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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

【ドラえもん本レビューその29】スーパー・メカノサイエンス ドラえもん道具カタログ

スーパー・メカノサイエンス ドラえもん道具カタログ

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出版社:中央公論社

発行日:昭和61年1月31日

定価:580円

全107頁

 

 

藤子不二雄ランドの別冊として発売された一冊。

ひみつ道具を紹介する本」というのはこれまでにも多く出版されていますが、

この本は「未来デパートの道具カタログ」という珍しい趣向で書かれていて、

藤子不二雄先生監修のもと、さまざまなひみつ道具があたかも本当の商品かのように詳しく説明されています。

これにより同じひみつ道具説明本でも、「ドラえもん大百科」等の本と一線を画す「大人向けなひみつ道具の本」という新たなジャンルの開拓に成功しています。

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この本読むまで「わすれ鳥」の事をずっと「わすれどり」って読んでた

 

 

さらにこの本の独自性を表しているのが、それぞれのひみつ道具に価格がついていること。

これにより、先ほど画像に上げた「わすれ鳥」は2万5000円で買えることや、

ドラミちゃんがお値段100万円、ドラえもんがたった20万円で買えてしまうことが明らかになっています。 

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ちなみにこの本では同じロボットでも、

ロボ子が150万円、しごきロボットが60万円、チューケンパーが25万円という価格設定。

ドラえもん、犬のロボットより安かったのか・・・。

 

 

他にもタケコプター1万5000円タイムマシン120万円空気砲4万2000円・・・などなど、普段僕たちが知ることの出来ないひみつ道具のお値段が満載。

この本を読みながら、自分の欲しいひみつ道具の設定価格を安いか高いか考えてみたり、

自分の給料と相談して「自分ならどのひみつ道具を買うか?」という妄想をしてみたりするとけっこう楽しいです。

 

で、何故今日この本を紹介したのかというと、

今年のエイプリルフールの日に藤子・F・不二雄ミュージアムの公式アカウントがこんな事をつぶやいたからです。

 

一見、知らない人から見れば、単なるエイプリルフールの冗談ツイートに見えますが、

このツイートの何が凄いかって、画像のどこでもドアの64万円という価格、そして説明文のすべてこの本の文章を参考にしているということなのです。

 

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実はこの本、アマゾンでも最低3659円*1(2016年4月4日現在)というくらいにプレミア価格のついている本でして、なかなか手に入らない本なんです。

そんな資料本の情報をキチンと掌握、さらにエイプリルフールのネタとして使うという藤子・F・不二雄ミュージアムの知識とユーモアの深さに驚いた次第、というわけです。

わかる人にはわかるジョークだ!

 

もしかしたら、藤子・F・不二雄ミュージアムのどこかに研究室みたいな場所があって、これまでに出版されたドラえもん関連の本が本棚にズラッと置いてある部屋があるのかもしれませんね。

本当にあったら行ってみたいなあ。

 

 

 

 

 

【おまけ】わかる人にはわかる、ひみつ道具図解イラストの豪華な執筆陣!

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ドラえもん道具カタログ (中公コミックス F.F.ランドスペシャル)
 
UDF どこでもドア(ノンスケール PVC製塗装済み完成品)

UDF どこでもドア(ノンスケール PVC製塗装済み完成品)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:この本でいえば「トレーサーバッジ」(3600円)とほぼ同価格