ぬりえ(その1)
出版社:ショウワノート
発行日:不明
価格:100円
今日から数日に渡ってドラえもんの「ぬりえ」を紹介していきたいと思います。
まず最初に紹介するのは「しょうちゃんぬりえ」のドラえもん。
現在のぬりえでイメージされるノート型スタイルと違い、このぬりえはらくがき帳のようなスタイルとなっております。
表紙には「たのしいこうさくつき」と書いてあります。これは何かというと・・・。
ドラえもんクルクルアニメーション!!!
回転のぞき絵の原理を使い、ご家庭でも簡単にドラえもんのアニメーションが楽しめるという製作側のアイディアが光る工作であります。
これを作ってドラえもんを無限に縄跳びさせ続けよう!
作画がひどい
そして、ぬりえの方はというとこんな感じ。
1ページ目を飾るのは当然ドラえもん。何故か飛行機に乗っている。
このぬりえには、「わーどうしよう」といったチャーミングなドラえもんから、
「よこがおもかわいいでしょ」とシブく決めるドラえもんなど、バリエーションが大変豊かです。
もちろんのび太君やしずかちゃんなどのぬりえもありますが、
このぬりえ全体では、やはりドラえもんが描かれているページが多数を占めます。
「ドラえもんはだいたい青一色だから塗りやすそう」との製作者側の判断か?
この絵、どっかで見たことあるなあと思ったら「バタバタフライ」の回でのひとコマでした。
何でこのシーンを抜粋したんだろう?
この絵は原作にも無かったはず。というよりもこの絵のシチュエーションがよくわかりません。
何故ドラミちゃんは飛行機に乗っているんだ?タケコプターはどうしたんだ?
ということで、いろいろイジってしまいましたが、
全30ページほどのこのぬりえには、さまざまなドラえもんの線画イラストが載っており見ているだけでも結構楽しいです。
公式のイラストではあまり見られない、いい意味で自由なドラえもん達がそこにはいました。
高値で取引されがちなドラえもんの漫画や関連書籍と違って、ドラえもんのぬりえは値段的にもお手頃かつ種類もあって集めがいがあり、
さらにネットオークションでも割と頻繁に出品されてたりもするので、
自分ももうちょっとドラえもんぬりえの方を集中的に集めてみたいと思っているのですが、
現在入札者評価制限とかいうよくわからないシステムのせいでヤフオクで落札するのにも制限がかかっている状態です。
いい加減どうにかしないとなあ。