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原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

3月27日は「オバケのQ太郎」のドロンパの誕生日です。ドロンパ誕生日おめでとう!

 

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てんコミオバQ第9巻「ドロンパのたんじょう日」より

 

 

3月27日は「オバケのQ太郎」のドロンパの誕生日です。ドロンパ、お誕生日おめでとう!

 

長らく絶版状態であった「オバケのQ太郎」でしたが、昨年の2015年に小学館から新装刊として復刊。

さらには電子書籍版も同時発売と、これまで今の子供たちが手にすることの出来なかった「オバケのQ太郎」がグーンと身近な存在となりました。

そんなオバQのニヒルな名キャラクターの誕生日を祝わないわけにはいきません。

ドロンパ、誕生日おめでとう! 

ただ、2月28日のQ太郎の誕生日本気で忘れていました。ごめんねQちゃん。

 

 

というわけで、僕も毎月発売される新装版「オバケのQ太郎」を楽しみに読んでいるわけですが、

楽しみに、楽しみに読み進めているうちに、作中でドロンパの胸の星がかなり雑に描かれている時があるということに気付きました。

 

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左・てんコミオバQ第6巻「アメリカオバケ」より

中央/左・てんコミオバQ第8巻「ひとこえ千円なり」より

 

 一応このドロンパの星は、なくなってしまうと途端に能なしオバケになってしまうくらいに彼にとって大事な星なのですが*1、何度見ても汚い。

 

なんでこんなに星が汚いのかを考えたのですが、多分この頃の藤本先生はドロンパを描く際にまず星なしのドロンパを最初に描き

そして原稿の完成間際に一気にドロンパの体に星を描き加えていくスタイルだったのでは?と推測しております。

ひとつのドロンパを描く際にいちいち星を描くのは面倒だと感じた若かりし頃の藤子先生が、若さを生かして豪快に雑な星を描いていったのでしょう。若気の至りってやつですな。(あくまで想像)

 

 

上の3点以外にもドロンパの星が汚くなっている場面はけっこうあるので、それ目当てに探しながら読んでみるのもけっこう面白いです。

 

 

さらに、ドロンパが登場したてでまだデザインが固まっていなかった頃はドロンパのキャラクター造形自体も雑な描かれ方だったりします。

 

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左/右・てんコミオバQ第6巻「アメリカオバケ」より

中央・てんコミオバQ第6巻「ひとりぼっちのドロンパ」より

 

ほんと、この頃は「デビューしたての初々しい頃のドロンパという感じですね。

Qちゃんだってデビューしたての頃は髪の毛ボーボーだったんだから、ドロンパだって何も恥じることなどありません。

 

 

 

そして年月は流れて「新オバケのQ太郎でのドロンパキャラクター造形もバッチリ、胸の星もキッチリ描かれるようになりました。

 

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左・藤子F不二雄大全集 新オバケのQ太郎第2巻「U子のプレゼント」より

中央・藤子F不二雄大全集 新オバケのQ太郎第2巻「U子さんにプレゼントを」より

右・藤子F不二雄大全集 新オバケのQ太郎第2巻「年始まわりは大変だ」より

 

藤子F不二雄先生も漫画家としていろいろと経験を積み、ドロンパの星マークを描くのに手抜きをせず作画に丹精を込めるようになったようです。(あくまで想像。そしてものすごく失礼)

 

そして「オバケのQ太郎」ではニヒルでヒールなキャラだったドロンパも、「新オバケのQ太郎」であのにくめない態度は残しつつ、

時にはお話のまとめ役、時には暴走するQちゃんやO次郎に巻き込まれる苦労人役と万能なオバケに成長。

Qちゃんがオバケの世界に戻っていた数年の間に、キャラクター作画が安定するとともにすっかり人間界に馴染んだのでしょうね。いや、よかったよかった!

 

 

とりあえずちょっと思っていた事を書いてみました。うまくまとまってなかったらすみません。

いや、自分で書いておいてアレですがまさかドロンパのキャラクター作画目線で「オバケのQ太郎」を語る日が来るとは思いませんでした。

こんな事を書けるのも全ては「オバケのQ太郎」が復刊したおかげ。いま一度小学館さんにありがとうと言いたいです。

そしてドロンパ誕生日おめでとう!

 

 

オバケのQ太郎 ドロンパ VCD 藤子・F・不二雄ミュージアム限定

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*1:てんコミオバQ第6巻「星をさがせ」