アサイ先生の「木根さんの1人でキネマ」の2巻が発売されました。(試し読み:ヤングアニマルDensi)
木根さん(ロボット)
映画を題材にしたあるあるネタが売りのこの漫画。
自身の映画好きをこじらせた結果、映画好きの友達が全くいない主人公「木根さん」こと木根真知子さん(3?歳)が
自分の趣味嗜好を大前提に、さまざまな映画をあれこれ容赦なく次々とぶった切っていくだけという非常に痛快な内容の漫画です。
あと、作者さんの趣味嗜好によって1話ごとに必ず出てくるお尻の描写も必見。
第2巻では、「ジブリ映画」「ラブ・アクチュアリー」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「高校時代の思い出」などが題材になっていますが、やっぱり個人的には公開時の時点でも結構な話題になっていた9話目がお勧めです。9話目。ウフフ。
いやーそれにしても、その映画が世間からどんなに評価がよかろうが悪かろうが、自分の思った事をただ貫き続ける木根さんの姿勢は本当にかっこいいですね。
ただその映画を罵倒してるだけみたいな回もあったりするんですけど、木根さんがその映画をボロクソに言い切る様子が小気味いいから不思議と不快感もないんですよね。
やっぱり自分の好きなものを好きだと信じ続けるってのは本当に大事ですよ。
世間の評価ですぐに影響されて評価を変える奴なんてのは真のファンでは無いですし、
自分の好きな作品が他人からちょっと悪口言われた程度で怒りだしちゃうようなのもファン失格です。
何事にも動じない。これですよ。
ところでこのブログは一応藤子作品を語るという名目のブログなので「藤子不二雄関連の話題がない記事は載せない」といったルールでやっています。
なので、この「木根さんの1人でキネマ」にも藤子作品の要素がないかなーと、よーく探してみました。
木根さんが「少年時代」とか「未来の想い出」とか見ていればいいのになーと思いながらよーく、よーく探してみました。
そうしたらありましたよ!
目立たないところにありましたが、第1巻にて木根さんが「STAND BY ME ドラえもん」について触れている箇所が!
(木根さんの1人でキネマ第1巻・2本目より)
なんかいわくありげなタイトル群の中によーく見たらありましたよ!(赤い線の部分)
おい!なんかそれらのタイトル群の中だと何かダメな映画っぽく見えるだろ!(個人の感想です)
確かに「STAND BY ME ドラえもん」は成し遂げプログラムとかのオリジナル要素が批判されたけど、「ドラえもんを3DCGで映画にしたらどうなるのかなー」みたいな軽い気分で見れば結構面白いんだぞ!!
原作繋げただけの内容なせいでのび太君がただのクズにしか見えないとか、出木杉君がかわいそうだとかそういう意見もあるけどつまらないわけじゃないぞ!
それに興行収入うんぬんで批判する人もいるけど、
自分も実は心のうちで「もしかしたらドラえもん映画で今年の邦画興行収入ランキング1位になっちゃうかも」と期待してたら、
その年に同じ監督の作った映画に及ばなくて、結局2014年の興行収入ランキング2位どまりだったんだからな!くそう!(めんどくさい映画ファンを叱るつもりが自分がめんどくさい藤子ファンになってしまったというオチです)
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