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【漫画感想】少年エース10月号のケロロ軍曹の感想とか目次コメントの話とか

 

少年エース10月号掲載ケロロ軍曹の感想です。

次号の発売日までには間に合ってるのでセーフ。

 

 

 

 

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ケロロ軍曹 第276話 「ドロロと小雪・・・の巻」

 

今月はドロロ兵長小雪の回。

ヒドイ夏バテになってしまった軍曹を救うために、2人が富士山まで湧き水を汲みに行くお話だ!

 

 

 

静岡までの移動手段も新幹線やタクシーを使わず、ニンジャらしく「速駆け」で向かう。

 

以前、ドラえもんの石像見たさに静岡までマイカーで行ったことがあるのですが、

その時は高速道路を使っても片道4時間くらいかかった覚えがあります。

 

車移動でも、最後のほうは腰がべらぼうに痛くなってしまったほどの移動距離なのに、

小雪ちゃんは道行く人とコミュニケーションを交わしたりと、まったく疲れを見せていない様子だった。

ニンジャってすごい。

 

 

 

富士の雪解け水を飲みながら、

「私がおばあちゃんになっても、また一緒に飲みにこようね ドロロ♪」と約束を交わす小雪

 

あ、これはあれですね。

最終回のエピローグで「おばあちゃんになった小雪とドロロが富士山にやってきた図」が1コマだけ描かれたら、ほんとうに感極まっちゃうやつですね。

 

もしかしたら本当に描かれるかもしれないので、ちょっと記憶に留めておきましょう。

 

 

 

あと、ドロロ兵長のようなケロン人がどれくらい生きるのかが気になる。

 

ウルトラマン等によって「宇宙人=めっちゃ長生き」のイメージがなんとなくあるけど、

ケロン人はそれなりに年を取るっぽいし、不死ってわけでもなさそうだ。

 

一応、いろいろと考察はされているようですが、本編の中で「ケロン人の寿命」についてはまだハッキリと言及されてはいないようです。

ここらへんの設定も、最終回付近で明らかになったりするのだろうか?

 

 

 

そして今月の吉崎先生コメント。

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ケロロ展についての感謝を述べています。

 

 

 

 

次号の少年エース11月号は9月26日(水曜日)発売です。お楽しみに。

 

少年エース 2018年10月号

少年エース 2018年10月号

 

 

今週の漫画アクション「ルーザーズ」に載っていた、「極限まで無駄を削ぎ落としたオバケのQ太郎」をご覧ください。

 

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これだけでも、描かれてるのがQちゃんってわかるからすごい。

 

 

 

 

【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第10話「異界王女」

 

少年シリウス10月号掲載怪物王女ナイトメア」第10話の感想です。

また、今月も遅くなってしまいました・・・。

 

月刊少年シリウス 2018年 10 月号 [雑誌]

月刊少年シリウス 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

 

 【これまでの感想】

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第1話「回帰王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第2話「宿仮王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第3話「人形王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第4話「捕食王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第5話「休眠王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第6話「冬来王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第7話「不詳王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第8話「叙述王女」

 ・【漫画感想】怪物王女ナイトメア 第9話「鮫肌王女」

 

 

 

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今月の「怪物王女ナイトメア」は単行本2巻発売記念センターカラーと実におめでたい感じになっていましたが、

当の姫様たちは、人間たちが凶暴な怪物と化した恐ろしい世界に迷い込んでいました。

いやー、実におめでたくないですねえ。

 

 

どうやら避暑地の別荘に来た際に、姫様たちはこの奇妙な現象に巻き込まれたようですが、

なんかこの漫画は、別荘に行くたびに毎回やっかいなことが起きている気がするぞ。

 

怪物の王族たるもの、行く先々でその土地の悪いナニカをひきつけてしまう体質でも持っているのだろうか?

 

たまには、みんなで別荘に行ったけどとくに何も起きずに終わる回があってもいいと思う。

 

いつものメンバーがゆったりとオフを満喫する、

ものすごくユルい内容の回になりそうだけど、新シリーズ始まったんだから1回くらいそういう回があっても・・・ダメですかね?

 

 

 

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そんな中、姫様は謎の世界で体調不良になっていたところを、飯干保(いいぼし・たもつ)の手によって助けられていた。

 

 

彼は今回のパニックが起こる前から世界終末に対して相当な危機感を持っていたようで、

核攻撃も視野に入れた自前の地下シェルターまで作っていたどころか、市販のブルドーザーを改造した手作り装甲車まで準備していた。

 

あの手作り装甲車はやっぱりキルドーザー事件から思いついたやつなんでしょうかね。

どちらにせよ、これらの装備が役立つほどの災害はあんまりなさそうだ。

 

 

当然、近所の人たちからは笑い者にされていたそうですが、

結果としてこのシェルターがあったおかげで彼は助かったわけだから、本当に未来というのは分からない。

 

ドラえもん」で世界沈没の未来を知ったのび太くんとドラえもんが、

ジャイアンたちに笑われる中、必死でノアの方舟をつくっていた回を髣髴とさせるエピソードである。

 

 

今回の奇妙な現象の原因は「他国からの電磁波テロ攻撃」だと、アブなげな推論を語る飯干。

 

さらに、姫様の別荘があった場所である本霧高原から逃げ出すための道もなぜか消失しているらしく、

その場所だけが孤立したような状態になっているらしい。

 

高原の外側も何もなく、「キケンなので今はシェルターに籠っているのが安全」というのが飯干の主張である。

 

 

 

若い男女が地下シェルターの中で2人きり。

「男女同士、密室、地下シェルター、何も起きないはずがなく・・・。」と、このままエロ展開に突入しても不思議ではない雰囲気でしたが、

 

クレバーな姫様は、飯干が枕の下に隠していた護身用のスタンガンで彼を気絶させ、あっさりと脱出しました。

 

 

今はそんなこと考えもしてないかもしれませんが、

長いシェルター暮らしで錯乱した飯干が「子孫を残そう!」と言ってズボンを脱ぎだす可能性も充分にありえたので、

早めの脱出はまあ間違いではないかと。

 

 

 

シェルターから脱出し、ヒロたちと合流した姫様。

そして、異形のモンスター軍団を率いた謎の大名行列が目の前にあらわれた!

 

あらゆる怪物の頂点に立つ王族のひとりである姫様ですら、この光景には「・・・何だ あれは」と言葉を失っていた。

 

 

これまでは「王国の一部がこちらの世界と同じ世界に重なってしまった事から起きたもの」だと推測を立てていた姫様でしたが、

 

前述の異形たちを目の当たりにし、「あのような者どもを一度も見た事がない」とさすがに動揺を見せていた。

 

 

そして姫様は、

 「この地域は全く識らない未知の異世界に取り込まれてしまったらしい」

 「出口のない異世界に」

と、実に恐ろしいことを語ったところで、今回のお話は締められた。

 

 

 

最近は、主人公がいきなり異世界に行っちゃう的な作品もだいぶポピュラーになってきましたが、

今回の終わり方は、まるで光永先生が「本当の異世界とはこういうことなんだぞ」と言いたがっているような印象をうけました。

 

ガチの異世界には、かわいい駄女神様も、便利なスマートフォンも存在しない!

 

 

 

姫様の体調が悪いところとか、「電磁波攻撃」などといった気になるワードなど、

いろいろと気になる点を残しつつ、このお話は次回へと続きます。

 

 

個人的には、今回のお話が、

単行本巻末でおなじみのケルベロッテちゃんが地獄に道連れにした時の人間側の視点から見たお話だと思うと、しっくりくる。

 

地獄みたいなところに来ちゃったと思ったら、本当の地獄だった・・・というオチだったりして。

 

 

 

 

そんなわけで、次号の少年シリウス9月26日(水曜日)発売です。

お楽しみに。

 

怪物王女ナイトメア(1) (シリウスKC)

怪物王女ナイトメア(1) (シリウスKC)

 
怪物王女ナイトメア(2) (シリウスKC)

怪物王女ナイトメア(2) (シリウスKC)

 

 

コロコロアニキで『ドラべース ドラえもん超野球外伝』が大復活!今度の舞台は巌流島だ!

 

 

というわけで、

9月15日(土曜日)発売の「コロコロアニキ2018秋号」にて、ドラベースが大復活しました。

 

 

ちょっと前に書いた「野球の星メットマン」最終回感想記事で、

コロコロアニキドラベースの新作を描くんじゃないか?」と予想めいたことを書いていましたが、

思っていた以上に早めの復活となりました。

 

むしろ、この今回の復活を事前に知ってたからこんなこと書いたんじゃないかと思われそうで何か嫌だなあ。(自意識過剰)

 

 

 

 

そんな今回の復活読み切りでは、

「2018プレミアム特別編」と銘打ち、永遠のライバルであるクロえもんとシロえもんの野球対決が描かれていく!

 

 

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決戦の舞台はもちろん、巌流島だ!

シロえもんが佐々木小次郎、クロえもんが宮本武蔵に扮し、熱闘を繰り広げるぞ!

 

 

 

まあ、ライバル対決だから「巌流島で戦う」っていうのはなんとなくワカるけど、

それを今回の野球対決に絡める必要があったのかについては、最後までよくわからないままだった。

 

せっかくの復活読み切りなのに、

エモルやポコえもんといった人気キャラたちが、みんな時代劇のコスプレをしているというのは、かなりシュールな光景である。

 

 

 

 

しかし、そんな些細な違和感を吹き飛ばすほどの熱い野球描写が、今回の読み切りには確実に存在していました。

絶対に負けたくない者同士の、死力を尽くした攻防・・・。

 

 

 

 

思えば、ドラベース自体も登場人物のほとんどがロボットであるにも関わらず、

何故か人間ばりの野球特訓をし始めたり、試合中に鼻血を出すヤツがいたり、ロボットなのに肩を壊すヤツがいたりと、

冷静に読み返すと、けっこうツッコミどころの多い作品であった。

 

 

ここで普通の漫画だったら、

上に挙げた「ロボットが鼻血を出す」等の違和感を笑いのネタにされて終わるだけだと思いますが、

ドラベース」はそんな違和感に気づかせてくれないほどに、「ひとつの素晴らしい野球漫画」として読者を夢中にさせた作品なのです。

 

自分もこの漫画は、ドラえもん抜きにしても本当に面白い野球漫画だと思っています。

 

 

 

今回の読み切りでも、

「クロえもん達、あの足でどうやってワラジ履いてるんだろう?」といった違和感を吹き飛ばすほどの熱き戦いが見られたので、

実に素晴らしい内容だったんじゃないかと。

 

 

 

そして終盤で、

今回のお話が「カブト虫杯決勝での出来事」であることがわかるのですが、

確か荒川ホワイターズって、あの大会では一回戦でエモルに負けていたはずじゃなかったか?

 

でも、シロえもんが一回戦で負けたあの大会は「かぶと虫杯」なので、微妙に名前が違っている。

 

 

もしかしたら、今回のお話はすべてパラレルワールドで起きたお話だったりするのかも。

もしくは本編に描かれてないだけで、コッソリみんなでそういう草野球大会をやっていたという説も浮かぶぞ。

 

 

自分も最近ドラベースを読み返していないため、記憶違いも充分にあると思うので、

そこらへんについては、ドラベースガチ勢の意見を待ちたいと思います。

 

 

 

まあ、そんな感じです。

 

 

 

 

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そしてこの復活読み切りのほかに、

もうひとつの「ドラベース特別編」が載っていたりもするので、みんなもコロコロアニキを買いましょう。

 

 

 

今号のコロコロアニキは「ドラベース」の他にも、

ハットリくんパズドラシリアルコードがついていたり、巻末のアンケートまんががまいっちんぐなあの人だったりと、

 

藤子不二雄要素もたっぷりな一冊になっていたので、じつに嬉しいぞ!

 

 

 

 

といったところで、今日はここまで。以上!