20170210013319j:plain

作中にもドラえもんっぽいシーンとかあったので、買った事については全く後悔してはいませんよ。

 

そもそも単行本の帯や宣伝文句で「ドラえもん」って言葉が入ってなかったら、自分はコミックスも買ってなかったわけですからね。

それに、自分が買った1冊分でもこの漫画の単行本の売り上げは上がってることは確かなことなんだから、記事タイトルでも一切嘘は言ってないぞ。どうだ。

あと、この漫画の作者さんがTwitterで晒していたマイ本棚のラインナップを見てもっと好きになりました。

 

 

アイアンバディ(1) (モーニングコミックス)

アイアンバディ(1) (モーニングコミックス)

 

で、それらを踏まえた上で語らせていただくと、

週刊モーニングで連載中の「アイアンバディ」第1巻の単行本帯にもドラえもん」の文字がありました。

f:id:genshiohajiki:20170210015025j:plain

 

 

 

f:id:genshiohajiki:20170210015554j:plain

こちらは、二足歩行ロボットの開発を目指すエンジニア達を主人公にした漫画であり、大人向けのサクセスストーリーを描いた作品となっております。(ためし読み)

新たなロボット技術の開発によって、いろいろな世界が変わることも十分にあるわけですからね。

これからの展開によっては、ものすごくスケールの大きなチャレンジもあるかもしれませんな。

それこそ同じモーニングで連載中の「宇宙兄弟」よろしく、ロボットによる宇宙開発に打って出たりするかもしれないぞ。

 

そんなわけで、こちらも単行本帯の「ドラえもん」の文字に釣られて第1巻を買ったわけなのですが、

このドラえもん商法には大きな欠点があり、ドラえもん」目当てで第1巻を買ったとしても、続けて2巻を買う気が起きるかわからないという点があります。

いくらなんでも、2巻以降もドラえもんの名前を載せ続けるわけにはいきませんからね。

 

 

f:id:genshiohajiki:20170210021122j:plain

同じロボットでも、帯がペッパー君じゃあ買う気力もなかなか湧きませんでしたな!!(と言いつつ、「アイアンバディ」2巻も買っているというオチでした。)

 

アイアンバディ(2) (モーニングコミックス)

アイアンバディ(2) (モーニングコミックス)