My First BIGドラえもん「さわやか感動!!」編
出版社:小学館
発行日:2002年3月8日
定価:286円(税抜)
全194頁
■収録内容■
ココロコロン(てんとう虫コミックス20巻)
おばあちゃんのおもいで(4巻)
ドロン葉(16巻)
タンポポ空を行く(18巻)
ジーンと感動する話(9巻)
さようなら、ドラえもん(6巻)
帰ってきたドラえもん(7巻)
精霊よびだしうでわ(21巻)
恋するドラえもん(27巻)
神様ロボットに愛の手を!(28巻)
のび太の0点脱出作戦(37巻)
ションボリ、ドラえもん(24巻)
ドラえもんに休日を!!(35巻)
のび太の恐竜(10巻)
My First BIGドラえもん第3弾は、「感動」に関するお話が14作品掲載。
前回や前々回と同じく、この本も過去2回のアンコール発売が行われています。
左から初版(2002年2月発売)、第2版(2002年12月発売)、第3版(2006年3月発売)
内容の方も「さわやか感動!!」編と銘打っているだけあって、感動回をこれでもかと収録したぐうの音も出ないほど充実したラインナップ。
表紙では「『おばあちゃんのおもいで』『のび太の恐竜』の感動2大名作収録」をこの本の売りとしていますが、
この本の中に、同じく名作である「さようなら、ドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」が連続で掲載されているというのもなかなか贅沢な気もします。
他にも「ココロコロン」「ドロン葉」「タンポポ空を行く」など、この本の脇を固める作品も名作揃い!
そして「感動編だからこれも入れよう」と理由なのか、何故か「ジーンと感動する話」も掲載されています。
確かにこのお話に出てくる「ジーンマイク」はどんな相手でも感動させられるって道具だけど、オチにおならが関わってくる回をこの並びで収録するのはいかがなものか?
でも、この話も面白いからなぁ・・・。
以下補足情報。
巻中コラム「全巻読み尽くしのススメ」第3章のテーマは「『のび太の恐竜』に原作者の熱意と魂を見る!!」
今回は少年サンデー増刊号収録版「のび太の恐竜」とてんとう虫コミックス収録版「のび太の恐竜」を徹底比較し、
「のび太の恐竜」ならびにドラえもん単行本での多くの加筆修正から、藤子F先生の作品創作に対する熱意を読み取っていくという内容になっています。
この少年サンデー増刊号で加筆された「のび太の恐竜」が単行本でさらに加筆され、そして「大長編ドラえもん」としてさらに大規模なストーリー加筆が加えられると思うと、いかに先生が「のび太の恐竜」にこだわりを見せていたのかがわかります。
さらにそのコロコロ掲載版の単行本ではさらにさらに加筆修正が行われていたわけですからね。本当に脱帽ものです。
表紙裏に「ぼくの生まれた日」監督・渡辺歩氏のインタビューが。
渡辺監督の誕生日がドラえもんと一緒なのは知ってたけど、渡辺監督の名前の由来が将棋の「歩」から来ている事は知らなかったなあ。
いくつかのネットショップで「ドラえもん「さわやか感動!!」編 」で検索をすると、2003年2月に「付録付き」の「さわやか感動!!」編 が発売されていたことがわかりました。
オムニ7 - セブンネットショッピング|ドラえもん さわやか感動!!編 付録付
ドラえもん さわやか感動!!編 付録付 / 藤子・F・不二雄 - 紀伊國屋書店ウェブストア
ドラえもん さわやか感動!!編 付録付/藤子・F・不二雄 本・コミック : オンライン書店e-hon
この付録に関して全く記憶が無く、付録つきの書影がなかったのでどういう付録がついていたのかがさっぱりわかりません。
この付録が何なのかについてご存知の方がいらっしゃいましたら、このブログまで教えてください。よろしくお願いします。
(4/24追記)
その後、twitter上にて「2003年ののび太のふしぎ風使い公開時に『ドラケシ』が特典としてついてきた」との情報を頂きました。情報提供ありがとうございます。
そして部屋の中をよーく探してみたところ、部屋のすみっこでそれらしきものを発掘しました。これか!
表紙に書いてある値段が通常版と違う!
確かに2003年の「ふしぎ風使い」公開に合わせて、これらのドラケシ付き特装版が発売されていたようです。
やっぱりこういう所有物はブログやExsel等で自分が持っているものをリスト化しておかないと駄目ですね。
背表紙にもドラ消し版(画像一番右)では違いが。
中身にも何か書いてある内容の違いがあったりするんでしょうかね(未開封のものを開ける勇気が湧かないので中身確認できない)
そもそもこういう表紙も背表紙もちょっと違う特装版を出したのなら、その後に発売された2006年度版(画像右から2番目)の奥付は「第4版」にするべきなんじゃないでしょうかニィ。
出版関係の問題とかよくわからないけど、そこらへんってどうなってるのかね?(疑問を丸投げして追記終わり)