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安藤健二「封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編」を読みました。

安藤健二封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編」を読みました。

 

封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

 

 

この本は「封印作品の憂鬱」「封印作品の謎」の中のベストセレクション(?)を文庫化したもので、簡単に言ってしまえば「このアニメ・特撮作品が封印されている理由を著者が探っていく」という内容。

現在と違って、出版物で封印作品のことについて大っぴらに語る事がタブー視されていた2004年当時に「封印作品の憂鬱」が発売された事はけっこう話題となっていましたし、

今でもよくコンビニとかで売ってる封印作品を取り扱った漫画本などで「日本テレビドラえもん」を取りあげた作品でも、「封印作品の憂鬱」を参考にした内容のものをよく見かけます。

あの頃はまだyoutubeといった動画サイトも無かったわけですからね。

 

 

今回は「『ウルトラセブン』第12話」「『怪奇大作戦』第24話」「ノストラダムスの大予言」「サンダーマスク」、そして日本テレビドラえもんの5本を収録。

どの作品も2016年現在いろんな事情により、未だにソフト化が実現できていないものばかりです。

 

 

個人的には「オバケのQ太郎」「ジャングル黒べえ」などの「過去にこの本で取り上げてたけど、2016年現在は封印が解かれた作品」についての著者の見解、または「何故封印が解かれたのか?」についての追加調査も行なってほしかったところですが、

この本の著者である安藤健二さんが現在はネットニュースの会社に再就職して多忙な日々を送っているとのことで、新作描き下ろしなどは一切なし。

上記の5作品についての現時点での追加調査もなく、必要最小限の加筆修正のみに留まっています。

1ページでもいいからなんか最新情報書いておいてほしかったなー。

 

 

そんなわけで、内容としては過去に読んだものばかりなのでそんなに驚きも無く。

とはいえ、今読んでも日本テレビ動画の社長のハチャメチャっぷりは本当に凄いと思う。wikipediaにも書いてあるけどかなり破天荒な人生を送っている。

こんな人が作ってたドラえもん、死ぬまでに1回は見てみたい。果たして見れるかな?

 

 

で、この本を読んだ影響があるわけでもないですが、先日とある場所へ行ってきました。

記事が長くなりそうなので、それについてはまた明日書きます。

封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫)

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封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで (だいわ文庫)

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封印作品の憂鬱

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