SHIINBLOG

原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

ドラえもん感想(のび太のジャックと豆の木&みせかけモテモテバッジ)

2016年4月22日放送分 ネタバレ注意! 

 

のび太ジャックと豆の木(アニメオリジナル)

物置で絵本「ジャックと豆の木」を見つけたのび太君。

「豆の木で雲の上へ登っていったら大男の城があった」という物語の世界観に憧れるのび太君に、ドラえもんひみつ道具「ジャック豆」を出してくれました。

 

この道具は「ジャックと豆の木」の豆の木のように地面に撒いて水を与えるとぐんぐんと天高く生長するといった特徴を持っており、

さっそくのび太君も豆の木に登って雲の上を目指そうとしますが、さすがに子供の腕力だけ空の上を目指すのは限界があります。

さらに、ドラえもんから「(雲の上まで)登るのに500メートルくらいかかる」といううんざりな情報を知ってしまったのび太君は途中でギブアップしてしまいました。

思ってもいなかった豆の木登攀(とうはん)のハードさに「ジャックは強かったんだなあ」と率直な感想が漏れます。

 

しかし、ジャック豆が「戻れ」という言葉で元の豆の状態に戻るという特性を知ったのび太君は、発芽した瞬間に豆の木に掴まるというアイディアを提案。

タイミングよく掴まることで、無事生長する豆の木と共に天に向かって進むことに成功。

勢いに乗って、しずかちゃんの家まで豆の木で移動することにしました。

 

それにしても、豆の木での移動は非常に目立つ。

遠目から見ると「まんが日本昔ばなし」のOPの龍を思い出してくる。

もしも本当の東京都内でジャック豆を使ったら、確実にツイッターあたりで都心に現れた謎の豆の木の画像が投稿されて大騒ぎになるんでしょうなあ。

これも普段からドラえもんの存在が認知されているご近所だからこそ特に騒がれもしないのでしょう。

実際、しずかちゃんが豆の木に乗って家までやって来たのび太君の姿を見ても「何それー!」並のリアクションしかしなかった事からもわかります。

普通だったらもっと驚くもんなあ。

 

話が大分それました。

というわけでしずかちゃん、そして偶然道を歩いていたジャイアンと一緒に豆の木で空の上を目指すこととなりました。

ちなみにスネ夫は不在。ジャイアン曰く「誘ったけど家にいなかった」とのことです。

こうして、豆の木に乗って雲の上までたどり着いたのび太君達は「雲かためガス」で固まった雲の上で、

雪だるまならぬ「雲だるま」、雪合戦ならぬ「雲合戦」などの雲の上独自のレジャーを堪能。

そして遊び疲れたら雲の上でひるね・・・などの理想の雲の上ライフを満喫します。

 

とはいえ、いつまでも雲の上にいるわけにはいかないのでここらへんで一旦家に帰ることに。

しかしドラえもんだけぐっすり眠っていて、のび太君が呼びかけても全く起きる気配がありません。

のび太君が必死でドラえもんを起こそうとしている間、下界ではのび太のママが庭に生えた豆の木を発見。こんな事をするのはのび太しかいません。

その結果、怒ったママからののび太!戻ってらっしゃい!」の声に反応したジャック豆がしずか、ジャイアンだけを乗せて元の豆の状態に戻ってしまいました。

 

ジャック豆が元の状態に戻ってしまったら、雲の上から戻る手段が無くなったという事です。

これにはのび太くんもパニックに・・・なるかと思いきや、「まあいっか、もう少しのんびりしていこう」と寝ているドラえもんの横で自分もお昼寝を再開する余裕っぷり。

先ほど「雲から戻る手段が無くなる」と書きましたが、ドラえもんが起きればタケコプターが使えるためすぐに地上に戻れるという安心もあるからなのでしょうか。

ちなみにこの時、寝ぼけているドラえもんが雲をつかんで手のひらでドラ焼きを創造、その雲で出来たドラ焼きを食べてしまうという演出上のお遊びがあり、

そこが今回のお話で好きなシーンだったりするのですが、文章ではその雰囲気がよく伝わりません。残念です。

 

そして2人が目を覚ました頃にはすっかり日も傾き、雲も遠くまで流されてしまいました。

さらに他の雲と混ざり合ってしまったらしく、雲の面積が広がった代わりに視界がかなり悪い状態になっています。

足を踏み外したらそのまま地上までまっさかさま!危険である。

あと個人的には、雲かためガスは「吹き付けた所の雲しか固まらない」というデメリットがあるので、まだ雲かためガスを吹き付けていない雲にうっかり足を踏み入れてしまいそのまま転落!という危険もあります。

その点を考慮したのか、大山版ドラえもんでは雲の一点に噴射するだけで雲全体を固めることができる「雲かためガス・ワンプッシュタイプ」というひみつ道具も登場しました。これなら安心ですね。

 

で、そんな危険も知らず「(ジャックと豆の木みたいに)大男の城があったりして!」などとのん気なことを言いながら雲の周りを散策するのび太君たち。

しかし瓢箪から駒。しばらく歩いていたところ、なんと目の前に本当に絵本で見たような大男の城が現れてしまいました。

これは本当に大男の城なのか? 気になったのび太ドラえもんは視界の悪い中、大男の城の近くへと近づいていきます。

大男の城の近くまで行ってみたところ・・・なんと大男が使っていたと思われるお茶碗を発見!

さらにそのお茶碗の周辺には大男が使っていたと思われる割り箸が落ちているのも確認されました。

これで半信半疑だった大男の存在が限りなくクロに。

 

しかし、常識的に考えてこの現実社会しかも雲の上に、大男なんて住んでいるわけがありません。

大男の存在にパニックになるのび太君を落ち着かせるドラえもん

大男なんているわけがない。そうのび太君に語りかけるドラえもんでしたが・・・

 

大男「グエーッ!!!」

 

な、ななんと!ドラえもんのび太君の目の前で大男が姿を現した!!

大男に出くわし、全速力で逃げ出すドラえもん達!

このままドラえもん達は大男に食べられてしまうのか!!???

 

・・・と思いきや、そこにはスネ夫の姿が。(裸にバスタオル一丁で)

どうやらここは大男の城ではなく、単なる山頂のペンション。*1

大男のお茶碗に見えたものは五右衛門風呂の浴槽で、大男の割り箸に見えたものは本当にそこらへんに落ちていた角材

視界の悪い中、偶然ライトアップされた五右衛門風呂に入ろうとしたスネ夫の影をのび太君達が大男だと勘違いしてしまった・・・というわけ。

そしてスネ夫君サイドも、自分以外誰も泊まっていないはずのペンションのび太達が来るなんて想像もしていないので、同様にパニックになっているというわけです。

 

しかし、

何故、風呂が屋外にあるのか?

何故、風呂が五右衛門風呂なのか?

何故、風呂をライトアップしているのか?

 

スネ夫を大男に見せる」という展開を成立させたいがために、けっこう無理な設定になっているような気もしますがここは一旦置いておきましょう。

とりあえず言えることはスネ夫の家族は別荘を選ぶセンスが相変わらず悪いという事のみです。

 

さらにスネ夫君も入浴中にお湯を手でぶっかけてみたところ、それが大男の様子を偵察にやってきたドラえもんの顔に命中!

突然お湯をぶっかけられてビックリしたドラえもんの悲鳴でスネ夫君もフルチンのままペンションに逃げ込むという混乱の極み!

ドラえもん側もぶっかけられたお湯を「大男のよだれだ!」と判断してパニックになっています。

 

その後も、スネ夫のママがペンションの部屋のテレビの配置換えをしようとしてうっかり転倒。

その時に偶然テレビを窓側に向けてしまった際に、偶然流れていた目薬のCM「目だけがアップになっているシーン」偶然目撃してしまったドラえもん「大男の目玉だ!」と大騒ぎするという展開もあったりしました。

自分でも書いていてよくわからない状況ですが、本当にアニメでやってた事を文章にしているだけなので仕方がありません。

 

しかし、これらの騒動で完全に大男の存在を信じ込んでしまったドラえもん達。

先ほどの「大男の目玉」を目撃して逃げ帰っている最中に、これまた偶然にも五右衛門風呂に入浴中のスネ夫を発見します。

普通に見れば「五右衛門風呂に入浴中のスネ夫」にしか見えないわけですが、

この時のドラえもん達にはスネ夫が大男の手によって釜茹でにされている」という状況にしか見えなくなっていました。

 

大男に食べられそうになっているスネ夫を助けなくては!

ドラえもん達は空気砲で五右衛門風呂を破壊すると、入浴中のスネ夫救出。

そのままバスタオル一丁のスネ夫を担ぎ上げると、異変に気づいて様子を見に来たスネ夫のママまで大男と勘違いして空気砲で退治。

そしてタケコプターでようやく大男の城から逃げ出せた・・・と思った矢先に霧が晴れ、山の上のペンションが出現。

それを見て、ようやくドラえもん達は大男が自分たちの勘違いであったことに気付くのでした。おしまい。

 

山の上のペンションのくだりからどうも展開が雑なように感じてしまった。

少々強引な設定でも、それを強引に押し通すくらいの派手な展開が欲しかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

みせかけモテモテバッジドラえもんプラス3巻収録)

のび太君の知らないハックルベリー・フィンオー・ヘンリーの話題で盛り上がる出木杉くんとしずかちゃん。

のび太君もブルーベリーの話題で話の流れに乗ろうとしますが、全く相手にしてもらえません。

 

しずかちゃんが自分に振り向いてもらえないことに焼きもちを妬くのび太君。

そこで「僕もしずかちゃんの目の前でかわいい女の子にイチャイチャしてもらうことでしずかちゃんに興味を持ってもらう」という作戦を思いつきます。

当然のび太君にそんな女友達はいないので、ドラえもんの力を借りることになります。

さっそくドラえもんこの作戦に協力してもらえる女の子を用意してもらえるようにお願いしてみたところ、

ドラえもんは「しょうがないなぁ・・・」と呟き、目の前で女装を始めました。そうじゃないって!

しかもこのドラえもんの女装、「温泉旅行」の回でのび太のパパから金をせびった仲居の人、もしくは「ロボ子が愛してる」の回のオチの時の女装と酷似しています。

ドラえもんの女装のレパートリーはワンパターンなのか?

 

のび太君の熱いつっこみの後、今度はちゃんと「みせかけモテモテバッジ」を出してくれました。

これは、特定の女性の写真をバッジに記憶させ、その記憶させた女の子が近くに現れるとバッジからモテモテ電波が発射され、周囲の女の子がバッジを着けた人に寄ってくるというひみつ道具

けっこうややこしい道具です。

ドラえもん曰く「モテない男が気やすめに使うみじめな道具」とのことらしいですが、そんな道具を何故ドラえもんは持っているのか?

 

道具の効果を確かめるべく早速バッジをつけてのび太君が街を歩いていると、早くもしずかちゃんが到来。

バッジも反応し始め、まもなく道の向こう側からメガネのかわいい女の子が寄ってきました。

この効果にテレまくりののび太君でしたが、肝心のしずかちゃんの方はどこかへ向かっているようでそのことに全く気付かず。スルーされてしまいました。

 

そんなしずかちゃんの向かっていた先は公園。写生の宿題を行っているらしく、スネ夫と一緒に景色を描いていました。

今度こそしずかちゃんに気を向けさせたいのび太君。写生をするしずかちゃんの元へ向かっていったところ、前から何故か幼稚園児の大群が!

実はこの「みせかけモテモテバッジ」のモテモテ電波には年齢制限が無いらしく、先ほどの幼稚園児の大群も遠足でやって来た子供達が寄って来ただけのようです。

なんて危ない道具だ!

その後も同じような手でしずかちゃんに迫りますが、この「年齢制限なし」というシステムのせいで今度は公園で太極拳の練習をしていたおばあちゃん達を引き寄せてしまったりとなかなかうまくいきません。

こんなことをしている間に、しずかちゃんは違う写生の場所を求めて既にスネ夫の元を離れていました。

 

改めてしずかちゃんの居場所を探すのび太君。

すると、同じく写生の宿題で公園にやって来たクラスの女の子たちと談笑しているしずかちゃんを発見!

これはチャンスとばかりに、みせかけモテモテバッジの効果で先ほどのクラスの女の子たちとモテモテになったのび太君。

知っている女の子達がのび太君の事を好きになったら、流石のしずかちゃんも嫉妬間違いなし。

その証拠にしずかちゃんの表情も曇り始めているのが分かります。

ゆっくりとのび太君の元へ近づくしずかちゃん。

しかものび太君の目の前にまでやって来て顔を赤らめています。これはきたか!?

そして、しずかちゃんが言います。

「ズボンのチャックが開いてるわ」と。

のび太君の社会の窓への注意を終えると恥ずかしそうに走り去っていくしずかちゃん。

ズボンのチャックの開いている男がモテるはずがありません。今回も計画は失敗に終わりました。

 

しかし、まだ諦めないのび太君。

また場所を移して写生をしていたしずかちゃんの前に姿を現します。

女の子が寄ってこないとしずかちゃん嫉妬計画を始めることができないので、特に何もするでもなくニヤニヤと愛想笑いを浮かべるのび太君。

その様子を見て、つい笑みを漏らすしずかちゃん。何かいい感じです。

 

すると、道のかなたからモテモテ電波に引き寄せられた女の子がひとり走ってきました。

のび太君の元に着いても息切れが止まらず。相当遠くから走って来たようです。

みせかけモテモテバッジの効果恐るべし!

早速自分のモテモテぶりを自慢するのび太君でしたが、しずかちゃんは焼きもちどころか特に興味も示さず。

まだ息切れの止まらない彼女に名前を確かめてみたりするのび太君でしたが、そこへ突然ゲンコツが!

のび太君を殴ったのはその彼女(カヨちゃん)の彼氏さん。自分以外の男とイチャイチャしているのが許せなかったようです。

しずかちゃんを嫉妬させるつもりが、彼氏さんの方を嫉妬させてしまいました。

 

とはいえ、発射されたモテモテ電波は急に止まりません。

止まらないのでのび太君はずっとその彼氏さんにボコボコにされ続けます。

困ったドラえもんがしずかちゃんを遠くの方に連れて行くことでモテモテ電波を止めることに成功。カヨちゃんも目が覚めたようです。

これで何とか誤解も解けるか・・・と思ったら、優しいしずかちゃんがのび太君を心配してまた元の場所に戻って来てしまったため、

またしてもカヨちゃんがのび太君に惚れてしまい、怒った彼氏さんにボコボコにされるというコント的展開がスタート。

結局ドラえもんがしずかちゃんをどこでもドアで自宅に強制送還させるまで、のび太君は3回も彼氏さんにボコボコにされていました。

 

彼氏さんにボコボコにされたことでようやく懲りたのび太君。

自分のやって来たことはとても卑怯でみっともない事だったと反省していました。

そんなのび太君のことを心配してやって来たのはしずかちゃん。自らの事を心配してくれるしずかちゃんの優しさに涙を流すのび太君でしたが、

まだみせかけモテモテバッジの効果は切れていなかったので、のび太君の元へママまで寄ってくるという事態が起こりました。流石に自分のお母さん自身にモテるのは勘弁願いたい。

このやり過ぎな効果にドラえもんも呆れたのか、「こんなもの!」と窓の外からみせかけモテモテバッジを投げ捨ててしまいました。

こうして全ては解決。しずかちゃんも家に帰ろうとしていたところ、玄関でばったりとのび太のパパと遭遇。

そしてその胸には先ほど捨てたはずのみせかけモテモテバッジの姿が!!

どうやら窓の外に投げ捨てたものをパパが拾っちゃったようです。

 

しずかちゃんと出会った事でモテモテ光線も発射された結果、ご近所中の女性がのび太のパパの元に詰めかけてくる事態が発生!

顔中にキスマークをつけられるすさまじい状況となってしまいました。

そして、その様子を見てしまったのび太のママの目も思わず点に。これは離婚問題に発展するか?

いや、モテモテ電波は無制限のはずなのでもしかしたらママもパパと一緒にイチャイチャの仲間入りを果たすのかもしれません。

 

でも、とにかく言えるのは今すぐこの場からしずかちゃんを離さないとさらにどえらい事になるという事。

「早く早く!たいへんな騒ぎになるぞ!」急いでしずかちゃんを家から離そうとするドラえもんの姿でこのお話は締めとなりました。

 

うーん、やっぱりこの頃のしずかちゃんにはまだ恋愛感情みたいなものは産まれていないんでしょうなあ。

のび太君にしろ、出木杉君にしろ、みんなを現時点ではいいお友達としか思っておらず、

恋愛感情が産まれていなければ、しずかちゃんに嫉妬も焼きもちも生まれるはずがないということか。

何か今回のお話を見てそう思いました。

 

 

☆次回予告☆

次回4月29日の放送は「空飛ぶうす手のじゅうたん」「うわさをサキ鳥」の2本をお届け。

さらに昨年から募集していた「ウンタカダンスコンテスト」の応募作品がいくつか放送されるとのこと。 投稿募集ばかりしてウンタカダンス投稿動画がちっとも本編で流れなかったので、全く投稿が無かったのかと思ってた

 

先週から「びっくりラッキーマンボ」の答え合わせのコーナーで登場キャラ達が次回の内容を言うようになったのですが、

答え合わせのコーナーのすぐ後に次回予告が流れるので「二度手間なのでは?」と思ってしまいます。

 

ジャックと豆の木 (世界傑作絵本シリーズ)

ジャックと豆の木 (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

*1:原作の「ジャック豆」の回でも「大男の城かと思ったら山の上のホテルだった」というオチだったりします。今話の脚本もこの話を膨らませたものだと想像します。