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【ドラえもん本レビューその83】ドラえもん はじめての論語

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出版社:小学館

発行日:2016年11月1日

価格:1200円(税抜)

著:安岡定子 まんが:くりはらみさき

ドラえもんイラスト:むぎわらしんたろう

全114頁

 

 

ドラえもん はじめての国語辞典」「ドラえもん はじめての英語辞典」「ドラえもん はじめての漢字辞典」に続く、ドラえもん「はじめての~」シリーズ第4弾。

 

「はじめての漢字辞典」については過去にこのブログでレビュー済みですね。

残りの2冊も購入済みなのでいずれここで紹介しようと思います。(8カ月くらい前にも同じこと書いたような気がする)

 

 

中身はこんな感じ。

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この本では、およそ500個はあるという孔子の言葉のうちの40個の論語を収録しており、ひとつの章句を2ページに分けて紹介。

ドラえもんのイラストとともに、この本の読者層(本の帯より)である小学校低学年の子にも理解できるよう、論語がわかりやすく説明されております。

この本を読むまで、論語と言えば「四十にして惑わず」くらいしか知りませんでした。(しかもこの本には載ってなかった)

ドラえもんの学習本を毎回レビューしてて思うけど、こういう子ども向けの本って大人の人が読んでも充分ためになりますよね。ええ。

 

これまでに発売された「国語辞典」「漢字辞典」「英語辞典」に比べると、

論語」は辞典にドラえもんがいる程度じゃ勉強意欲の湧かないくらいの年齢になってくらいから習い始めてたイメージがあったけど、

こういう本が出てるってことは、今の子たちは小学生低学年のうちから学校の授業で論語を勉強したりしてるんでしょうかね。

のび太君とかこんなの絶対覚えられないぞ。(偏見)

 

 

 

そして、巻頭ではドラえもんの漫画も掲載!!

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ドラえもんのび太君がタイムマシンで昔の中国へ行き、「論語のなりたち」について学ぶ内容となっているぞ。

 

ちなみにこの漫画を描いたのは「くりはらみさき」という人らしいのだが、ネットで検索しても過去にどんな作品を描いていたのかなどがさっぱりわからなかった。

この手のドラえもん漫画でも名前を見たことの無い方なので、どういう経歴の方なのか気になってしょうがないっす。

 

 

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そんな、くりはらみさき先生の描いた孔子の弟子たち。

子路って人はジャイアンそっくりだったんですね!(ちがう)

 

ドラえもん はじめての論語

ドラえもん はじめての論語

 

【おまけ情報】この本の帯を外してから裏表紙を見ると「あいつ」が出てくるぞ!